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2007年08月10日

負傷者続出のチェルシーの優勝は無理?

 以前、チェルシーの新練習場は負傷者対策として造られたリハビリ施設が充実していると書きましたが、すでにその施設はフル活用されているかもしれません。と言いますのは、チェルシーにはケガ人が続出しているからです。8月12日にバーミンガムとのプレミアリーグ開幕戦を迎えるというのに、トレーニングに11人しか参加しなかったことがあります。不参加者はジョン・テリー、アリエン・ロッベン、アシュリー・コール、ディディエ・ドログバ、フランク・ランパードといった主力選手も多数含まれています。

 これだけ負傷者が続出しているのには、それなりの理由があります。ジョゼ・モウリーニョ監督は否定するでしょうが、プレシーズンに過密スケジュールを組み過ぎたのも、その一因だと私は思います。

 今夏にチェルシーは米国、オランダ、デンマーク、スコットランドに移動し、試合を行ないました。米国では3試合を戦ったのですが、猛暑のなかでのプレーを強いられ、さらに相手はすでにシーズン中なのでコンディションが良く、とてもリラックスしてプレーできる状態になかったのです。米国ツアー後、オランダでフェイフェノールト、デンマークでブロンビー、スコットランドでレンジャーズ、そしてウェンブリーでのコミュニティ・シールドで昨シーズンのリーグ覇者であるマンチェスター・ユナイテッド戦、と疲労が蓄積されるには十分の連戦が続きました。

 モウリーニョは、ツアーはクラブの財政を潤し、それが選手たちへの給料にも還元されると理解していますが、選手を負傷に追い込むスケジューリングには不満があるのではないでしょうか?

 一方、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ツアーが選手のコンディションにマイナス効果をもたらす可能性があるとし、米国やアジアへの遠征を断ってきました。アーセナルは過ごしやすい気候で環境の良いオーストリアでキャンプに臨み、その後、地元でのエミレーツ・カップ、そしてアムステルダムでのアムステルダム・トーナメントでも優勝、とシーズンに向けて順調に仕上げてきています。

 シーズン序盤の重要性は昨シーズンのユナイテッドが証明しています。最初の13試合で勝利した試合数は11。引き離されたチェルシーは結局、追いつくことができませんでした。だからこそ、モウリーニョやチェルシーの選手は負傷者続出の状況を危惧しているのではないかと思います。

 と言いながらも、多くのマスコミがユナイテッドを優勝候補に挙げているなか、私はチェルシーが優勝するのではないかと根拠のない予想をしています!


●チェルシーのプレミアリーグ日程(チェルシー公式ウェブサイト。英語)
●07−08シーズン、チェルシーメンバー(チェルシー公式ウェブサイト。英語)

投稿者 steve : 2007年08月10日 15:17

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