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2005年12月11日

ひまわりの種ってそんなにうまいか?

今日のアトレティコ・マドリー対アラベス戦が今回最後の撮影になりました。
という訳でアトレティコ・マドリーのホームスタジアム、ビセンテ・カルデロンをご紹介しましょう。

アトレティコ2.jpgベルナベウに比べれば小粒ですが、大都市マドリッドのスタジアムだけあってなかなか都会的な外観です。収容人員は約5万5000人。スペインのファンには珍しくゴール裏スタンドにリーダーがいて、マイクを使って応援を統率しています。「フレンティ・アトレティ」という熱狂的ウルトラス。レアルに比べると過激なファンが多いらしいです。

ビセンテ・カルデロンへ行くには地下鉄が一番便利です。地下鉄5号線のPiramides駅で降りたら歩いて10分弱。Gran Via駅方向から地下鉄で来た場合は先頭の出口から出たほうがわかりやすいです。
2つ塔が立っている大きなロータリーに向かって進み、そこで一度道を曲がりますが、試合当日ならそれらしい人の流れについて行けば大丈夫。

アトレティコ3.jpgスタジアムの周りにはカフェが数軒あります。間違ってもアウェーチームのユニを着て行かないように。入店を断られるだけならまだしも、もっと危険な目に会うかもしれませんので。
アトレティコ4.jpgスタジアム周辺の露天で売られている食べ物はお馴染みのヒマワリの種やナッツ類やポテチなどのスナックだけ。ヒマワリの種って以外と食べるの難しいんですよ。一度スペイン人に食べ方を教わってやってみたんですけど全然うまく食べられず、思いっきり笑われました。歯で殻を割って中の実だけを食べます。殻は当然その辺にポイ捨て。時にはカメラマンに向かって投げたりもします。食べてる人多いですけどそんなにおいしいんですかねー。

さて今まで食べ物の話ばかりしてきたような気がしますけど、最後の締めも食べ物で。
もうすぐ日本に帰ろうかという頃になって、やっとパエジャを食べる事ができました。大きな鉄の鍋で作ったパエジャはとても一人では食べられませんから、誰か一緒に食べに行ってくれる人が現れるのをずーっと待ってたんです。
一人前をお皿によそって出してくれるレストランもありますけど、やっぱり大鍋でなくちゃ雰囲気が出ません。

アトレティコ8.jpg地下鉄SOL駅を降り、プエルタ・デル・ソルからサン・ヘロニモ通りに入ってすぐのCALLE de ESPOZ y MINAという通りにある、Cafe de Levante。名前はカフェでも立派なレストランです。パエジャが食べられるレストランはたくさんありますが、おいしいと評判のレストランや誰かのご推薦のお店に行ったほうがはずれは少ないです。
アトレティコ7.jpg最後の一枚なのでどんと大きくしてみました。今日のパエジャは魚介と鶏肉のハーフ&ハーフ。スペインでは鳥インフルエンザなんて誰も気にしてません。上に乗っかったレモンを絞って食べます。やっぱり米はうまい!

今回の約7週間の滞在中に23試合を撮影しました。
訪れた15の街のなかで初めての場所が8都市。19のスタジアムのうち初めてのスタジアムが10か所。男のくせに地図をひっくり返さなければ読めないこの私が、よくもまあ迷子にならずに撮影をこなせたのものだと思います。

私が今回出会ったスペインの人たちは、みな親切な人ばかりでした。何事もなく仕事ができたのは、彼らの親切に助けられたからです。

ですが、スペインでは日本人を狙った犯罪が多発しているのもまた事実。これからスペインに行こうと考えている方たちが、嫌な目に会うことなくいい思い出だけが残る旅ができるよう祈っています。

今まで一度でもこの滞在記を読んでくださった方々、どうもありがとうございました。今日でこの滞在記も終わりです。
最後の難関、荷物のパッキングという大仕事が残ってますので、ここらでお別れさせていただきます。  
さあ日本に帰ったら忘年会が待っている。では失礼いたします!

