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2007年07月06日
移籍情報の裏では……
シーズンオフのいま、フットボールジャーナリストの仕事はほとんどないかと思うでしょう。しかし、移籍市場が開いているため、移籍先が決まった選手や、移籍の噂があがっている選手について記事にしなくてはならないため、彼らは非常に忙しい毎日を送っているのです。
記者は選手の代理人から移籍に関する情報を得ています。その代理人は彼らと友人関係を築き、複数のクラブと駆け引きをするなかで、より高い移籍金を引き出すために、情報をメディアに流しているのです。
たとえば、代理人契約を結んでいる選手が所属クラブに何らかの不満を抱いているとします。それを知ったエージェントは懇意にしている記者に、その事実を伝えるのです。これは、移籍情報を得たい記者と他のクラブにメッセージを送りたいエージェント双方の希望がマッチするため、互いを支え合う関係が成立しています。
移籍の噂をメディアを使って伝えれば、所属クラブがその選手の待遇を改善しなければならないと気づかせることができるメリットもあります。また、どこかのクラブに興味があると公になれば、他のクラブも興味を持つ可能性があり、もし、そうなればエージェントの本格的な駆け引きが始まります。
昨年、ルート・ファン・ニステルローイがマンチェスター・ユナイテッドを離れたがっていた時、代理人のロジャー・リンセは「レアル・マドリーがルートを狙っている」とコメントしていました。その結果、宿敵バルセロナも興味を示したため、移籍金の値を上げ、より好条件でレアル・マドリーへの移籍を実現させることができました。
投稿者 steve : 2007年07月06日 23:05

