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2007年12月27日
ロンドンでサッカー観戦三昧を!
もし、サッカー観戦三昧したいと思うなら、クリスマスから新年にかけてのロンドンは最高の場所です。
スペインやイタリアと違い、プレミアリーグにはウインターブレイクがありません。
それどころか、この時期に多くの試合が行なわれます。1週間に3試合が組まれ、しかも特別なカードが目白押しです。
たとえば、ウェストハムのサポーターにとっては、今年最後の試合となる、12月29日のカルロス・テベスのいるマンチェスター・ユナイテッドとの対戦はこたえられません。
そして新年最初の試合は元旦のアーセナル戦、5日にはFAカップのマンチェスター・シティ戦が控えています。
プレミアリーグの選手たちはクリスマス休みなしで働かされていますが、われわれファンの側は楽しい休暇の一環として観戦を楽しみます。
休み中は試合のキックオフが早められるのも、ファンには嬉しいことです。
なぜか?
試合後に飲む時間がたっぷりとれるからですよ!!
12月22日のノース・ロンドン・ダービー、アーセナル対トッテナムは12時45分キックオフでしたので、私の友人のアーセナルファンは昼間からたっぷり飲めて、たいへんごきげんでした。
私が子どもの頃はクリスマスシーズンの試合のほとんどがダービーマッチだったことを思い出します。
ボクシング・デー(12月26日)にはクィーンズ・パーク・レンジャーズとチェルシーのウェスト・ロンドン・ダービーが組まれていました。
当時は試合当日にチケットを買っていたので、早めにスタジアムに行かねばならず、とても寒い思いをしていたのを思い出します。
クリスマスの翌日であるボクシング・デーは、クリスマス・プレゼントにもらった新しいコートを着た子どもが多く、
そういう子に向かって、他の子どもが「クリスマス・コート! クリスマス・コート!」と冷やかすのです。
試合中に動きの鈍い選手には「七面鳥の食べすぎ」というヤジが飛ぶのも、この時期だけです。
「クリスマスのごちそうである七面鳥を食べすぎたせいで、太って動けないんだろう」と揶揄するのです。
このチャントもクリスマス時期ならではの風物詩といえるでしょう。
今はクイーンズパークはプレミアにはいませんし、あの当時はあった立見席もありません。
体重オーバーの選手もいませんが、クリスマス時期のサッカー観戦が特別なのは今も昔も変わらず、ロンドンのサッカーファンを熱狂させています。
2007年12月20日
大好きな1978年のアルゼンチン大会
ミシェル・プラティニUEFA会長によって、2009-2010シーズンのチャンピオンズ・リーグの決勝戦が水曜日から土曜日に変更されることが発表されました。
プラティニは、決勝戦を週末に変更することによって、より多くの家族を試合に惹きつけ、ファミリーでの観戦を促すことができると説明していました。
しかし、試合開始時刻が夜8時45分のまま変わっていないのは、彼の言う“家族のためのチャンピオンズ・リーグ決勝”の趣旨からは少々ズレると思います。
キックオフが土曜日の昼間ならば、今よりももっと、子どもたちの興味を惹きつけることができるでしょう。
いつも明け方の観戦を強いられてきたアジアのファンはゴールデンタイムの観戦となり、これまでよりも高い視聴率が取れるはずですから、ビジネスの面からしても有効なはずです。
私はチャンピオンズ・リーグはワールドカップよりも優れた大会だと思います。
チャンピオンズ・リーグのレベルは年々上がっていますが、反対にワールドカップのレベルが上がっているとは思えません。
トーナメントの内容も過去ほど良くありません。
私の大好きなワールドカップは1978年のアルゼンチン大会でした。
私はまだ10歳でしたが、試合前の紙吹雪や熱狂的なファンの様子はいまだに覚えています。
両親に夜更かしするのを許してもらって試合を観て、スコットランド対オランダ戦でのアーチー・ゲミルの有名なゴールを見ました。
そのゴールの後、私は自分のチームの試合でゴールを決めた時に、ゲミルの真似をして拳を空に向かって突き上げて喜びました。
現在のワールドカップに、あの当時と同じような興奮を覚えるか?といえば、答はNoです。
今日、チャンピオンズ・リーグでの選手の質はワールドカップよりもさらに高く、ファンも代表よりもクラブに関心があると思います。
チャンピオンズ・リーグが行なわれる週がやってくるとワクワクしますが、12月から2月までの中断期間はこの楽しみがないかと思うと、ガッカリです。
チャンピオンズ・リーグの今後の発展からすると、決勝だけでなく、すべての試合が土日に開催されることが次のステップだと私は思います。
でも、現在の各国のリーグ戦がその大きな障壁になるのは間違いありません。
しかし、これは乗り越える価値のある大きな挑戦だと思うのです。
2007年12月13日
ミラン対セルチックを六本木で観戦!