投稿者 wsdnet : 10:22

2005年12月10日

「ビスケー湾の真珠」と呼ばれる街

今回の滞在で最後の旅になるサン・セバスチャン。バスクに来たのは今日が初めてです。
サン・セバスチャンはスペインの北の端っこ。ピレネー山脈を越えればもうフランスです。

飛行機から見える景色も緑が多く、赤土がむき出しになった他のスペインの地方とはまったく違った印象を受けます。

サンセバ1.jpgサン・セバスチャンの空港は海のそば。きれいな海岸もあり高級避暑地としても有名です。上空から見ても、他のスペインの街に比べてきれいでおしゃれな家が多いのがわかります。

今日のソシエダ対ビジャレアル戦、キックオフは22時。ずいぶんと遅いです。
早い時間帯の安い航空券を買ったので、サン・セバスチャンに12時に到着しホテルにチェックインしたのが13時。キックオフまであと9時間。

サンセバ2.jpg今日のホテルはソシエダのホームスタジアム、アノエタから徒歩10秒。ここまでスタジアムに近いホテルは他にないです。写真はホテルの部屋から見たアノエタ。近すぎて何だか良くわかりませんね。

まずは昼ごはんを食べに旧市街に出かけることにしました。ヨーロッパの街にはたいてい旧市街と新市街がありますね。どの街の旧市街も歩くだけで楽しい、雰囲気のあるところが多いです。

ホテルでバス停を聞いて出かけたところ、バス停のそばにおいしそうなピンチョが並んだバルを発見。ピンチョはおつまみの事ですけど、サン・セバスチャンはピンチョで有名なんだそうです。
このバルのピンチョはどれも手の込んだ見た目もきれいなものばかり。目移りしてしまいます。

「これください」と言うとお皿をくれて、どうも勝手に食えと言っているようなので大皿から勝手に取って勝手に食べました。

サンセバ3.jpgVenta Curro。アノエタの北スタンド側、Av.de Madridのバス停の目の前にあります。試合の前後は大変な混みようです。
サンセバ4.jpg手前はオイル・サーディンとツナ、奥はツナサラダに錦糸玉子と練り物を乗せさらに海老を乗せて最後にマヨネーズ。すごく手が込んでいてきれいで、食べるのがもったいない…とは全然思いませんでした。だって食べ物は食ってなんぼですから。これがすごーくうまかった。
サンセバ5.jpg隣のおじさんが食べているのを見てビーゴで食いそびれたのを思い出し、追加注文した牡蠣。スペイン語でなんと言うか知らなかったので「オイスター」といったらわかってもらえず。でも他に言い方がわからないので「オイスターオイスターオイスター」といったら通じました。決め手は繰り返した事じゃなくて手で貝の形をして見せたことですね。結局最後はいつもボディーランゲージ。

食べたピンチョをチェックしている様子はないしどうやって会計するのかと思っていたら、完全自己申告制でした。ピンチョ3個と牡蠣2個と水とコーヒーで7.2ユーロ。これは安いです。だってすごくおいしかったですからね。牡蠣も食べたし。

お腹も落ち着いたところでバスに乗り旧市街へ。バスは新市街を走っていて旧市街には入っていきません。旧市街の道は細くて入り組んでて車が通れるような道じゃないです。
旧市街の入り口でバスを降り、新市街から旧市街に一歩踏み込むと、そこはもう別世界のように違った街です。

サンセバ92.jpgこちらはバスが走っている新市街。どことなくたたずまいもフランス風?
サンセバ6.jpg通りを1本隔てただけで、こんなにガラっと雰囲気が変わります。旧市街にはレストランやバルやみやげ物屋がたくさん並んでいます。

旧市街を通り抜けると、コンチャ海岸に出ます。コンチャとは貝殻という意味で、貝殻のように丸い海岸線のきれいな海岸です。

サンセバ93.jpgモンテ・ウルグルから見たコンチャ海岸とサン・セバスチャンの街。山といってもふもとから歩いて10分ほどで頂上に着いてしまいます。海岸のもう一方の端にあるモンテ・イゲルドにはケーブルカーがあって、さらに眺めがいいみたいです。

