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2005年11月29日
喫煙天国?スペイン
最近喫煙者はまったく肩身が狭いですね。イタリアでさえカフェやレストランが禁煙ですから。カフェを飲んで食後の一服ができないイタリアンって…。
スペインの喫煙事情はどうかと言いますと、これがたいへん大らかなんですね。タバコ好きが多くてみんなよく吸ってます。老いも若きも男性も女性も、いつでもどこでもみんなスパスパです。
街には灰皿がたくさんあって歩きタバコをしてもポイ捨てはしないようになっているんですけど、まあみんな道端に捨ててますね。バルでも吸殻は床に捨てるし。
街ではゴミ箱をたくさん見かけますけど、ふたのギザギザのところでタバコを消して、ゴミ箱に捨てようということになってます。ここに吸殻を捨てている人はあまり見たことないですけど。
公共の場所でも喫煙所が設けてあるところが多いです。「喫煙は指定の場所で」というサインが大きく出ています。
空港でこれだけタバコが吸える国というもの今では珍らしくなりました。搭乗ゲートにも荷物の受け取り場にも喫煙所があります。イタリア人はそんなものなくても平気で吸いますけどね。
日本の喫煙所でもよく見かけますね。煙を吸ってくれる例のやつです。よく見たらやっぱり日本製でした。日本語の注意書きがそのまま貼ってありましたよ。
テナントが何軒も入っているショッピングセンターなどでも禁煙なのはそれぞれの店内だけで、店の外に出ればちゃんと灰皿が置いてあります。調子に乗ってタバコを吸いながらエスカレータに乗っている人もよく見かけますけど、これはやっぱりいけませんね。
ショッピングセンターってお店を出ても建物の中なんですが、それでも一歩店を出ればだいたい喫煙OKです。禁煙のレストランやバルなんて見たことないですね。
サッカー場でもみんなよくタバコを吸います。これはスペインでもイタリアでもドイツでも一緒。観客席はもちろん、カメラマンやら警官やらセキュリティーやら、ピッチレベルでもみんなタバコを吸ってはポイ捨てです。なかにはピッチの芝生に捨ててしまう人や、試合中タバコを吸いながら写真を撮ってるカメラマンもいます。
今まで訪ねたヨーロッパの国のなかで、一番喫煙マナーが悪かったのはドイツですかね。試合が終わってトラムで帰る時、立派な身なりのおっさんが車内でタバコを吸ってました。ドイツ人は真面目な人たちだと思っていたので驚きました。ドイツでは車が通らないからって赤信号で道を渡ると、子どもに注意されたりしますからね。
誰も注意しないどころか嫌な顔もしていないので、ああこれは有りなのかと。もちろん車内は禁煙ですよ。イタリア人だってトラムの車内ではタバコなんか吸わないですよ。
ヨーロッパでタバコを買うと、パッケージの注意書きがでかくてびっくりします。こんな注意はまだ序の口。「喫煙は痛くてゆっくりした死をもたらす」とか「喫煙は殺す!」なんてのまであります。
喫煙者のみなさん、ちゃんと喫煙マナーを守りましょうね。そうしないとどんどん規制が厳しくなって、一歩家を出たらタバコが吸えないなんてことになりかねませんから。
投稿者 wsdnet : 05:19
2005年11月27日
海で泳いでデポルティーボを観てまた泳ぐってやってみたい!
今日は地中海のマジョルカ島から大西洋側のア・コルーニャに移動してまいりました。目測ですがおそらくマジョルカとデポルティーボは、リーガのなかで最も距離の離れた2チームではないかと思われます。誰がこういうスケジュールを考え付くんでしょうねー。
しかも夕べの試合は20時キックオフ、今日の試合は17時キックオフ。逆だったらよかったのに…。
夕べかなり遅くまで、というか朝方まで仕事をしていましたが、空港に着いたのはこんな時刻。うーん眠い。
マジョルカからア・コルーニャまでは直行便がないので、マドリッドで乗り換えです。今日の待ち時間は2時間半。カメラがなければこんな風に寝たいところなんですけど。
ア・コルーニャは半島の街で、大雑把に言うと片側が港、片側が海岸になっています。港側が新市街で、バルやレストランがたくさんあってそりゃあもう大賑わいらしいのですが、今日私が泊まったのは海岸の方です。デポルティーボのホームスタジアム、リアソルも海岸沿いにあります。
手前がオルサン海岸で奥がリアソル海岸。右上に小さくリアソルが見えます。海岸通りを歩いていけばリアソルに着くという訳。市街からでも海岸通りに出たほうがわかりやすいと思います。写真で見るとすごく遠くに見えますが、ゆっくり歩いても写真を撮った場所から30分くらいで着きます。
こんな風にリアソルは海のすぐ近くにあるんです。今回は海のある街に行く事が多かったですがここまで海に近いスタジアムは初めてですね。そういえば斉州島のスタジアムは海に突き出してましたけど。台風で屋根が吹き飛んだと聞きましたが、今はどうなっているんでしょうか。
これがリアソルです。オフィシャルショップは正面の左側の角にあります。写真で正面に写っているのがそうです。
オフィシャルショップのショーウィンドーもすっかりクリスマス仕様になってました。
だってね、海沿いで景色はいいし部屋からリアソルが見えてるし海外通りを歩いて行けばいいだけだから絶対道に迷わないし。
そりゃあはっきり言ってこっち側は熱海っぽいですよ。ア・コルーニャは魚介類がおいしいので有名だっていうから楽しみにしてきたのにレストランもあまりないし。
海岸通りにはトラムも走ってます。スタジアム付近まで行くらしいです。ちなみに単線。同じ線路を両方向にトラムが走ってました。
正直に言いまして今回はホテルの選択を誤りました。HPの地図だけだと街全体がわからないからですね。街はかなり細長いので、市街に泊まってもリアソルまでは大した距離じゃないです。充分歩ける距離だと思います。
もしア・コルーニャに行ってみようという人がいたら、街中に泊まってください。そしておいしいマリスコスを堪能してくださいね。海岸が好きだ!という人はもうぜひ海岸沿いのホテルを選んでください。絶対オーシャンビューですよ。
夜の海岸通り。ご覧のようにちょっと熱海っぽい。
サッカーと全然関係ないんですけど、スタジアムの前にF-1が飾ってありました。アロンソがモナコでドライブした本物らしいです。それにしてはラフな置き方ですね。柵もなんにもなし。みんな平気で触ってましたよ。私ももちろん撫で回しました。モナコでは確か表彰台にも登ってないですからね。扱いが悪いのはそのせいかも。
明日の朝窓から見える海の景色が楽しみだなーっと。おやすみなさい。
投稿者 wsdnet : 08:11
2005年11月26日
夏に来たい!豪華リゾートマジョルカ
マジョルカ島、初めて来ました。
天気予報では今日の天気は雨。年間300日は晴れていると言うのに何で今日に限って!と思って来てみれば、パルマ・デ・マジョルカはさわやかないい天気。マドリッドに比べるとかなり暖かいです。
南国を思わせるパルマ・デ・マジョルカ空港。マドリッドから飛行機で1時間15分。バルセロナからはフェリーや高速船も出ています。
市内にある1601年に完成したというカテドラル。奥行き121メートル、幅55メートル、高さ44メートルというでっかい大聖堂です。このところどこに行っても改修中のカテドラルが多いです。
今日のホテルは市街からちょっと離れた海岸沿い。港には豪華なヨットやクルーザーが停泊していました。さすがはヨーロッパ屈指のリゾート地。海岸通りにはホテルやレストランが並び、夏の賑わいを思わせます。こんな素敵なリゾート、冬に来てもねえ…。仕事ですから関係ありません!