先週、私はまた海外へ出かけていました。ロンドンから南アフリカへ行った後、いくつかの打ち合わせのために東京へ行かなければなりませんでした。ロンドンからの飛行時間は南アフリカも東京もほとんど同じですが、東京とロンドンは時差があるので、南アフリカ行きよりも正直疲れました。
東京行きに関して、私の最大の悩みはチャンピオンズ・リーグのミラン対セルチック戦という重要な試合を、朝4時45分からどうやって見るかということでした。
私はフリーペーパーで都内のアイリッシュパブの広告を見つけました。それは六本木にある『Paddy Foley's(パーディ・フォリーズ)パブ』(www.paddyfoleystokyo.com)という店でしたが、この店を見つけられたことは幸運でした。
ミラン対セルチックの試合を見ることができるかどうか、私はEメールで店に確認しました。すると、スタッフのニールから快い返事がありました。
そして私は朝4時にアラームをセットして、ホテルから『Paddy Foley'sパブ』までタクシーで向かったのです。
時間が時間だけに、泥酔した日本人サラリーマンの姿はなく、店の周りはとても静かでした。
私が店の扉を開けると、2人の男性がテレビの正面の椅子に座っていました。モーガンというアイルランド人は都内で働く大のセルチックファンで、もうひとりは遅番をすることに決めた店員のジーシャンでした。そこに常連客のピーター、スタッフのニール、そして私が加わり、ちょっとしたパーティになりました。
ミラン対セルチックと同時に、シャフタール対ベンフィカも別のモニターで見ることができたのはラッキーでしたし、セルチックは惜しくも敗れましたが、ベンフィカがシャフタールに勝ったおかげで、次のステージに進むことができて、ますますラッキーでした。
パブでの観戦は楽しく有意義で、とくにこの店の雰囲気は最高でした。
『Paddy Foley'sパブ』はセルチックのオフィシャルサポーターズクラブですから、中村俊輔選手のファンやセルチックファンの方は、ぜひ一度、この店に足を運んでみてください。同じテレビ観戦でも、パブには自宅では味わえない楽しさがたくさんあります。オフィシャルサポーターズクラブである関係で、セルチックの選手たちが来たこともありますし、中村選手のサイン入りユニフォームが飾られていたりもしますから、一見の価値はあると思います。
もしかしたら、セルチックと私にとって幸運な東京に2月に再び行くかもしれません。その時にはまた、このパブで楽しい時を過ごしたいものです。
2007年12月06日
2010年W杯開催地に行ってきました



先週、私はSoccerexというサッカーのビジネス会議に参加するために、南アフリカ共和国のヨハネスブルグまで行ってきました。ヨハネスブルグは2010年のワールドカップの開催都市のひとつで、南アフリカ共和国がワールドカップのために訪れるファンやメディアをどう対処するのかについてを見る良い機会でした。
ヨハネスブルグの人々はとても有能で、非常に良い対応をしてくれました。ですが、我々外国人が必要とするITなどの技術の普及が遅れているのが問題でした。たとえば、電話やインターネットの技術は我々が当たり前と思っているレベルを満たしていませんでした。
ヨハネスブルグは安全性やセキュリティにおいてとても評判が悪いです。私がロンドンで育った頃、ソウェトやプレトリアのような地域の危険性についてはしばしば報道されていました。しかし、ヨハネスブルグは夜中に歩き回る事を考える必要がないほど安全な地域だと感じました。むしろ、ヨーロッパにはヨハネスブルグよりも危険な地域がたくさんあります。
2003年にはサッカービジネスで盛り上がっているだけでなく、国際社会的にも魅力的だったドバイにてSoccerexは開催されました。
Soccerexは出展者だけでなく、代表者のためからなる2つの大きな展示場となっています。
さらに、サッカー界から異なった分野の人がスピーチするセミナーもありました。アーセナルの前副会長であるデイビッド・デインやバルセロナのマーケティング責任者のダニエル・シュローサー、マクドナルドのマーケティング役員のヨハン・イェルボやFIFA会長のゼップ・ブラッターなど多くの人が集まった代表者と話しました。
出展者は、クラブチーム、新しいサッカー製品会社、テレビ権利会社などでした。
クラブは、主なところでいえばFCモスクワ、ガラタサライ、レフスキ・ソフィアとパルチザン・ベオグラードのようなロシア、トルコと東ヨーロッパからありました。また、ブラジルのパルメイラスやオーストラリアのノーザン・サンダー、南アフリカのカイザー・チーフス、ブロムフォンティン・セルチックといったチームもありました。前回参加したバルセロナやレアル・マドリーやプレミアリーグなど興味深かったクラブと比較すると、今回の参加クラブはかなり見劣りするのが残念ではありました。
テレビ会社で典型的なのはメディアパートナーであり、これらの会社はインテルやユベントス、ASローマやACミランといったイタリアのクラブの放映権を持っており、イタリア国外のテレビ会社に放映権を売るためにコネクションを作ろうとしています。
今回の主要なテーマは企業の社会的責任(CSR)についてでした。これはクラブや企業やスポーツ会社が現在行なっている慈善事業になります。FIFAは内部にCSR部門があり、またバルセロナはクラブに基金があり、ユニセフのロゴをユニフォームの胸につけています。一般的に、こういった組織は何かを還元しようとする事が目的です。