モンテ・ウルグルで夕日を見て、さてそろそろ帰ろうかと山を降りバス停に向かいました。
旧市街を歩きながらバルを覗いていると、どの店のカウンターにもおいしそうなピンチョが。なかでもすごくきれいなピンチョを見つけ、では仕事の前に再び腹ごしらえっとなかに入りました。

サンセバ91.jpgお店の名前はBar ARALAR。どことはうまく説明できませんが、旧市街のPORTU KALEAという通りにあります。ガラス張りの入り口から見えたピンチョがそりゃあもううまそうで。実際うまかったです。

まず最初にお皿をもらい、取ったピンチョを見せて食べる前にお金を払う明朗会計の店でした。
常連らしき人たちに「これはうまいから食ってみろ」「これは最高だ」とあれやこれや薦められ、なんだか5個くらい取ってコーヒーを飲んで、全部で9.5ユーロ。ここのピンチョもうまかったー。

サンセバ7.jpgカウンターはこんな風なピンチョの山。10個くらいはいけそうですね。カニ味噌とか海老のベーコン巻とか、魚介類のピンチョが充実。1個1.3ユーロだそうです。

ピンチョっていろんな種類の物をちょっとずつ食べられるのが楽しいですね。お店をはしごしてさらにいろいろ食べるっていうのもいいんじゃないでしょうか。
本格的なバスク料理は食べられませんでしたが、ピンチョをいっぱい食べて十分満足。

サンセバ8.jpgマスターらしきおじさん。言葉はまったく通じませんでしたが、とても気のいい人だというのは良くわかりました。料金を聞いて一発でわかったら、すごく喜んでくれました。カウンターのピンチョを撮っていたら、フラッシュが光ってないぞって一生懸命教えてくれたんですけど、それは一応プロの技ですので。おじさんを撮る時にフラッシュを使ったら、それでいいんだよって納得してました。
サンセバ9.jpg新市街からアノエタに向かう28番バス。このバスは環状バスなので、どこから乗っても方向に関係なくアノエタに着くはず。

今夜の試合、残念ながらソシエダは先制しながら1-3の逆転負け。
3点目にすごいゴールを決めたリケルメに、ソシエダファンからも拍手が起きてました。リケルメ交代の場面では、ブーイングに加えてまたしても拍手が。
敵ながらあっぱれと思ったのかやけくそだったのか。はたまたバスクの人はすごくいい人たちなのか…。


 

 
 

投稿者 wsdnet : 11:09

2005年12月09日

生ハムだったらイタリアだと思ってませんか?

1週間のイギリス遠征からマドリッドに帰ってきました。今日は朝から一日中青空。日向にいると上着が要らないくらいポカポカです。
でも最低気温はついに0度以下に。ロンドンより寒いじゃないですか。日が暮れると急に寒くなるので、ナイトゲームの撮影にはつらい季節です。

さて話は変わってまたもや食べ物の話題ですが、生ハムと言ったらたいていの人はイタリアを思い浮かべますよね。浮かべませんでしたか?でもスペインの生ハムは最高なんですよ。

生ハムをはさんだボカディージョ(バゲットのサンドイッチ)、スペインの人たちはみんな大好きです。バルでもサッカー場でもみんなよく食べてます。好きというより日本人のおにぎりみたいな感覚なのかもしれませんね。
イタリアの生ハムにくらべるとかなり味がしっかりしているので、バゲットと一緒に食べるとちょうどいい具合です。
 
ムセオ・デル・ハモン(Museo del Jamon)という生ハムで有名なお店があります。ハム博物館ですね。1階がカウンター、2階がテーブル席になっていて、立ち食いのカウンターのほうが値段が安めです。

ham1.jpgMuseo del Jamon。地下鉄SOL駅下車。プエルタ・デル・ソルを背にしてサン・ヘロニモ通りをカナレハス広場に向かって行くとすぐにわかります。
ham2.jpgお店の入り口とカウンターには写真付きのメニューがあるので注文は簡単。おいしそうなタパスも一杯ありますけど、ハモンは絶対はずさないでください。
ham4.jpgお店の中にはこんなに一杯ハモンがぶら下がってます。何しろ博物館ですからね。でも展示してあるわけじゃなくて売り物です。


