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2008年05月23日
プレミアリーグのサバイバルゲーム
土曜日のウェンブリー・スタジアムでブリストル・シティとハル・シティが対戦します。
この試合は来シーズンのプレミアリーグに昇格する3つめのチームを決めるための試合です。
チャンピオンシップ(プレミアリーグの下、2部に相当するリーグ)の首位ウェストブロムウィッチ・アルビオン(以下WBA)と2位ストーク・シティはすでに自動昇格を決めています。
彼らにとって気が重いのは、今シーズン、リーグの最下位に定着していたダービー・カウンティの姿と自分たちが重なって見えることでしょう。
結局降格が決まったのはダービー、バーミンガム・シティ、レディング。
レディングは2シーズン、ダービーとバーミンガムはわずか1シーズンで2部へ逆戻りとなりました。
ダービー、バーミンガムと同じ、昨季の昇格チーム、サンダーランドはプレミア残留を果たしましたが、それは巨額の投資とロイ・キーンの堅実なマネジメントのおかげです。
WBAはプレミアリーグで戦った経験があるので、ある程度の準備はできているでしょう。
しかし、それ以外のチームは昇格を喜んでばかりもいられない、大変な時期に直面していると言えます。
チャンピオンシップとプレミアリーグのレベル差はここ数年劇的に広がっています。
たとえば、プレミアリーグのチームがチャンピオンシップの選手を獲得することは最近はすっかり稀になってしまいました。
若くて経験の浅いチャンピオンシップの選手よりも、フランスやスペインなど、国外から経験豊富な選手を獲得するのが普通です。
かつてウェストハムやニューカッスルの監督を務めたグレン・ローダー(現ノリッジ・シティ監督)が2006-07シーズンに、こんなことを言っています。
「現在のチャンピオンシップの選手で、プレミアでも通用できるのはジャイルズ・バーンズ(ダービー)とガレス・ベイル(当時サウサンプトン、現トッテナム)のふたりしかいない」。
残念ながら、プレミアのスカウトたちの見解もおおよそ似たようなものです。
ハル・シティで最も良い選手のひとりにフレイザー・キャンベルという選手がいますが、マンチェスター・ユナイテッドからのレンタル移籍です。
最近のチャンピオンシップは、プレミアクラブの若手が経験を積むための場というほうが正しいのかもしれません。
来季、昇格する3チームは果たして、この世界で最もタフなリーグで生き残っていけるのでしょうか。
このサバイバルゲームもプレミアリーグの大きな見どころのひとつとして注目していきたいものです。
投稿者 steve : 2008年05月23日 15:37

