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守備編2 味方選手が反則などで
1人退場となった時の守備

  1人少ない状態が続く2分間は最大限の集中 力を!

 後半残り時間が少なくなっています。そして1点差でリードしている、あ るいはリードされている状況で、味方の1人がレッドカードを受けて退場し ました。ルール上、選手が退場後2分間は選手の補充ができません。掛け値 なしに絶体絶命の危機といえるでしょう。このような場合の絶対条件は、当 然のことですが1点もやらないことです。
 それには、自分たちのゴールよりも極力離れたところで、相手チームがパ ス交換せざるを得ないような方法を取らなければいけません。相手チームを このような状況に追い込み、(ビッグチャンスとなっている貴重な)2分間 を浪費させてしまいす。これが目的です。
 相手チームはカジンニャ(守備編1参照)のフォーメーションを取ってい ます。図1を見ればわかるように、相手チームは3、5へのパスを通すこと で決定的なシーンを作ろうとしています。もちろん、そうさせてはいけませ ん。しっかりとフィールドプレーヤーの3人で三角形の守備体形を取って、 相手チームのパスを後方のみにさせてしまいましょう。

〔図−4〕

 守備体形の鉄則は、フィールドプレーヤー の3人が、味方ゴール前で三角形を形作るこ とです。この三角形によって味方ゴール前を “閉める”ことになります。
 この三角形がボールの動きに合わせて有機 的に動くようにします。つまり、ボールの移 動に合わせて三角形も動くということです。
 例えば、2がボールをキープしているとし ます。その2が4にパスをした場合です。2 がボールをキープしている時、三角形の頂点 (この場合はPです)は2に向いています。 また、B、ADも2の方向を向いています。次 に2が4にパスを出した時点で、三角形の守 備体形は、ボールの移動に合わせて4の方向 に移動します。

〔図−5〕

 4がボールをキープした時、三角形の頂点 は4の方向に向いています。当然、B、ADも 4に向いています。Gも左ゴールポスト寄り に移動しています。
 極めて危険な状態になったといえるのが、 4から5にボールがわたった時です。
 この時P、Bは間隔を狭めて三角形を小さ くします。図のように二等辺三角形に近い形 の守備体形です。5は当然シュートコースを 探しています。Gも最大の集中力をもって、 5のシュートを警戒しなければいけません。
 この守備体形の目的は、相手チームにとっ て貴重な2分間を浪費させることです。わざ わざ、Bなどが5に対してボールを奪おうと 突っかかっていく必要はないです。ボールを キープさせる、無駄なパスを回させればいい のです。
 5がシュートコースがないと諦め、4にパ スを戻せば成功です。

〔図−6〕

 5から4にボールがパスされた図です。〔 図−4〕と同じように、三角形の守備体形は 4に注意を集中した形になっています。
 4もオプションとして、ロングシュートは 考えるでしょう。その考えを潰すためにも、 3人のフィールドプレーヤーは、Gのブライ ンドになることは絶対避けます。Gのブライ ンドになることは、5にとってロングシュー トを打つ最大のチャンスを提供することにな ります。
 4がロングシュートのオプションを諦め、 2にパスをし、2が3にパスをするとそれだ け、相手チームは時間を使うことになります 。もちろん、三角形の守備体形はボールの動 きに合わせて移動し続けます。3にボールが わたった時は最大のピンチと考え〔図−5〕 で実行した、三角形を狭める守備体形で3に シュートを打たせないようにします。最大の 集中力を発揮しましょう。

One Point Advice

2分間を無失点に押さえなければいけませ ん。そのためにも、三角形の守備体形は絶対 に崩してはいけません。3人が連携してボー ルを追い、相手チームにスキを与えてはいけ ません。
味方ゴールより遠い所にいる相手プレーヤ ーに対してはプレッシャーをかけません。自 由にパスを通させます。この間はピンチが遠 のいているといえるでしょう。

守備編1 守備編2 守備編3
攻撃的守備編1 攻撃的守備編2 攻撃的守備編3
攻撃編1 攻撃編2 〔図の見方〕
 
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