カウンターは混んでましたが順番待ちの列などはないので、空いたスペースに入りこんでハモンを注文。店員さんに「セラーノ?イベリコ?」と聞かれましたが、イベリコ豚のハモン・イベリコは最高級品。ハモン・セラーノが一皿1.9ユーロなのにハモン・イベリコは12ユーロもします。
今日のところはハモン・セラーノで。薄いピンク色のプロシュート・ディ・パルマに比べるとかなり赤い色をしてます。歯ごたえもあって味も濃厚。ハモン・セラーノ最高!

ham3.jpgこんなにお皿いっぱいにハモン・セラーノが。お皿が小さいわけじゃないですよ。これだけあれば食べたー!って気になれますね。フォークも出してくれますが、ほとんどの人は手でつまんで食べてました。そのほうが雰囲気かと。
ham5.jpgカウンターは一杯でしたが、みんな食べ終わるとさっさと出て行くのでそんなに待たずに食べられます。それでも待てない人は輪の外から注文してお皿を持ったまま食べてました。そんなのも有り。

2002年のワールドカップでは開幕戦から3位決定戦まで1か月韓国に滞在しました。韓国で豚のうまさを知ってデジカルビとサムギョプサルにハマりました。豚関係にはちょっとうるさいです。その私が断言しますがスペインのハモンは最高です。
スペインならレストランに行かなくてもバルで軽くつまめるし。

ham6.jpgお店の中には販売コーナーもあります。生ハムを1本丸ごと日本に持って帰ったら、あっという間にカビだらけになって駄目にしたっていう話をあるカメラマンから聞きました。やっぱり日本の気候には合わないんですかね。もったいないことを…。

スペインに来たら絶対ハモンを食べましょうね。財布に余裕のある人はハモン・イベリコで。
えーと今日で○7歳になりました。

 
 

投稿者 wsdnet : 06:05

2005年12月07日

イギリスにうまい物はあるのか?

朝っぱらから火災報知器のサイレンで叩き起こされました。とりあえずパスポートなどの貴重品を持ってロビーに非難。消防車も来てましたけど、どうやら報知器の暴発だったようで10分ほどでお開きです。小学校の避難訓練を思い出しました。

今日はイギリスに来てから初めての快晴。青空を見ると気持ちも晴々します。
ところがイギリス遠征の最終戦アーセナル対アヤックスの撮影中またもや雨が!前半途中に降りだして結局最後まで本降りのまま。
今日は大丈夫だろうと思って雨具をホテルに置いてきてしまったので、再びずぶ濡れになりました。
ブリティッシュ・ウェザー恐るべし!

どこに行っても食べ物のことばっかり書いてますけど、イギリスにだってうまい食べ物はあります。インディアンレストランのカレーやタンドリー・チキン、アルゼンチンスタイルのステーキ、イタリアンも最近はずいぶんまともになりました。ってみんなイギリス料理じゃないですね。

だいたいイギリス料理ってどんなんですか?
今までイギリス人に聞いたところでは、「ヨークシャー・プディング」という答えが一番多かったですけど、食べた事はありません。見たことさえないです。
粉ものを焼いた皮の中に具を詰めたものでお菓子のプディングとは全然違うもの、ということです。

イギリス料理とは言えないかも知れませんけど、イングリッシュ・ブレックファーストは有名ですね。お皿に目玉焼きやソーセージや煮豆をよそったものです。

britishFood1.jpgイングリッシュ・ブレックファーストってこんなんです。煮豆は日本人には馴染みやすい味だと思います。ハッシュド・ポテトが付いたり卵がスクランブル・エッグになったりする場合もあります。この一皿にトーストが付きます。イギリスの食パンはサンドイッチ用みたいに薄いので、カリカリトースト派の私はイギリスのトーストが好きです。食パンを油で揚げちゃったりする店もあります。イギリスの人はかなりの揚げ物好きと見ました。

