« 暖かいイタリア | メイン | ダービーの観客 »

2006年12月08日

フライトキャンセル

12月8日

金曜日にミラノからマンチェスターへ移動です。
土曜日のキックオフ時間が早いのと、この時期のマルペンサ空港は霧が多く、空港から飛行機が飛ばなくなることがよくあります。
試合に間に合わないと困るので、前日移動というわけです。

朝6時に雨の音で目が覚めました。
かなり強く雨が降っていますが、霧はどうやら大丈夫そうです。
といっても、空港にも霧が出ていないという保障はありませんが。

空港に到着して、自分の乗る11時30分の便を掲示板で探すと、「??、!!!」、こんな感じです。
搭乗便名の後に、「annullato」(イタリア語)、「cancelled」(英語)が交代に表示されてます。
悪魔のお知らせ。
「キャンセル」、飛ばないってことです。
先日は列車のストライキはうまく免れましたが、今日はアウトです。

掲示板.jpg空港に到着したら、まず確認するのがこの発着案内の掲示板。搭乗手続きを何番の窓口でするか、搭乗する飛行機の運行状況はどうか、などが表示されています。「XX分遅れ」などならまだしも、「キャンセル」っていうのは「飛ばない」っていう事ですから、背中に“冷たい汗”が‥。

といっても、航空会社は必ず代替方法(別の便を使って)で目的地まで行かせてくれます。
パニックにならず、落ち着いて航空会社のカウンターに行きましょう。
今回は「使用する飛行機の故障」ということで、完全に航空会社の責任ですからカウンターの係りはとっても親切でした。

ただし、カウンターで究極の選択を迫られました。
次のマンチェスター行きは16時。
この便を待つか、12時発のロンドン行きの便でロンドンに行ってから乗り換えてマンチェスターに行くか、です。

到着はロンドン経由のほうが1時間程早いのですが、経由便を使うと預けた荷物が心配です。
僕の経験では、荷物が着かない場合の理由で一番多いのが経由地(乗り継ぎ)での「積み替えミス」ですから。

こんなミスがそうそう頻繁に起きるワケではありません。
しかし、テロ未遂事件の後、イギリス行きの飛行機は機内へ持ち込む荷物の制限がとても厳しく、他の路線では機内に持ち込める撮影機材(カメラやレンズです)も預けなくてはなりません。
歯ブラシや着替えくらいならなくても何とかなりますが、撮影の機材がなくては仕事になりません。
悩んでいるとカウンターの女性がひと言、「16時の便に何かが起きると、もう今日中には着きません」
“何かが起きる?”
“その便も飛ばない可能性があるってこと?”
自分の会社を信じていないのか?、はたまた親切なのか?
常識的に考えても、確かにこの女性の言うとおりです。
現地に行かれないのでは、機材の心配もなにもありません。

「行きます、ロンドン経由で行きます」
ロンドン経由を選択しました。

しかし、ロンドンからマンチェスターへ向かう便も出発が遅れ、マンチェスターに到着したのは日もとっぷり暮れた夕刻6時。
荷物もちゃんと着きましたが、長い、長い旅の一日でした。
ま、試合の当日にこんなことにならなかったのは“幸運だった”とポジティブに考えることにします。

夕焼け.jpgヒースロー空港を飛び立つ時にはこんな夕焼けでした。一昨日の試合(ミラン対リール)は雨。 明日は晴れると最高なんですが


でも、明るいうちに着いて、「翌日のダービー戦を待つスタジアム」っていう写真を撮りたかったなぁ。

投稿者 wsdnet : 2006年12月08日 09:00