フットサル実戦講座特別版
 
オスカー・マジキナの
ブラジル流
フットサル戦術

原稿協力:豊嶋文生
チームのレベルアップにつながる
守備編3戦術、攻撃的守備編3戦術、
攻撃編2戦術掲載!

取り入れたさまざまな戦術を練習し、試合で応用することで
チームにフィットしたものとしてより洗練されたものになっていく


 本誌『フットサルダイジェストクラブ』で おなじみの、フットサル実戦講座「オスカー ・マジキナのブラジル流フットサル戦術」。 今回はそれの特別版です。項目別に、守備編 3戦術、攻撃的守備編3戦術、攻撃編2戦術 の合計8戦術を掲載しています。
 フットサル・プレーヤーであれば経験した ことがあると思いますが、例えばある攻撃戦 術を実行しようと考えた時、練習したことが そのまま行なえることはまれです。相手の守 備体形は、戦術練習で想定したものと異なっ ているとがほとんどです。もちろん、味方プ レーヤーの位置も微妙に異なっています。つ まり何が大事になってくるかといいますと、 練習した戦術をいかに実戦で状況に応じて使 えるかということです。試合中に自由自在に 応用できるかどうかが、チーム間のレベル差 につながり、結果として勝敗に現れてくると いえるでしょう。
 ですから、ここで紹介する守備編3戦術、 攻撃的守備編3戦術、攻撃編2戦術はあくま で基本形と考えてください。ここから、どう やれば自分たちのチームに合った戦術に変化 させるか、あるいは試合中に生かせるかを考 えてください。そしてその一番良い方法が、 試合で試みるということです。逆説的ないい 方になりますが、試合が最高の練習です。
 新たな戦術を、練習の繰り返しによってチ ーム全員に浸透させる。そして、試合でそれ を試みる。そしてまた、試合で試みたことに よって出現した課題点を練習で解決する。そ の反復によって、チームはさまざまな状況に 応じて戦術を“応用”できるようになるので す。そこで初めて、チーム、あるいはプレー ヤー個々のレベルがこれまでよりアップした といえるのです。
 そうなるための実用ツールとしてここに掲 載した守備編3戦術、攻撃的守備編3戦術、 攻撃編2戦術を利用してください。“練習→試合で試みる→課題点をクリアする練習”。 掲載した8戦術をこの繰り返しによって身に つけることで、必ずやレベルアップが図られ ていることでしょう。
 なお、掲載した戦術の中には、本誌『フッ トサルダイジェストクラブ』にて以前掲載し たものも含まれています。これは、本誌掲載 時に語り尽くせなかったことを加筆して、改めて掲載したためです。

オスカー・マジキナ
OSCAR Mazikina Yukishige



FIREFOX FUTSAL CLUB 監督
ブラジル・サンパウロ出身
87年「S.C.コリンチャンス・パウリスタ」とプロ契約。翌年「ポルトゲーザFC」に移  籍。その後再び「S.C.コリンチャンス・パ  ウリスタ」に移籍し活躍する。90年、ブラ  ジル・フットサル・チームのメンバーとし  て来日。ブラジルに帰国後、再来日し現在  にいたっている。


〔図の見方〕
■ュ」」」」ッボールの動き。線上にある数 字はボールの動く順序を示しています。
■――――――選手の動き。線上にある数字 は選手の動く順序を示しています。
■味方選手
 ●=GOLEIRO(ゴーレイロ)
   ゴールキーパーのことです。
 ●AE=ALA ESQUERDO(アラ・エスケルド)
   左サイドのプレーヤーを指します。
   ALAとはサイド(側)”の意味です。またESQUERDOとは“左側”の意味です。
 ●AD=ALA DIREITO(アラ・ジレイト)
   右サイドのプレーヤーを指します。DIREITO とは日本語で“右側”の意味です。
 ●=BEQUE (ベッキ)
   センターバックに(位置する)ポジションをとるプレーヤーを指します。
   “強固なカジ取り役”というふうに理解してください。
 ●=PIVO(ピボ)
   トップに位置するプレーヤーを指します 。
   “尖端(せんたん)を開く、突破する”という意味です。
■相手選手
 ●1(GK)
 

守備編1 守備編2 守備編3
攻撃的守備編1 攻撃的守備編2 攻撃的守備編3
攻撃編1 攻撃編2 〔図の見方〕
 
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