このなかでうまいと言えるのは、フライド・トマトとマッシュルームくらいですかね。焼きトマトは日本では普通食べませんけど、意外とおいしいです。トマトを半分に切ってフライパンで焼くだけなので試しにやってみてください。小さめのトマトの方がおいしそうです。
丸ごとの生マッシュルームはうちの近所の庶民派スーパーには売っていないので、あまり食べる機会がないということで挙げてみました。
イギリスのソーセージは歯ごたえがなくてもしゃもしゃしてて全然おいしくないです。つなぎに小麦粉が一杯入っているからと聞いたことがあります。
この目玉焼きは普通の目玉焼きですが、なかには油まみれで焼くお店もあります。

ファースト・フードではフィッシュアンドチップスが定番ですね。サッカー場の近くにはたいていフィッシュバーがあります。
イギリスの人は酢と塩をこれでもかっていうくらいガバガバとかけます。日本の酢ほどすっぱくはないですが、味覚が狂ってるとしか思えません。

britishFood2.jpgサッカー観戦の前にフィッシュ・アンドチップスで腹ごしらえしている人も多いです。チップス(フライドポテト)だけって言う人も結構いますね。チップスにも取りあえず酢。ちなみにフライド・ポテトと言っても通じません。

ペイスティもファースト・フードの定番です。パイ生地とパンの中間みたいなのでジャガイモ、玉ねぎ、ひき肉などを塩コショウで味付けしたものを包んで焼き上げたもので、これは結構好きです。
なかの具にはいろいろなバリエーションがあって、チーズ入り、トマト入り、カレー味などがあります。

britishFood4.jpg大きさはだいたい15センチくらいでかなりのボリューム。大きい駅にはだいたいペイスティーのお店があります。熱々でちょっとスパイシーな味付けです。値段は2ポンドから3ポンドくらい。1ポンド100円なら納得できる値段なんですが。

キドニー・パイとかハギスとか血に入った何とかとか、イギリスにはちょっと癖のあるやばそうな食べ物が多いんですよね。やっぱりイギリス人の味覚には理解し難いものがあります。

britishFood3.jpgイギリス遠征最終日なので街の様子を1枚付け足してみました。ロンドンのメインストリートのひとつ、リージェント・ストリートです。クリスマスってやっぱり大イベントなんですね。街はもうクリスマス一色です。

投稿者 wsdnet : 10:15

2005年12月06日

サッカー観戦はチューブで

ロンドン市内のサッカー場へ行くなら移動の足は地下鉄が便利。
イギリスでは地下鉄はアンダーグラウンド。アメリカ流のサブウェイはイギリスでは地下道のことです。
普通はチューブという愛称で呼ばれています。

トンネルが小さいので車両もそれにあわせて小さめです。屋根の部分が丸くなっているので、出入りする乗客たちはうっかりすると頭をぶつけそう。日本の地下鉄のほうがはるかに快適です。

tube1.jpg何だか丸っこくて狭い車内。網棚がないので荷物の置き場に困ります。
tube4.jpg吊り球?昔のロンドンの地下鉄は全部これでした。新しい車両にはありません。日本の地下鉄なら吊り革の輪っかに手を突っ込んで立ったまま寝る事ができますが、吊り球では無理です。チェルシーのあるディストリクト・ラインには古い車両が多いので、吊り球を見ることができます。話の種に一度握ってみる価値あり。いややっぱりないですね。

地下鉄は1~6までのゾーンに区分されています。ゾーンよって料金が決まっているので、行き先がどのゾーンかを確認してから切符を購入します。

tube2.jpgロンドンの地下鉄はかなり深いところを走っているみたいで、エスカレーターも長いです。歩かない人は右側に立ちましょう。

東西に走る路線の場合の行き先はEastboundとWestbound、南北の場合はNorthboundとSouthboundと表示されています。各ホームの手前には駅名の入った路線図があるので、ここで行き先を最終確認。

tube5.jpg分かれ道には必ず路線図があるのでホームの場所を確認。通路は天上が低くてトンネルのようです。かなり迷路感覚。

サッカー観戦の場合は往復切符がお勧めです。帰りの駅は大混雑なので切符を買うのは大変です。
試合前どこか別の駅に行く場合は、デイトラベルカードを買ってしまいましょう。
地下鉄の料金はゾーン1-2の片道が2ポンド。ゾーン1-2のデイトラベルカードが4.7ポンド。3回乗れば元が取れますね。だけど初乗り料金が500円弱というのはちょっと高すぎかと。

tube3.jpgただ今まともに運行されているのは全12路線のうち半分の6路線。一部動いてないとか閉鎖されてる路線もあるってどういうことですか?日本ではあり得ませんね。