「地中海の楽園」マジョルカに浮かぶクルーザー。今まで見たマリーナに比べるとケタ違いに豪華。こんなに立派なリゾートだったとは知りませんでした。
こちらは明らかに地元の兄ちゃんたち。親しみがわくなあ。やっぱり海とくれば釣りでしょう。でもあんまり釣れてないみたいでした。まあ釣りというものはそういうものですね。
今日は運のいい事に大久保がなんと7試合ぶりのスタメン出場。動きも良く好調に見えましたが、残念ながらマジョルカは、FK一発でビルバオにやられてしまいました。ビルバオって最下位ですから。今日の敗戦はマジョルカにとってかなり痛い。降格圏内に一歩近づいてしまいました。
マジョルカのホーム、ソン・モイシュ。市内からはちょっと離れていて、バスやタクシーで10分くらいのところにあります。今日までに見たリーガの試合はどこもほぼ満員でしたが、今日は空席が目立ちました。リゾート地だから?
結局天気予報が当たってしまって前半途中から雨が降り出し、気温もぐっと下がっていきなり寒くなりました。やっぱりマジョルカは夏に来たい!
試合が終わってホテルに帰ると、海岸通りはこんな風にライトアップされていました。他の街ではまだまだなのに気が早い。これもリゾート地だからでしょうか?と何でもかんでもリゾート地のせいにしてしまいますが、それくらいリゾートなんですよ。
投稿者 wsdnet : 09:42
2005年11月25日
マドリッドで本場のチュロスに出会った
甘いものはほとんど食べません。好きですが我慢してますから。
マドリッドに来てもう1か月たちました。ほぼ毎日ひとり。完全に日ごろの自己規制のたがが外れます。いきなり甘いものが食べたくなったりもします。
日本でも映画館や遊園地でおなじみのチュロス。砂糖とシナモンをまぶした甘いお菓子。
スペイン生まれとメキシコ生まれ2つの説があるようですが、どちらが正しいのでしょうか?
マドリッドにチュロスで有名な店があると聞いて、わざわざ食べに出かけました。そこは「チョコラテリア・サン・ヒネス」という名前のカフェなのですが、行ってみたところお店は閉まっていたんです。
店の入り口を見ると、営業時間は18時から翌朝7時まで。チョコラテリアっていうからにはチョコラーテ(ココアです)専門店のようですが、それが夕方オープンして朝まで営業とは?ひょっとしてチョコラーテってスペインでは夜の飲み物?
仕方ないので帰ろうと思ったら、隣の店のメニューにも「チュロスとチョコラーテ」を発見。これはサン・ヒネス目当てに来た客を捕まえる便乗商法か?とか、お客さんがひとりもいないし地元の人は来ない観光客相手の店で、ぼられたら嫌だなーとちょっと迷った。だけど、わざわざここまでチュロスを食べに来たんだから食べていこうよとひとり言を言って席に着き、チョコラーテとチュロスのセットを注文しました。
これがまったく初体験の味。
チュロスには砂糖も何もついなくて、全然甘くないです。というより塩味がしっかり効いています。揚げたてで外はサクサク、中はしっとり。でもちょっとしょっぱい…。
チョコラーテはといえば、これはもう私の認識では飲み物ではないですね。お汁粉よりどろどろ。日本の食べ物や飲み物で言うと何か?ちょっと思い当たりません。まさしくチョコレートを溶かしたもの。これ以外説明のしようがないです。味はビター系のチョコレートですね。
チョコラーテとチュロスのセット。チュロスはお店によっていろんな形があって、このお店ではくるっと丸くしてありますが、長いものを切って出すお店もあります。暖かくて外はサクっとして香ばしく、中はしっとりしています。灰皿もおしゃれです。
スペインの人たちはチュロスをチョコラーテに浸して食べると予習済み。さっそくそのようにして最初のひと口。これが甘いのとしょっぱいのですごく合うんです。もう日本中の甘い物好きに食べさせてあげたい!甘いものはちょっと…という人は絶対食べられませんので。
おいしいけどそれにしてもちょっとくどい。揚げ物好きで甘い物好きのこの私でもさすがに完食できず。そのころ冷めたチョコラーテは、さらに固まってぷるぷる状態に。
肝心のお値段はセットで3ユーロと、いたって普通の値段でした。疑ってごめんなさい。
チョコラーテはこんな感じです。ドロドロ感がお分かりいただけるでしょうか?最初はカップに口をつけて飲んでみましたが、そういう風に飲むものではないという事がすぐにわかります。濃厚ですがチョコレート好きには最高。
お店の名前は、「RINCON DE MADRID」。
地下鉄1号線「SOL」下車。プエルタ・デル・ソルを背にマヨール通りを進み、右側2本目のコロレロス通りを入ったところにあります。
「RINCON DE MADRID」の外観。入り口に掛けてあるメニューに「チョコラーテとチュロス」があったのですが、値段が書いてなかったのでちょっと不安になりました。よく見ると結構おしゃれな店ではないですか。
甘いものが嫌いな人もチュロスだけならいけます。でも無理に行く必要は全然ないですね。
投稿者 wsdnet : 09:32
2005年11月23日
ロナウヂーニョは今日も楽しそうにサッカーしてました
今週はカップ戦ウィーク。22日にバルセロナ対ブレーメン、今夜はレアル・マドリー対リヨンとチャンピオンズリーグ2試合を取材。カンプ・ノウとベルナベウの両スタジアムとも今回初の撮影となりました。
