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2007年09月03日
名GKが輩出されなくなった理由とは?
伝統的にスコットランドからは名GKが輩出されず、能力の低さゆえにメディアやファンから嘲笑されてきましたが、イングランドも他人事として笑えない危機的状況にあります。
8月22日に行なわれたドイツとの親善試合でのこと。GKポール・ロビンソンがポジショニングの悪さから敵のクロスを弾いて失点を招くという大失態を犯したこともあり、1−2で敗退。昨年10月のクロアチア戦でもDFガリー・ネビルのバックパスをまさかの空振り。控えも不十分で、経験の浅い若手しかおらず、彼らはクラブで定位置を確保するのに苦労している状況です。
イングランドといえば、ゴードン・バンクス、ピーター・シルトン、レイ・クレメンスら世界最高レベルのGKを輩出する国として有名でした。しかし、彼らが現役を退いたあとのプレミアリーグで活躍したGKは、ペーター・シュマイケル、カルロ・クディチーニ、ペトル・チェホといった外国人選手ばかり。なぜ、現在イングランドからトップクラスのGKが育たないのでしょうか?
イングランド人GKが育たない理由として、プレーする機会を得るのが年々難しくなっていることが挙げられます。ほとんどのプレミアリーグのチームは控えGKにチャンスを与える余裕などありません。ミスを犯しかねない、試合経験の少ないGKを起用するというリスクを負いたくないからです。
リバプールに在籍していたスコット・カーソン(21歳)、クリス・カークランド(26歳)は、出場機会を求めてそれぞれウェストハム、アストン・ビラにレンタル中。マンチェスター・ユナイテッドのベン・フォスター(24歳)も昨シーズンまでワトフォードにレンタルされていました。
もし、GK不毛国で有名なスコットランドのGKクレイグ・ゴードン(今季、ハーツからサンダーランドに移籍)がプレミアリーグでプレーする英国人のベストGKになったとしたら、いま以上にイングランドのGK事情は笑えない状況になっているでしょう。
投稿者 steve : 2007年09月03日 11:50