今日はチャンピオンズ・リーグ、チェルシー対リバプール撮影のため再びロンドンに戻って来ました。
毎日の移動で少々疲れ気味。イギリスのホテルのベッドはどこも柔らかすぎて、腰に来てます。

投稿者 wsdnet : 11:27

2005年12月05日

イギリスの冬はさびしいです

ロンドンから列車に乗って1時間30分。今日はバーミンガム対ウェストハム戦撮影のため、バーミンガムにやってまいりました。
 
バーミンガム行きの列車はロンドン・ユーストン駅発。
同じ駅から出て行き先も一緒なのに、複数の鉄道会社が列車を走らせています。こんなの日本では考えられないですね。
乗り換えもなく直通でバーミンガムまで行けるヴァージン・トレインが一般的に利用されているようです。

birmingham1.jpgロンドン・ユーストン駅。リバプールやマンチェスター行きの列車もここから出ています。地上が鉄道駅で地下が地下鉄の駅。当たり前ですか。

ヴァージン・トレインは普通車の料金が片道50ポンド、ファーストクラスが86ポンド。セントラルとシルバーリンクは途中で1回乗換えが必要で、料金は普通車19.9ポンド、ファーストクラスが37.6ポンドとかなりお安いです。
今日はヴァージンを利用したため、その他の会社の詳細は不明。ごめんなさい。
 

birmingham2.jpgこちらはバーミンガム・ニューストリート駅。ひとつ手前でバーミンガム・インターナショナルという駅に停まるので間違えないようにご注意。ユーストンに似てちょっと殺風景な駅ですが、少し歩くとにぎやかなシティー・センターに出ます。

バーミンガム・ニューストリート駅を出ると、シティー・センターまではすぐです。かなりな広さで歩行者専用のお買い物地帯になっています。
今日は月曜日なのに結構な人出で、でっかい買い物袋を提げた人たちで一杯でした。ロンドンに次ぐイギリス第二の大都会ですから、当然と言えば当然ですね。

birmingham3.jpg街はすっかりクリスマスムード。仕事で来ている身としては、残念ながらひとり取り残された気分で楽しむ余裕はなし。
birmingham4.jpg教会の近くにはこんなおしゃれなイルミネーションもありました。

バーミンガムのホーム、セント・アンドリュースまでは、バスを利用するのが便利です。
スタジアムを通るバスは、13番、15番、17番、57番、60番とたくさんあるらしいのですが、バス乗り場がやたらとあるのにこのバスだけが全然見つかりません。散々歩き回った結果、この路線のバス乗り場が一番わかりにくいところにありました。

ニューストリート駅を出てMoorStreet駅を目指して歩いていくと、ショッピングモールの途中にCarrsLaneという細い通りがあるのでここを右へ。50メートルほど歩いて大きな通りに出たら左に曲がるとバス乗り場があります。スタジアムまでは10分ほどで料金は75ペンスです。

話は変わりますけど、寒いのは冬だから当たり前としてどうしてこう毎日雨ばかり降るんでしょう。毎日どんよりしていて気が滅入りますね。

イギリスの冬はさびしすぎます。

投稿者 wsdnet : 09:21

2005年12月04日

チャールトン、ホームで2-5の大敗

マンチェスターから飛行機でロンドン・ガトウィック空港に到着。ガトウィックを利用したのは今日が初めてですが、ガトウィック・エクスプレスを利用すればビクトリア駅まで35分で行けるので、ヒースローに比べても不便は感じませんでした。

london11.jpgロンドン・ガトウィック空港の南ターミナルとビクトリア駅を結ぶガトウィック・エクスプレス。所要時間35分で13ポンド。だいたい3000円くらい。1等だと5000円です。これもポンドが高いせいで、イギリスの人にとっては普通の値段なのかもしれませんね。値段は高いけどやっぱり一番便利です。