マドリッドからバルセロナまで行きは列車、帰りは飛行機という変則的な旅程。
マドリッド~バルセロナ間の所要時間は列車が約5時間、飛行機で1時間10分。試合が終わった後には撮影した写真をパソコンにコピーしたりピンボケ写真を捨てまくったりいろいろと仕事があってあまり早くは寝られそうに無いので、帰りは楽をさせてもらうことにしました。
アベはバルセロナまで全線開通していないので、途中で乗換えが必要。今回乗ったのはこのアルタリアという列車。ついこの前まではバルセロナまで9時間近くかかっていたのですから、所要時間は大幅に短縮されました。鉄ちゃんではないので何故かはわかりません。
ロナウヂーニョは何かすごい事になってますね。あの顔もすっかり見慣れてしまって、今はもう親しみさえ感じます。
ほんのちょっと前までカメラマンはみんなこぼしてました。そろそろロナウヂーニョを表紙に使ったら?と編集部に提案しても、あの顔では無理です、と即却下されると。
スピードもあるしテクニックは超絶だし、何より彼はわざと倒れたりといった汚い真似をしませんよね。クラシコでマドリーファンからも拍手されたというのはかなり凄いことです。半ばヤケクソだったんでしょうけど。
バルセロナのタクシーは黒いボディーに黄色いドアのツートンカラー。マドリッドとは違います。タクシーのデザインが統一されているのは、外国人旅行者にとってはわかりやすくてありがたいことですね。日本のタクシーは外国人にはもしかしたらわかりにくいのかも。
やはり食の話題も入れなくてはということで、これはパン・コン・トマテ。直訳するとパンとトマト。軽くトーストしたパンにトマトをこすりつけ、オリーブオイルをかけたもので、カタルーニャの名物です。おいしいです。渋谷に「パン・コン・トマテ」という名前のイタリアンレストランがありますが、完全にスペインとイタリアがごっちゃになってますね。間違いです。
今日は飛行機でマドリッドに戻り、レアル対リヨンを撮影。ロナウド、ラウール抜きでしたが、それでもスターがスタメンに並んでいるのはさすがにレアル。
それにしてもスペインの観客のブーイングは本当に容赦なし。相手チームへは当たり前、拙いプレーをすれば味方にも即ブーイングの嵐。それがまた見事に同じタイミングで観客席全体から起こりますから。みんなサッカーを良く知ってます。
今日の試合でもベッカムがサルガドと交代した時に大ブーイングが起こり、試合後カメラマン達で、誰にブーイングしてたんだろうという事がちょっと話題になりました。
ホテルに帰ってネットで記事を見ていたら、監督のルシェンブルゴの采配に対するものだったんですね。引き分けでも決勝トーナメント進出は問題ないのに、何故守る?攻めろ!というブーイングだったようです。
スペインのファンは深くて厳しい。恐れ入りました。
マドリッドはもうかなり寒いですが、撮影中なんだか頭がぽかぽかと暖かい…。上を見てみたら、観客席の屋根にヒーターが入っていました。このオレンジ色がスタジアムの屋根をぐるっと一周。ピッチで感じるくらいだから、観客席はかなり暖かいはず。アイントフォーフェンでは客席の足元にスチーム暖房が付いていると聞いたことがあります。ヨーロッパを見てしまうと日本のスタジアムの観客サービスは非常に遅れてますよね。
投稿者 wsdnet : 00:06
2005年11月21日
カディスの赤い行列
きのうはカディス対バレンシアの撮影でカディスへ。
マドリッドからセビージャまでAVEで2時間半。列車を乗り換えさらに1時間40分。待ち合わせ時間を入れると5時間の長旅でやっとカディスに到着。
現在駅舎を改修中のため、ここが駅の臨時の出口。周りには何も無く駅を出た瞬間途方に暮れる。
本来は駅を出るとこのセビージャ広場に出るはず。この広場が出口からまったく見えなかったのがつまづきの始まり。
国鉄カディス駅を出て5分ほど歩くと旧市街に入ります。
今日のホテルは駅からほぼ1本道。1キロというから10分ほどで着くだろうと思っていたのに、旧市街に入るとHPからダウンロードした地図がかなりの略図である事が判明。細い通りがやたらと交差していて、今自分がどこにいるのかまったくわからず。困った。
このサン・ファン・デ・ディオス広場を出発点にすると、旧市街の道もわかりやすいです。ただし地図を持っていれば。駅からセビージャ広場に出て、左斜め奥に入っていくとこの広場に出ます。探していたホテルもこの広場から1本道。ただし通りの名前は3回変わっていました。そんなの地図には載ってなかったし…。試合後に撮影したため夜景です。
これはサンフランシスコ広場にあるサンフランシスコ教会。この時はまだホテルが見つからずかなり心細い状態。それでもとりあえず写真を撮る健気なカメラマン。地図を見ると旧市街だけでカテドラル含め14の教会があります。
結局30分くらいあるいてやっとホテルに到着。ちっちゃいけどきれいでなかなかおしゃれなホテルです。
ホテルの看板はこんな可愛いのが一つ出てるだけ。大きさは30センチ×20センチくらいののちっちゃいものです。着いてみてわかりましたが一度通り過ぎてました。これは見逃しても仕方ないです。ちょっとおしゃれ過ぎ。
そして私の部屋は「ディエゴ・ムニョス・トレノ」。部屋番号じゃなくて部屋名。ディエゴ・ムニョスって誰?
