|
〔図−20〕
ゴールクリアランスとなって、Gがボール をキープしています。
GはBに対してアンダースローでボールを 投げます。Bはピッチ中心に向かってドリブ ルをし、相手の動き、フォーメーションを見
極めます。そしてADにBはパスします。
AEは最初にBがいたポジションに移動しま す。この時点で、味方陣内にいるプレーヤー はGを含めて味方が4人、相手チームが3人
です。味方陣内で密集している状態です。
一方、相手陣内は合計3人。ここに目をつ けた戦術です。
Pはマークされている5を外すように、左 右のサイドに移動を繰り返します。ガットで す。Pの動きはかなり重要です。Pの動きに
よって、Bが上がることのできるスペースが できるからです。 素早い身体の入れ替えなどフェイク、フェ イントを繰り返し、あたかもボールをキープ
しているADからロングパスが来るような雰囲 気を作り出します。Pの動きは1の動きにも 影響を与えています。Bが走り込むことを意
図しているわけですから、Pに気を取られて いることはBのシュートに対して対応が遅く なるということです。
|
〔図−21〕
PがAEのサイドに、5を引き連れて移動し ているタイミングに合わせてBが上がる。こ
れが重要です。
Bは、PがAEのサイドにいることを見計ら い、相手ゴール前のADのサイドにできている スペースに走り込みます。Bは、この走り込
む前に自分をマークしている3を置き去りに する必要があります。
そうするために、一瞬AEに近づくフェイン トをします。3がBの動きにつられて同じよ うにAEサイドに動いた瞬間、そしてPがAEサ
イドにいる瞬間と、2つのタイミングを見計 らって上がるのです。
一気に全速で上がります。この時、AEはAD に近づきます。ADも少しAEに近寄るようにし ます。Bの上がり、AEとADが近寄る動きはス
ムースに行ないます。ここでタイミングがズ レると、相手は態勢を整えBへパスが出しに くくなります。
|
〔図−22〕
ボールをキープしているADは、Bの上がり を確認しつつAEにパスします。
AEはBにパスできるポジションを確保する ために、自分をマークしている4をいっしゅ んでも離さなければいけません。フェイク、
フェイント、ガットなどで4から逃れ、Bへ のパスコースを確保します。 しっかりとBへのパスコースが確保されて
いる時は、速いグラウンダーのボールでパス をします。パスコースに4が入ってきた場合 は、4の頭上を越す高いボールをBに供給し
ます。
パスを受け取ったBがしなければいけない ことは、ボールを素早くコントロールして、 シュートを打つことです。この時点で、3が
Bのシュートを阻止するために、間近に迫っ ています。ボールコントロールの失敗は、即 この戦術の失敗につながります。くれぐれも
失敗しないように(!?)。
|