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2007年02月16日

イングランド人が見る中村とは?

 イングランドのファンが、中村俊輔に印象づけられた、ということはほとんどありません。
それは中村の能力が低いからではなく、彼がプレーするセルチックがスコットランドリーグで戦っているからです。
隣国スコットランドのリーグは、スターが数多くプレーするプレミアリーグのファンから注目を浴びることがほとんどありません。
そもそも、スコットランドで誰かがワールドクラスのパフォーマンスを見せようとも、イングランドの人にとっては何の価値もないのです。

 中村は、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦でFKを2発決めましたが、FK以外でのインパクトはありませんでした。
イングランドでは彼を「日本のベッカム」と見る人もいます。
プレースキックで才能を発揮しますが、他に際立ったものがない、という解釈です。
ただ、それは既述したように、スコットランドリーグへのリスペクトが欠けているからであって、中村の力をしっかりと見極めていないのが現状だと思います。

 こういった偏見は、過去にもありました。
現在、マンUでプレーするヘンリク・ラーションはセルチックでレジェンドになりましたが、イングランドでは彼のことをトップストライカーと見なす人はいませんでした。
ただ、ラーションのほうが中村よりも尊敬を集めていました。
彼はスウェーデン代表で多くのゴールを決めていましたし、北欧の雄は何度もイングランド代表を苦しめ、無視できない存在になっていたからです。

 イングランドのジャーナリストたちは、中村がプレミアリーグで通用しないタイプと見ています。
ゴールまでのパスが少ない試合の展開が、中盤で多くボールに触れる中村に向いていないからです。
もしかしたら、ボールにタッチする回数が極端に減るのではないでしょうか。
これでは、本領を発揮できません。

 もし、スコットランド以外で活躍の場を求めるなら、スペインが最適ではないでしょうか。
中盤を重視するスペインのサッカースタイルならば、能力に値するだけの結果を残せるはずです。

投稿者 steve : 2007年02月16日 19:08

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