フロントのアルベルトによると、スタジアムにはバスで行くのが一番便利とか。とりあえずキックオフまで時間があるので、地図をもらってちょっと街を歩いてみる事にしました。地図無しで出かけたらおそらく私は二度とここには戻ってこられないでしょう。
夕べ泊まったホテルのフロントマン、アルベルト。今回会ったスペイン人の中で一番流暢な英語を話す人。いい奴でした。
街の通りは全部このくらいの広さ。日曜日でお店が閉まっているにもかかわらず、人が大勢歩いていますね。迷路みたいな道じゃなくて、地図さえあればとても歩きやすい街です。
細い通りにもカフェが何軒もありますが、広場に出るとこんなオープンカフェやレストランが。カディスは魚介類がおいしいらしいですよー。
かなり大きくて立派なカテドラル。残念ながら時間が無くまたもや中には入れず。駅から徒歩10分ほどです。大西洋に面した海岸通り沿いに建っています。
トペテ広場にある郵便局。新しそうな建物ですがすっかり街に溶け込んでいます。カテドラルからトペテ広場に出る通りが、一番にぎやかな通りのようです。通りの両側にはいろいろなお店が並んでいます。ここはとても古い街のはずなのに、街の雰囲気はとてもおしゃれです。
こんなアンダルシアの端っこなのに、この街には観光客が非常に多いです。マドリッド以外でアメリカ人の団体を見たのはカディスが初めて。
そろそろ撮影に出かけようと、また地図を片手にバス乗り場へ。アルベルトの説明は非常に正確でバス乗り場も一発でわかりました。
バスの運転手さんに「このバスはラモン・デ・カランサに行きますか?」と念のために確認。覚えたてですが、その国の言葉がちゃんと通じるとすごくうれしいです。
ラモン・デ・カランサのすぐ前に止まる1番のバス。スペイン広場(Plaza de Espana)が始発で駅前を通り、新市街にあるスタジアムまで行きます。スタジアムまでの所要時間は約15分。料金は85セント。
バスは旧市街から新市街に入って行き、スタジアム前のバス停で停車します。旧市街から来ると道の反対側、左手のちょっと奥にスタジアムが見えます。
カディスのホームスタジアム、エスタディオ・ラモン・デ・カランサ。スタジアムをチームカラーに塗っちゃったんですね。なんか可愛らしい感じです。新市街にあるので旧市街の地図には載っていません。駅からは旧市街と反対方向になります。
参考のため帰りは近郊電車を利用して帰りました。
カディス駅からは、Jerez de la Frontere行きに乗り、3つ目のEstadio下車。地上に出るとスタジアムは目の前です。料金は1.15ユーロ。
近郊電車の駅はバス停と反対側、スタジアムの裏にあります。電車は地下を走っていて、地上に出るとスタジアムは目の前。ただし本数は少ないので、時刻表を確認したほうが良いと思います。1時間以上待たされる時間帯もあります。
カディス駅構内の列車乗り場。近郊電車のホームだけ改札口があります。画面の右端にある券売機で切符が買えます。
この街は夜になっても人がたくさん歩いていて、危なそうな雰囲気はまったくありません。普通路地には近づくなと言いますけどここには路地しかないし、どの通りにもカフェやバルがあって夜でも明るいです。
夕飯を食って夜景でも撮ろうとカメラを持って出かけました。そこでちょっとすごいものを見たんです。
人だかりがしているので見に行くと、それは総勢100人ほどの大行列。牧師さんやら普通の人やら、聖歌隊のような格好をした少年少女たちがみな長~いローソクを持って歩いています。
イエス様が乗ったみこしを先導する少年少女たち。
そしてメインはイエス様の乗った大きなみこし(?)。ちょっと進んでは立ち止まり、また進んでは立ち止まり、ゆっくりと行列は進んでいきます。
とにかく細い路地なので、道幅いっぱいいっぱい。見物人は路地が交差するところからしか見ることはできません。
今夜の主役イエス様。四隅の男性が担いでいるように見えますが、実は見越しの下から足が見えてます。中にはおそらく20人以上の人がいるはず。細い路地しかないので、道を曲がるのがもう大変。
とても厳粛は雰囲気を想像するかも知れませんが、みこしの後ろにいる総勢60名のブラスバンドがやたらとドラマチックな音楽を演奏するので、見るほうもなにかワクワクするような盛り上がった行列でした。
ホテルに帰り、さっそく行列のことを聞いてみました。アルベルトは帰ってしまって今度はもっと若いお兄ちゃん。
「あーそれはね、プロセッションだよ。」
おープロセッション。何か宗教の儀式っぽいぞ。そうかプロセッションか。
さっそく部屋に帰ってWeb辞書で調べてみたところ、PROCESSION=行列…。
今朝チェックアウトの時アルベルトに聞いてみると、そんなもの知らないと。知らないの?本当に?他のスタッフにも聞いていましたが、皆知らないみたいです。
夕べ出くわした時はカディスのすごいイベントを見ちゃったと思っていたのに、誰も知らないんだ。そうなんだ。
カディスの旧市街はこんな風。ランドマークが無いので地図無しでは自分がどこにいるのかわからなくなります。すべての通りに名前が付いているので、地図さえあればすごく歩きやすい街です。
もっとゆっくりしたかったなー。マリスコのおいしいレストランにも行きたかったし。スペインにはいい街がまだまだたくさんあるんだろうなー。
投稿者 wsdnet : 04:32
2005年11月19日
マドリッドってそんなに危険なところなの?
