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〔図−9〕
P、AD、AEはトライアングルを形成して、
相手の守備にあたります。
1から2にボールがわたされます。この時 Pは2のマークに行きます。Pが2にかける プレッシャーは厳しいものではなく、2がド
リブルで前線に上がることを防ぐような、や やゆるいマークのしかたをします。
Pが2に移動することで、トライアングル が崩れれば、相手に付け入るスキを与えてし まいます。そのためにも、3人が声を掛け合
いトライアングルが乱れることを防がなけれ ばいけません。
Bは5のマークをしています。2にボール がわたった時点で、5の前のボールサイドに 移動します。これによって、2は5にボール
を出せなくなります。例え2が図にあるスペ ースにボールを出したとしても、Bがそのボ ールをインターセプトする可能性が高いでし
ょう。
Bは5の動きを牽制しつつ、インターセプ トを狙うという姿勢に徹します。 このトライアングルとBの連携がしっかり
できると、2のパスコースが4だけに限られ てきます。ここがこの戦術の初期段階での狙 いです。
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〔図−10〕
2はドリブルで上がり、前線にパスをした いところです。しかし、Pのプレッシャー、
トライアングルの存在、Bの5へのマークな どでそれが不可能となりできません。止むな く4のサイドに移動しながら、4へボールを
パスします。
2は状況打開(Pのマークを外す、4が前 線にパスできるようにスペースを作るなど) を図るために、Pに対して“ガット”(上記
文中で説明しています)をするようになるで しょう。Pは2の“ガット”に対してもプレ ッシャーをかけ続けます。
図では2が4とポジションを入れ替える動 きを表現しています。このようなことは試合 中によく起こることですが、こんな時は、AE
が2を担当し、Pが4を担当するようにしま す。トライアングルの、味方選手同士の位置 関係を入れ替えたりしないで、そのままにす
るためです。
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〔図−11〕
トライアングルを形成する場合の、Pの動 きに関してです。
Pはボールの動きに対して、平行に動くこ とが重要です。もしも、ボールを取りにいっ たり戻ったりして前後に動いてしまうと、ト
ライアングルの角度が鈍角すぎたり、鋭角す ぎたりしてしまってバランスが保てなくなっ てしまいます。
このバランスが崩れることは、絶対に避け なければいけません。相手チームにとって、 トライアングルが広がったり、狭まったりす
ることでパスコースが開けたり、ドリブルで 上がることができる可能性がでてきます。相 手チームのオプションが多くなるということ
です。
残り時間は十分にあるとしても、相手が1 点リードしているのです。ここできず口を大 きくすることはありません。積極的守備とは
いっても点を取られては何にもなりません。
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