 
今日はプレミアのチャールトン対マンチェスター・シティーの撮影です。

チャールトンのホーム、ザ・バレーは地下鉄のCharing Cross駅またはLondon Bridge駅でSouth Eastern Trainに乗り換え、Charlton駅下車。London Bridge駅からは15分ほどです。

London Bridge駅を出てすぐ、左手にロンドン・ブリッジが見えます。見えますがほんの一瞬しか見えません。シャッターチャンスも一瞬。私は撮り逃しました。

london13.jpgCharlton駅で降りると出口は先頭付近の1か所。駅を出たら右方向に進んで線路を超え、最初の小さな交差点を左へ曲がってあとは道なり。スタジアムまでは徒歩5分です。住宅街を歩くとすぐにスタジアムが見えてきます。
london14.jpg駅からスタジアムまでは短い距離ですが、おなじみのサッカーグッズの露天やハンバーガーの屋台もちゃんと出ています。フィッシュアンドチップスのお店も途中に1軒。イギリスではどこのスタジアムに行ってもお約束。
london15.jpgお父さんと男の子、熟年カップルなどが多く見られるほのぼの系スタジアム。殺伐とした雰囲気がないのがいい感じです。駅から歩いてくると、最初にファンショップが目に入ります。

電車に乗っても食事をしても、イギリスは物価の高いところです。おまけにポンドの強いこと。
なにしろ1万円を両替しても40ポンドにしかなりませんから。1週間イギリスで過ごすのに一体いくら必要なのか。頭が痛いです。

投稿者 wsdnet : 07:25

2005年12月03日

マンチェスター、一番寒くて一番ひどい雨

今日からイングランド5連戦がスタート。
それにしてもマンチェスター寒すぎ。おまけにイギリスらしくない、しっかり目の雨まで降ってるし。

MAN U4.jpgマンチェスター・ピカデリー駅。ロンドン・ユーストン駅から鉄道で3時間弱。マンチェスター空港からは電車で20分ほど。
MAN U9.jpgマンチェスター・ピカデリー駅の構内。ファーストフード、カフェ、コンビニなどいろいろなお店もある、大きくてきれいな駅です。メトロリンクの乗り場は地下。案内表示にしたがって行くとすぐにわかります。
MAN U5.jpgオールド・トラフォードへは「Altrincham」行きに乗って15分ほど。他の行き先のトラムの同じホームに停まるのでちゃんと行き先を確かめましょう。切符はホームの券売機で買います。帰りはたいへん混むので、往復切符がお勧め。往復で2.1ポンドです。

マンチェスター・ピカデリー駅からメトロリンクに乗り、オールド・トラフォードへ。
このメトロリンク、乗った時はトラムだったのにオールド・トラフォードは普通の電車の駅。市街では路面電車、郊外では電車になるという世界でも注目されている新都市交通だそうです。

MAN U91.jpgオールド・トラフォード駅。ちっちゃい駅です。

オールド・トラフォード駅からオールド・トラフォードまでは歩いて10分ほど。一本道なので迷いたくても迷えません。駅を出るとスタジアムの屋根がちょこっと見えます。

MAN U3.jpgスタジアムまでの一本道には、ハンバーガーやホットドッグなどの食べ物の屋台やサッカーグッズの露天が出ているので、だらだらと歩くにはもってこい。飽きずに歩けます。グッズ関係には結構な掘り出し物あり。Tシャツも正規品にはない面白いデザインの物がいっぱいあります。写真はスタジアムすぐ手前の交差点付近。パブやファーストフードのお店が数軒、フィッシュアンドチップスも食べられます。

雨は試合中もずっと降り続いていましたが、屋根のおかげでほとんどのお客さんは濡れずに観戦できます。
オールド・トラフォードもそうですけど、カメラマンも雨に濡れないなんていうスタジアムはあまりないですね。おまけに屋根の縁がちょうど頭の上あたりにあるので、降ってくる雨と屋根を伝って落ちてくる雨のダブルパンチ。
イングランドのスタジアムは観客席がピッチに近いので傘がさせません。試合が終わる頃には全身ずぶ濡れ。

