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2008年10月03日

プレミア・リーグのサプライズ

今シーズンのプレミア・リーグのサプライズは、昇格組のハル・シティかもしれません。
ハルはサッカーよりもラグビーのファンが多いチームです。
しかしながら、先週末、エミレーツ・スタジアムでアーセナルを倒すと、マンチェスター・ユナイテッドより上の6位に上がりました。

アーセナル戦では3000人のハル・シティのサポーターが応援にかけつけました。
ハル・シティを率いるのは、サム・アラダイスがボルトンで指揮を執っていた時にアシスタントを務めていたフィル・ブラウンです。

ブラウンはアラダイスのもとを離れてから、ダービー・カウンティの監督になりましたが、すぐに解雇されました。
それもあって、先週末の試合後には、「今シーズンはまだ32試合も残っているのに、ダービーが去年1シーズンで獲得した勝ち点にハルはもう並んだ」という人を食ったコメントを残していました。

ハルはチームスピリットに溢れており、そこに元マンチェスター・シティのジオバンニという才能あふれる選手が見事に噛み合っています。
先週末の試合に出場した選手のうち、今年5月のプレミアリーグ昇格を賭けたプレーオフを経験したのは4人しか残っていませんが、そのうちのひとりであるキャプテンのイアン・アシュビーは、ハルがリーグ2(実質4部リーグ)の頃からプレーしており、今でもチームを牽引しています。
このオフに選手の入れ替えが激しかったのですが、このような状況で見事にプレミアで勝てるチームを作り上げたブラウンの手腕が光ります。

ブラウンはアラダイスの右腕としてボルトンの躍進とUEFAカップへの出場にひと役買いました。
だからブラウンは同様のことをハルでもやってくれるのでは? と期待しているハルのサポーターは多いようです。
今季のハルの強さはフロックではないと思います。
しかし、昨年2部に降格したレディングがそうだったように、昇格1年目にサプライズを起こしたチームの鬼門は2年目以降にあります。
ハルは本当にミラクルチームなのか? その答は2009-10シーズンが終わるまで待ったほうがいいのではないでしょうか。

投稿者 steve : 2008年10月03日 15:01