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2008年10月16日

ロンドンでNBAを堪能

10月12日の日曜日、ロンドンではNBAのプレシーズンマッチが行なわれました。
チケット完売、1万8589人の観衆が集まり、ニュージャージー・ネッツがマイアミ・ヒートを94−92で下した面白い試合でなかなかパーフェクトな試合だったと言いたいところですが、満員の観衆の中にネッツやヒートのジャージは見当たらず、ほとんどがボストン・セルティックスやロサンゼルス・レイカーズ、せいぜいシカゴ・ブルズといったところでした。
ブルズにはルオル・デンとベン・ゴードンというイギリス代表選手がいることも関係しているのでしょう。

試合自体は期待していたより、ずっと面白かったのですが、ロンドンの観客は試合よりもマイアミ・ヒートのチアリーダーやタダでもらえるTシャツのほうにより関心が高かったように見えました。
“ウェーブ”は何度も起こりましたが、それは観客が退屈していることを意味しています。

客席に姿を見せたセレブも、今回は少なかったように思います。
有名ラッパー、ジェイZがいましたが、彼はネッツの共同オーナーのひとりなので、ゲストではありません。
ダレン・ベント(トッテナム)、ジブリル・シセとアントン・ファーディナンド(ともにサンダーランド)らのプレミアリーグのスターも姿を見せましたが、前回のロンドンゲームに比べると、派手さに欠ける面子でした。
それもそのはずで、インターナショナル・ウィークにあたるこの週、代表選手はワールドカップ予選に召集されていたからです。

私が個人的に最も印象に残ったのはNBAのコミッショナー、デビッド・スターンです。
試合を観ながらスターンは、ひとつのホットドッグを夫人とふたりで分け合って食べていました。
感動的な夫婦愛というべきか、金持ちほどセコイというべきか……どちらにしろ、強烈な印象を残す人物でした。

拍子抜けしたのは、「NBAから重大な発表がある」と私も含めてこの日集まったプレスは全員記者会見場に集められたのですが、その内容は「NBAとAEGが共同で、中国に少なくとも12のアリーナを建設する」というもの。
ロンドンの記者にとっては、ほとんど「それがどうした?」としかいいようのない話で、皆、ガッカリでした。

マイアミ・ヒートのルーキー、マイケル・ビーズリーは以前、カンザス大学時代の彼を見たことがあって、期待していたのですが、生で観たプレーはいっそう素晴らしかったです。
いずれNBAを代表するスターになることでしょう。
北京五輪で大活躍した同じくヒートのドゥエイン・ウェイドも素晴らしい。
彼は本当に翼があるかのように跳びます。
すでにNBAでの優勝経験も持つ、スーパースターですが、もしかすると見かけよりもずっと若い感性の持ち主かもしれません。
彼の好きなテレビ番組は『スポンジ・ボブ』。
これは私の4歳半の息子と同じですから!

投稿者 steve : 2008年10月16日 13:39