駐在先がマドリッドに決まったと聞いた時は、正直かなりビビりました。どのガイドブックを見てもマドリッドは危険だって書いてあるし、最近では首を絞めたりビニール袋を頭に被せたりして気絶させてから所持品を奪うという荒っぽい強盗事件が多発しているらしいではないですか。
そんな心配とともに始まったマドリッドの駐在ですが、ここに来てもうすぐ1ヶ月、幸いスリに財布を盗られることも無く、危険な目にも遭わず、今日まで無事に滞在を続けています。だからと言って被害に遭われる方がいる以上、マドリッドが安全な場所とはやはり言えないのでしょうね。
アトーチャ駅近辺は首絞め強盗が多発している場所のひとつ。こういった危険な場所で、大荷物を持ってガイドブックを片手に歩きまわるなどというのは、強盗に私を襲ってくださいと言っているようなものです。
これまで20年ほど海外取材を続けていますが、過去に一度だけスリの被害に遭った事があります。手口を知っておけば対処できることもあるかもしれませんから、ぜひ参考にしてください。
場所はパリの地下鉄。その日はサン・ドニで日本代表の試合があり、日本人は北駅で乗り換えるとスリはわかっていたはず。完全に狙い撃ちです。
パリの地下鉄もハンドルを操作してドアを開けるタイプなのですが、北駅に着いたのに出口を塞いでいる奴がいてドアを開けることができません。ここで乗り換えなければいけないのでちょっと慌てました。
すると突然足首をつかまれました。下を見ると足元にカードが10枚ほどばら撒かれていて、踏まれないようにと私の足をつかんでカードを拾おうとしている奴がいました。
降りなければいけないのにドアは開かないし足元はとんでもない事になっているし、もうどうしたらいいのと身動きが取れなくなっている間に、3人目の仲間が私の尻ポケットから小銭入れを持っていったというわけです。
結局北駅で降り、今のはちょっと変だと思って持ち物を調べて初めて盗られた事に気付きました。奴らはさっきの地下鉄に乗ったまま行ってしまいました。私が降りられるようなタイミングできちんと仕事を終わらせたということです。
パンツなら前ポケットが鉄則。その日はなるべく手荷物を少なくしようとしたため、もう前ポケットはすでに一杯でした。しかたなく、盗られても仕方無いくらいの気持ちで小銭入れを尻ポケットに入れたんです。そうしたら本当にそれを持っていかれました。冬だったのでお尻が隠れる長さの上着を着ていたのに、まったくわかりませんでした。
このように、仲間が注意を引きつけておいてその隙を狙うのが奴らの基本的な手口です。
それまでスリや強盗に遭った事は一度も無かったので、油断は禁物という勉強をしたと思えば安い授業料だったのかもしれません。
マドリッドでも地下鉄車内のスリが多発しています。スリだけではなく、停車している間に手荷物を引ったくって逃げるという手口もあるらしいので、ドア付近には立たないほうが良いようです。こんな風に空いている時は座っていたほうが安全です。空いているのに近くに寄ってくる奴がいたら、要注意ですよ。すぐに別の場所に移動しましょう。
エスカレーターもスリが頻繁に出没する場所です。特に昇りに多いようです。
あなたの前に立っているスリAが、エスカレーターを降りたところで急に立ち止まったとしましょう。行き場が無くなってちょっと慌てますよね。そうしてあなたの後ろにいるスリBがあなたにくっついて来て財布を狙うという仕組みです。これは実際に被害にあった友人から聞いた実話です。
エスカレーターに乗るときも注意してくださいね。前の奴が不自然な動きをしたら、とりあえず貴重品やお金の入ったポケットに自分の手を入れておきましょう。その心構えが大事です。そのようにしていたら、そこにスリの手が入ってきたというカメラマンの話を聞いたこともあります。
これからスペインに出かける予定がある方は、「外務省 海外安全ホームページ」をご覧になる事をお勧めします。TOPページから、欧州地域:スペインを選択し、そこから「安全対策基礎データ」に進むと、私達旅行者に参考になる情報がたくさんあります。
そのページにはサンチャゴ・ベルナベウも日本人の被害が多発している場所として掲載されています。
ここはベルナベウの正面にある地下鉄の入り口ですが、ここでは強盗の被害が多発しているようです。試合後地下鉄に乗ろうとして横のしげみに引きずりこまれた日本人を私は知っています。地下鉄に乗る場合は、もう一つの南側の入り口を利用しましょう。また試合終了後はあっという間に人がいなくなるので、早めに別の場所に移動したほうが安全です。
私の街歩きの基本は「手ぶら」です。荷物は極力少なくする。現金は必要なだけ持って、二つの前ポケットに分けて入れる。もし荷物が多くてバッグが必要な時でも、貴重品は絶対その中には入れない。パスポートはホテルに預け、カラーコピーしたものを携帯する。などが、私が日ごろ実践している自分なりの安全策です。
撮影の時は大きなカメラバッグを持っていて、これはもうどうやっても隠しようが無いのですが、強盗が私のことを貧乏なバックパッカーと思ってくれるのを期待するしかありません。
スポーツカメラマンは海外取材が多いので、被害に遭った仲間は大勢います。
撮影が終わった後強盗にカメラ一式と撮影済みフィルムを持って行かれた人、カメラを引ったくられ、泥棒が根負けしてカメラを放り出して逃げるまで走って追いかけた人、列車に乗っている時に「そこは私の席ではないですか?」と話しかけられ、気が付いたら網棚のカメラバッグが無くなっていた人、白タクに乗って身ぐるみはがされた人、ミョンドンでポン引きにだまされ数万円の飲み代を払わされた人、などなど。私にとってはどれも他人事とは思えません。ミョンドン事件は別。
マドリッドには日本人以外にもたくさんの観光客がいます。そのなかで何故日本人が狙われるのでしょうか。
一つに日本人は大金を持っているからだと思います。泥棒にしてみればはずれが少ないということでしょう。
もう一つ言えるのは、日本人は周囲への注意が足りないという事です。普段平和に暮らしている我々にとって、常に回りに気を付けながら行動するのはとても難しい事だと思います。
ホテルのロビーやホテル前の路上は置き引きや引ったくりの多い場所。チェックインやチェックアウトの際に床に荷物を置く場合は、両足の間に挟むなど注意を怠らないようにしましょう。タクシーに乗る時には、トランクに荷物を積む間道路に他の荷物を置かないようにしましょう。もしあなたが狙われていたら、目を離した瞬間にその荷物はなくなります。周りにおかしな奴がいないか注意することも必要です。
せっかくの楽しい旅行なんですから、嫌な犯罪に巻き込まれる事がないように、せめて対策だけは万全にして出かけたいものです。
大変怖い話ですが、強盗は一度獲物に目をつけるとチャンスが来るまでずっと後をつけて歩くそうです。その獲物が私やあなたではない事を祈ります。
投稿者 wsdnet : 01:31
2005年11月17日
タパスを食べ歩いて気分はエスパニョール
