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〔図−12〕
最初、1がボールをキープした時点でP、 AD、AEはトライアングルを形成して、ピッチ 中央のスペースを閉めておきます。ご存じの
ように4秒ルールがあります。最初の1〜2 秒間をトライアングルによってピッチ中央を 閉めることで、1がパスできるオプションは
限定されたものとなります。
この後、1からボールが出る前にPは2に 対してプレッシャーをかけます。またADが4 に対して、AEが3に対してマークをしに行き
ます。マンツーマンマークを仕掛けるのです 。もちろんBは5のマークを外してはいけま せん。そうすると、1はこのマンツーマンマ
ークによって、極端にパスのオプションが狭 まることになります。
マンツーマンマークをする位置は、なるべ く相手陣内の高い位置(相手ゴール近く)で 行なうようにします。これの意図は、もちろ
ん1のパスのオプションを極端に狭めること にあるのですが、この他に、1と5の間に自 由に動ける相手プレーヤーを排除することに
あります。「図−13」で説明しますが、最終 的には1は5へパスをするだけ、という状況 に持っていって、ボールを奪うことを意図し
ているのです。
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〔図−13〕
この図の状態では、1は5にパスをするし かありません。しかし、1と5の距離が離れ
ているだけに、そのパスは不正確にならざる を得ないでしょう。ここでGとBの役割が重 要になってきます。
Bは5をマークする場合、5の前にポジシ ョンを取って、1からのボールをインターセ プトする態勢を取ります。この時、Gは5の
後方にポジションを取ります。この場合も、 Bと連携して5の動きをできるだけ制約をか けるようにします。
また、Bは背中に5を背負うようになって いるので、マークが外れないようにGがBに 対して声で指示出しをすると、連携プレーは
より効果的でしょう。加えて、ボールを持っ ている相手選手に対しては、可能な限りプレ ッシャーをかけて前を向かせないようにしな
ければいけません。
P、AE、ADも2、3、4に対するマークは 厳しくします。図を見てもわかるように、ピ ッチ中央(センターライン付近)はガラ空き
の状態です。ここに例えば3が突破してくる と、一気に状況は変化してしまいます。
それぞれが厳しいプレッシャーをかけて、 マークを外されないようにします。
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