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2008年05月02日
真のプレミアリーグスタイル
先週の土曜日、私はプレミアリーグ優勝がかかったチェルシー対マンチェスター・ユナイテッドの試合に行ってきました。
重要な試合の雰囲気はスタジアムの最寄駅に着くとすぐに感じられるもので、これはそういった試合でしか得られない特別なものです。
プラットフォームにいるファンは結果や選手について熱い議論を戦わせ、すでに興奮状態にあります。
マンチェスター・ユナイテッドは負けなければ優勝がほぼ決定し、チェルシーは逆転優勝のために負けられない試合です。
滅多に晴れないロンドンがこの日は快晴で、スペシャルマッチのためのお膳立てはすべてが整っていました。
私がプレスルームへ着いた時、現イングランド代表監督のファビオ・カペッロや、前イタリア代表監督マルチェロ・リッピ、元イングランド代表監督グラハム・テイラーといった面々がいるのにびっくりしてしまいました。
いつもならば、番記者が数名いるだけですが、この試合はプレミアリーグで最も重要な試合だったので、みんな来ているわけです。
チェルシーファンはクリスチアーノ・ロナウドがピッチに足を踏み入れた瞬間からブーイングをはじめました。
最も優れた選手が相手ファンによってなじられるのはイングランドの特徴でしょう。
クリスチアーノにとっては気分の悪い“歓迎”でしょう、ですが、これがプレミアリーグ独特の雰囲気を作り上げているのです。
マンチェスター・ユナイテッドファンは大声を張り上げてました。
ホームのオールド・トラフォードでの彼らは静かな印象がありますが、アウェーに遠征してくるファンは非常に熱狂的で、ホームとは信じられないぐらい違います。
この試合で最も輝いていたのはチェルシーのミヒャエル・バラックでした。
2得点をあげて、素晴らしい選手であることをアピールしました。
彼のゲームメイク、試合をコントロールするさまは見ごたえがありました。
とりわけ、チームメイトのディディエ・ドログバのあしらい方は最高でした。
ドログバは試合中ずっと敵味方関係なく、文句を言い続けていました。
FKを得た時、バラックとドログバはどらちがキッカーを務めるか、もめていました。
ボールがラインを割り、バラックはベンチのそばに置いてあった水を飲みました。
ドログバはバラックに近づき、「バラック、バラック、バラック」と呼び続けました。
しかし、バラックは彼をさらりと無視してピッチに戻って行きました。
ドログバはバラックに対して何もできないのだとわかった瞬間でした。
ファンはバラックを支持しており、ドログバは来シーズン、チェルシーを去ると言われています。
皆さん知ってのとおり、この試合はチェルシーがマンチェスター・ユナイテッドを2−1で倒しました。
この試合にはさまざまなアクションや口論、エンターテイメントがぎっしり詰まっており、真のプレミアリーグスタイルと呼べる試合だったと言えるでしょう。
投稿者 steve : 2008年05月02日 12:06