スペインではいたるところにカフェやバルやセルベッセリアがあります。カフェでビールも飲めるし、セルベッセリアでカフェも飲めるので、どこが違うのかと言われてもきちんと説明はできません。共通しているのはレストランと違ってどれも気軽に入れるというところです。
ここはセルベッセリア。セルベッサはスペイン語でビールのことなので、ビール屋さんですか。タパスはもちろんですがカフェもちゃんとあります。おいしいタパスを出すお店はいつも混んでます。
お店に入って店員さんと目が合ったらまず「オラ!」と声を掛けてみましょうね。絶対「オラ!」と返事が返ってきます。たったそれだけでも気持ちが通じたみたいでお店にいる間ずっといい気分でいられます。
コーヒー用の砂糖の空き袋、使用済み紙ナプキン、吸殻などは床に捨てるのが基本。床が汚れているほうが繁盛している証拠になるので、お店の人にも喜ばれます。どうもそういうことらしいです。
イタリアのバールと違うのは食べ物が充実しているところでしょう。こういったお店に並んでいるいろいろなおつまみがタパスです。おつまみと言っても馬鹿にできません。日本人のお腹には食事としても充分な量だし、何より安くておいしいものがたくさんあります。
今日の朝食はトルティーリャ・エスパニョーラとカフェ・コルタード。パンが付いてくるので食事としても充分満足。値段は3.5ユーロ、500円少々です。
私の朝飯トルティーリャ・エスパニョーラ。玉ねぎとジャガイモの入ったスペイン風オムレツです。でかくて丸いホールを指差すと、切り分けて出してくれます。万が一でかいのが丸ごと出てきたら…そんなことはまずないです。どのお店で頼んでもちゃんとパンが付いてきます。パンはスペインでもパンと言います。
バルに行くと、カウンターの上やガラスケースの中の大皿にタパスが盛り付けてあります。スペイン語が駄目でも指差すだけで大丈夫だから簡単です。その日のおすすめメニューが書いてあるお店も多いので、それを頼んでみるのもいいかもしれません。何事も経験ですからね。もしはずしても次があります。
カウンターに座っている人も多いので、おいしそうなタパスを食べている人がいたらそのお皿を指差して注文してみるのも手ですね。思いっきり指差さしたらきっとびっくりされるので、そっとやってみましょう。
こんな風にガラスケースの中に材料が並んでいるお店もあります。これを指差せば料理して出してくれるはずです。ただし調理法はおまかせ。まだやったことはありませんがきっとそうです。
スペインの人はよくバルをはしごするそうです。タパスの食べ歩きですね。飲みがメインでタパスはつまみなんでしょうけど。ちょっと真似して食べ歩きしてみましょうよ。レストランの食事ももちろんいいですけど、たまにはこういうのも楽しそうです。
それでは今日までに食べてみたタパスの数々を、そんなに大した数ではないですけど、ご紹介しましょう。
チャンピニョン・プランチャ。焼きマッシュルームです。マッシュルームがでかい!チョリソがのっていてニンニクも効いているので、けっこうしっかりした味がします。おいしいです。
これはカジョス。豚の臓物の煮込みです。日本のモツ煮込みと比べると、かなりエグい味です。スペイン人もこんなもの食べるんですねー。モツ煮込みは好きですが、残念ながらこれは食べられませんでした。だから言ったでしょ、これも経験です。
カラマレス・フリートス。見ての通りイカの天ぷら、のようなもの。私はイタリアでもよく食べます。イカ大好き!
ハモン・セラーノ。生ハムです。スペインの生ハムは最高です。ビールやワインによく合います。と言われていますが、私は飲まないので本当は知りません。飲まない人が食べても最高です。生ハムについての詳しい話はまた後日。
これはチュロスです。砂糖がかかっていないので、甘くはありません。砂糖やシナモンをかければ日本でもおなじみのチュロスになりますね。本当は3本あったのですが、1本は写真を撮る前に食べてしまいました。食いしん坊万歳!
チョピート。揚げ物好きにはたまらないホタルイカのフライ。衣はさっくり中はジューシー。ホタルイカの微妙な苦味が後を引きます。私のおすすめのひと品。ただし揚げたて以外は絶対に駄目です。
投稿者 wsdnet : 07:05
2005年11月15日
試合がなくてもベルナベウに行きましょうPartⅡです
今日はサンチャゴ・ベルナベウの周りをぐるっと1周してみましたよ。試合がない日や試合の前にちょっと楽しめるような、こんなところがありました。
ベルナベウ・ツアーの回にも登場したスタジアム内のオフィシャルショップ AREA Realmadrid は、正面右側にあります。
スタジアム内のオフィシャルショップの入り口はここ。12番ゲートの横です。セキュリティーのお兄ちゃんがひとり立っているだけで何の案内もないので、知らずに行くと中にショップがあるとは気が付かないと思います。なにやら胡散臭そうなおじさんがいたりしてちょっと近づきにくいですが、何をするでもなくただたむろしているだけでした。
正面から右手に回って行った南スタンド側には、Real Cafe Bernabeuがあります。かなりきれいなカフェでした。外から覗いただけですけど。
行ったことのある人に聞いた話では、「ビール一杯がこんな値段!」というほど高かったそうです。「ずいぶん高いねー。」と店員に言ってみたところ、「仕方ないよ。ここはベルナベウだもん」という返事が返ってきたそうです。
Real Cafe Bernabeuの入り口。試合がない今日も営業中。お姉さんがメニューを見て考えこんでいますが、やはり高いのでしょうか。ちなみにお値段はハンバーガー1000円、レアルカフェ・ベルナベウサラダ1100円、マグロTATAKI1500円といったところ。ドリームチームコンボ1700円なんていうメニューもありました。ビールサーバーがビッグイヤーの形をしているという噂も…。
南スタンドの前をさらに進んで行くと、スタジアムの隣には La Esquina Bernabeu とうショッピングセンターがあって、この中にもAREA Realmadridがあります。
AREA Realmadrid は吹き抜けになったショッピングセンター3階の回廊部分にあります。お店はコの字型で、細長くて狭いです。この狭さだと試合当日はかなり混雑しそうです。売っている商品はどちらのお店もまったく同じ。スタジアム店のほうが少し広いでしょうか。
お店の中は写真撮影禁止だったので、ショーウィンドーにディスプレイされていた商品をちょっとだけご紹介します。
哺乳瓶とガラガラとおしゃぶり。こんな赤ちゃん用品もあるんですねえ。ばりばりのマドリディスタが出来上がりそうです。
落ち着いた感じのビジネス用グッズもありました。マドリッドのビジネスマンがレアルのロゴが入ったこのバッグを持ってバルセロナに出張に行ったらかなりまずいことになりそうですが、余計なお世話ですね。
文字盤に小さくRealMadridと入っているだけなので、この時計は普通に使えそうです。隠れファンに最適。
もちろんこんな変わった商品ばかりではなく、ユニフォームやマフラーなどの定番グッズもちゃんとありました。どちらのショップでもその場でユニフォームに名前をプリントしてもらえます。