MAN U2.jpgキックオフ2時間前でも、メガストアは入場制限中。
MAN U1.jpgスタジアムの前には先日亡くなったジョージ・ベストを偲び、花、マフラー、ユニフォームなどが置かれていました。キックオフ前には黙祷ではなく1分間の拍手が彼に送られました。

試合が終わりメトロリンクの駅まで行ったところ、いつもよりひどい混雑で100メートルくらいの行列。全然進む気配がないので、ちょうど列の最後尾あたりに停まっていた臨時バスで帰ることにしました。料金はピカデリー駅まで2ポンド。

初日から寒さと雨と大混雑にぐったり。明日は元気を出してロンドンに行きます。

投稿者 wsdnet : 07:54

2005年12月01日

練習だってしっかりお金はいただきますから

そりゃ銀河系軍団ですから。選手たちの年俸総額は200億円超とか。少しでも元を取らなくてはという訳かどうか、とにかく練習の見学は有料です。料金はひとり6ユーロ。

シウダレアルマドリー1.jpg日本円にすると900円くらい。好きな選手を近くで見られるなら、まあ払ってもいい金額かと。でもぎりぎり上限ですね。実に微妙な金額設定。

練習場の名称は、「CIUDAD REAL MADRID」。レアル・マドリー・タウンみたいな感じでしょうか。場所は地下鉄8号線「Campo de las Naciones」下車。バラハス空港に行く路線です。
以前の練習場「Las Rozas」よりもかなり便利になりました。

シウダレアルマドリー3.jpg地下鉄8号線は「Nuevos Ministerios」が始発駅。「Campo de las Naciones」は空港「Aeropuerto」のひとつ手前の駅。奥に見えるのは見本市会場です。

駅前にはタクシーが止まっているので、行きはタクシーの利用をお勧めします。「CIUDAD REAL MADRID」と言えば運転手さんにもわかるはず。料金は3~4ユーロ。10分弱で着きます。帰りの足がないので、帰りは徒歩で約30分。施設が完成したらバスくらいは運行していただきたいもんです。

シウダレアルマドリー2.jpg入り口にあるでっかい看板が目印。「いらっしゃいませ」っていう日本語も書いてあるのわかりますか?

この「CIUDAD REAL MADRID」、本当はもっと早くできあがっている予定で、シーズン前のアジアツアーから帰った時点でここでの練習がスタートするはずだったそうです。
ところが実際にトップチームが練習で使い始めたのは今年の11月。つい最近のことです。
全部で10面できる予定のピッチも、まだ3面くらいしかできあがっていません。全体が完成するのは一体いつになるのでしょう。

シウダレアルマドリー7.jpg案内図がありましたがこれは単なる完成予想図。地図にあるようなカフェもないしトイレもありません。
シウダレアルマドリー4.jpgこんな風にまだほとんどの施設が工事中。でも「急ピッチで」といった雰囲気はまったくなしです。いたってのんびりムード。工事中のおじさんに「オラー」と声を掛けられました。
シウダレアルマドリー6.jpgだって、工事のおっちゃんたちもファンと一緒になって練習見ちゃってますから。これじゃいつ完成するのかわかったもんじゃないですねー。

練習の予定はレアルのHPで確認できます。
今日の練習は午前と午後の2部練で、午前練は11時スタート。軽いランニングの後インターバル走を10本ほどやって他の場所に移動しちゃいました。午前練の見学は40分で終了。ボールを蹴るところが見られなくて、ちょっと物足りない気が…。

シウダレアルマドリー91.jpg練習は軽いランニングからスタート。一番中を走っているのはロナウド。楽しちゃ駄目だって。一方最近復調してきたジダンは先頭を走って気合十分。

はたして6ユーロは高いのか安いのか?
練習の見学に金を取るのもどうかと思いますけど、それはクラブが決めた事ですから。行きたい人は行く、行きたくない人は行かないということで。

シウダレアルマドリー5.jpg今日はコンパクトカメラ1台だけ持ってやって来ましたが、結構近くで見られて正直うれしかったりしました。

 

投稿者 wsdnet : 05:17