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2008年05月15日
ドラソーは人種偏見の犠牲者なのか!?
2、3週間前のことですが、ヴィカシュ・ドラソーを特集した映画に関するプレスリリースを受け取りました。
映画会社はこの映画をロンドンで上映する前に、ドラソー本人のインタビューを企画してくれました。
ドラソーはパリ・サンジェルマンやミラン、フランス代表でプレー。
2006年のドイツ・ワールドカップでプレーした最初の南アジア人でした。
彼はノルマンディー近くのアルフレール生まれですが、両親はインド系モーリシャス人です。
この映画は『Substitute(控え選手)』というタイトルで、ドラソー自身が自分の8mmカメラを使って撮影したものです。
練習時間や代表チームのホテルでの生活などとてもプライベートな部分が収められており、非常に臨場感にあふれたものでした。
ワールドカップ決勝でイタリアに敗れた後のフランスのドレッシングルームの非常に寂しいシーンも収められています。
ドラソーはワールドカップではわずかな出場時間しか得られなかったことに非常に落胆しており、彼の話は大会期間中のベンチに追いやられていた時のことがほとんどでした。
他の多くの選手と同様、ドラソーもレイモン・ドメネク監督との関係が良くなく、彼は「ドメネクに裏切られた」とさえ言いました。
ドラソーは「自分はフランス国民が見たいと思うタイプのルックスではなかったから、ワールドカップのスタメンに選ばれなかった」と話しました。
当時フランスでは、彼のようなインド系よりも、ジネディーヌ・ジダンのような北アフリカ系、あるいはパトリック・ヴィエラのようなアフリカ系の外見に興味が持たれていた、というのです。
「サッカーはとても大きなビジネスで私には合わない」と彼は言いました。
まだ34歳と若いドラソーですが、昨年末にサッカー界から身を引きました。
かつて彼が10番をつけてプレーしたパリSGをいまでもに深く愛しているものの、「スタジアムでは警官に殴られるので、もう何年も行っていない」と寂しそうに語っていました。
才能あるファンタジスタだったドラソーは、結局人種偏見の犠牲者なのでしょうか。
マイノリティの彼が生きていくには、欧州サッカー界は厳しすぎたのでしょうか。
その答を知りたい人はぜひ、映画『Substitute』を見てください。
投稿者 steve : 2008年05月15日 19:40


ドラソーはパリ・サンジェルマンやミラン、フランス代表でプレー。