オリジナルデザインのTシャツがなかなか良くて、私は「100%MADRIDISTA」というデザインが気に入ったんですけど、特にレアルファンという訳でもないので買うのはやめておきました。
このショッピングセンターには、カフェやトニー・ローマ、TGAフライデーズというアメリカンなレストランが2軒、洋服のブティックなどがあります。用はないでしょうがクリーニング屋さんもありました。
ここが1階のカフェ。吹き抜けで天井が高くて明るいので、開放的な気分が味わえる気持ちのいいカフェです。スタジアムの周りには食事をするところが少ないので、ここも試合前には一杯になりそうですね。試合当日に来る時はかなり早めに来たほうがよさそうです。
ショッピングセンターの入り口付近。奥に見えるのはベルナベウのらせん階段です。
マドリッドに来てもうすぐ1か月。2回ベルナベウのことを書きましたけど、この滞在中試合の撮影でベルナベウに来る機会がまだ一度もありません。
投稿者 wsdnet : 05:04
2005年11月13日
スタッド・ド・スイスがあるということはベルンって…
きのうはワールドカップ予選プレーオフ、スイス対トルコの撮影のためベルンに行ってきました。
ベルン…。撮影依頼があった時点では、どこにあってどうやって行ったらいいのかまったくわからず。結局マドリッドからチューリッヒまで飛行機に乗り、チューリッヒから列車で移動することになりました。
チューリッヒ空港からベルンまではICに乗って約1時間20分。空港の地下にある列車の駅から乗り換えなしで行く事ができます。
本当にここでいいのかな?ベルンに着くまでちょっと不安でしたが、駅についてサポーターの姿を見てやっとひと安心。
今日もまたスタジアムのそばのホテルに泊まる予定だったので、とりあえずサポーターの後にくっついてスタジアムまで行く事にしました。
トラムの乗り場まで歩く間に、2人組みのおばちゃんに話しかけてみました。
「トラムでスタジアムに行くのですか?」
ホテルの地図を見せて、 「このホテルはスタジアムのそばにあるのですか?」
おばちゃんたちはドイツ語、私は英語なので、会話はまったく成り立っていないはず。それでも私の言いたい事はわかってくれたみたいで、とにかくスタジアムまで一緒に行くことになりました。
私を道案内してくれたサポのおばちゃんたち。最初に話しかける時にはちょっと勇気が必要でしたが実はとっても気のいい人たちでした。全然怖くありません。トラムを降りたら「あなたのホテルはあそこ、スタジアムはこっち」と親切に教えてくれました。私が話したドイツ語は「ダンケシェーン」のみ。でも見事にコミュニケーション成立。
ベルン駅からスタジアムに行くトラムは9番。終点のGuisanplatz(ギィサンプラッツと聞こえましたが…)下車。所要時間は約10分。ベルンの駅からEXPOの案内表示に従って地下街を歩いていくと、乗り場にたどり着けます。切符は乗り場にある自動券売機で乗車前に買ってください。値段は3.2スイスフランでした。この車両は広告のためにオレンジ色になっていますが普通のトラムは赤い色です。
スイス対トルコ戦が行なわれたスタッド・ド・スイス。古いスタジアムを取り壊して今年の1月に完成したばかりの新しいスタジアムです(ドイツ語のホームページしか参考資料がなかったので、正しいかどうか自信はありません)。
スタジアムに着いて撮影も無事終了。
スイス人のカメラマンにひとりだけ知り合いがいるのですが、話を聞くとどうやらベルンの旧市街は世界遺産に登録されているらしいではないですか。これは見ておかなくちゃと今朝は早起きして旧市街を歩いてきました。
街の高台にあるバラ公園から眺めた旧市街とアーレ川。日本から送られた桜もあるというバラ公園ですが、冬ですから当然花は咲いていません。まだ朝早い時間だったので街全体がちょっと霞んで見えます。
ベルンの旧市街は、湾曲して流れるアーレ川に囲まれた美しい街です。日曜日の午前中だったので、お店もカフェも開いているところは一軒もなし。それでも街中いたるところにある噴水や、仕掛け人形の時計塔、大聖堂など見どころはたくさん。アーケードに並んだディスプレイを眺めたりして充分楽しい時間を過ごしました。
旧市街の道の真ん中には、凝った彫刻のついた噴水が50メートルおきくらいにいくつも並んでいます。トラムや車は噴水をよけて走っています。
これは街の中心に立つ時計塔。1530年に作られたものだそうです。大きな時計の下には、天文時計と熊の兵士や王様の仕掛け人形があります。仕掛け人形はまだ現役で、ちゃんと動いていましたよ。塔の内部の見学もできるそうですが、朝早すぎたためまだ閉まっていました。残念。
天文時計と仕掛け人形がこれ。動いているところを見ましたが、期待していたよりはかなり地味でした。でもこれ1530年当時のまま今も動き続けているんだそうですよ。そう考えると驚異的なメカじゃありませんか?
下から見上げた大聖堂。塔の高さは100メートルだそうです。完成までに約470年を要し、1893年に完成しました。ヨーロッパの人は気が長い…。中には立派なパイプオルガンやステンドグラスがあるそうですが、ここでも内部の見学はできず。中から塔に登ることもできて、旧市街や天気が良ければアルプスも見えるらしいです。
大聖堂の入り口には見事なレリーフがありました。塗り替えられているんでしょうが、色彩がとても鮮やか。描かれているのは「最後の審判」だそうです。
通りの両側はアーケードの商店街になっています。ヨーロッパ最長のアーケードだそうですよ。お店は全部閉まっていましたが、どの店もガラス張りの大きなショーケースにおしゃれなディスプレイなので、見ているだけでも楽しいです。写真に写っているのはクラム通り49番地のアイン・シュタインハウス。アイン・シュタインが2年ほど住んでいたところで、今は博物館になっています。もしかしたら相対性理論はここで完成されたのかも。
それにしても、スイスは本当に物価の高いところです。500ccのペットボトルの水やコーラが300円くらいといったら、値段の高さがお分かりいただけるでしょうか。ハンバーガー、ポテト、ドリンクのおなじみのセットは、軽く1000円を超えています。
でも列車やトラムなどの公共の乗り物はどれもきれいだし、街並みも整然としてとても落ち着いています。
小銭があまったため空港で買った、今回唯一のスイス土産がこれ。Limdt社製カカオ99%のチョコレートです。どんな味なのか試してみたくて買ってみました。全然甘くないです。フランス語、オランダ語、イタリア語の表示しかないので、カカオ99%以外の成分は不明。不明といってもたかだか1%ですからね。カカオ以外の味はしないはずです。まったく甘くないチョコレートってどんな味だか想像できますか?あんまりおいしくはないです。
スイスと言えば、日本でお馴染みなのはジュネーブとチューリッヒ。あとはバーゼルとかローザンヌあたりでしょうか。ベルンってあまり聞かないですよね。そのベルンが実はスイスの首都だってご存知でしたか?そうですか、やっぱり知らなかったのは私だけですか…。
投稿者 wsdnet : 08:21
2005年11月11日
列車が決まったら即予約!
リーガ・エスパニョーラは、スケジュールが確定するのが他の国のリーグに比べて大変遅いです。リーグ戦は毎週土曜日と日曜日に行なわれますが、どの試合が何曜日になるかがなかなか決まりません。
スケジュールはリーガのホームページでチェックするのですが、来週末19日と20日のスケジュールが夕べやっと確定しました。
「20日はカディスにしましょう」という編集部からの連絡を受け、まず移動の準備を始めます。なにしろカディスは情報が少なくて、ネットでのホテル探しに2時間ほどかかってしまいました。
次は列車です。今日は列車の予約のためにアトーチャに出かけてきましたので、その様子をお伝えします。
丸い建物の下がアトーチャ・セルカニア駅、時計のある塔の下がプエルタ・デ・アトーチャ駅。別々の建物ですが、地下鉄のアトーチャ・レンフェ駅も含め、3つの駅は通路でつながっています。
アトーチャはとても大きな駅です。地下鉄1号線のアトーチャ・レンフェ駅、近郊列車が停車するアトーチャ・セルカニア駅、アベ、タルゴ、アラリスなどの長距離列車が発着するプエルタ・デ・アトーチャ駅の3つの建物がありますが、すべて通路でつながっています。
案内表示がたくさん出ているので、迷わず目的の場所に行けると思います。
ここはプエルタ・デ・アトーチャ駅のコンコース。カフェやブティックもあって、かなりにぎやか。
プエルタ・デ・アトーチャ駅には植物園があります。どうして駅の中にこんなものが?と思ってしまいますが、これはこれで悪くないです。植物園の手前にはレストランやカフェもあり、駅の構内とは思えないいい雰囲気です。
アトーチャ駅にはホテルの予約案内所や両替所もあります。
駅構内にあるホテル予約案内所と両替所。両替所のレートはあまりよくないみたいですよ。
アベや長距離列車の切符はプエルタ・デ・アトーチャにある切符売り場で購入します。
この青い看板が切符売り場の目印。Venta de billetes と書かれています。植物園に向かって右横にあります。
中に入ったら整理券を取って自分の順番を待ちます。ここにはカウンターが20あり、人が大勢いてもわりとスムーズに流れています。今日は40人待ちでしたが、20分ほどで順番が回ってきました。
整理券を発行する機械の画面。上から翌日以降の切符、国際列車の切符、オンライン予約した切符で、購入する切符の種類よって整理券が違いますのでご注意。これはスペイン語ですが、英語表示にも切り替えられます。
さて自分の順番になったら、電光掲示板に出ている番号のカウンターに行って列車を予約します。窓口の駅員さんは英語を話せない人が多いので、スペイン語に自信のない方はあらかじめ希望の列車をメモしておいてそのまま渡してしまうのもひとつの方法だと思います。
切符を購入した後は、日付や時刻をよく確かめましょうね。
今日切符を予約した窓口の駅員さん。てきぱきと仕事をこなしてくれました。近くの仲間とおしゃべりしたり、いきなり窓口が閉まったりといったイタリアのような事はないみたいです。ちゃんと希望通りの切符を予約してくれました。
20のカウンターのうち、今日は4つが当日券売り場に割り当てられていました。長い列ができているのはこの当日券売り場。時間に余裕があったら、切符は前もって購入しておいたほうがよさそうです。
当日券売り場には長い列ができていました。当日券を売っているのは、VENTA PARA HOY と書かれたカウンターです。当日券用の整理券はないので、並んでひたすら順番を待つのみ。
セルカニア駅にもアベの予約ができる切符売り場がありますが、こちらは窓口が7つと小さい売り場です。やはり大きいアトーチャの切符売り場のほうが待ち時間は少ないようです。
セルカニア駅の改札横にある切符売り場。アベの切符も売っていますがちょっと小さい売り場です。
アトーチャ駅のタクシー乗り場は到着したホームを出てまっすぐ進み、植物園の左側の出口を出たところにあります。いつもタクシーが待機しているので、長い時間待つ事はないはずです。
プエルタ・デ・アトーチャ駅のタクシー乗り場。今まで白タクの姿を見たことはありませんが、もし声をかけられてもきちんとこの乗り場から乗りましょう。白いボディーに斜めの赤いラインと屋根の上のTAXIの文字が目印。
マドリッドからカディスまでは、アベでセビージャまで2時間半、鈍行に乗り換えてさらに2時間弱。ジブラルタル海峡まであと少しという、大西洋に面したちっちゃな半島の先っちょのちっちゃな町です。
未だホームスタジアム、ラモン・デ・カランサへの行き方がわかりません。まあ行ってみればどうにかなるでしょう。
投稿者 wsdnet : 05:30
2005年11月09日
美術館に行くといつもどっと疲れてしまうのは何故だろう
今週はカップ戦がないので、土曜日のワールドカップ予選プレーオフまで撮影がありません。この休みに気合を入れてマドリッド観光をしようと思い、まずはプラド美術館に行ってまいりました。
プラド美術館は、地下鉄5号線バンコ・デ・エスパーニャ駅からプラド通りを通って徒歩10分弱。地下鉄1号線アトーチャ駅との中間あたりにあります。改札を出るとすぐに案内表示があるのでわかりやすいです。
プラド美術館のコレクションはスペイン画派を中心に、ルーベンスをはじめとしたフランドル絵画やイタリアのヴェネチア画派など、私の好きな絵画ばかりです。エル・グレコ、ゴヤ、ベラスケスなどまだ見たことのない画家たちのコレクションもあり、とにかく時間を気にしなくていい時に訪ねてみたい場所のひとつでした。
プラド美術館、国立ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館はマドリッド三大美術館と言われ、特にプラド美術館は世界三大美術館のひとつに数えられています。ここが建物の正面のベラスケス門。一般の入り口は左右の2か所にあります。フラッシュを使わなければ、館内の絵画の写真撮影はOKです。
入館したあとはまずブックショップに行き、日本語のガイドブックを購入。最新版館内図付きとありましたが、絵画の配置は頻繁に変わるらしく、対応していないものもありました。また残念ながら展示室が閉鎖されていて、見られなかった絵もありました。
ブックショップは1階、ベラスケス門の横にあります。
私はここで日本語のガイドブックを買いました。ガイドブックを参考にしながら館内を回るのもいいのではと思います。プラド美術館には日本語の音声ガイドはありません。
絵画というのはまったく趣味と感性のものですから、世間では最高傑作と言われていてもある人にとってみたら何の価値もないものかも知れないし、あるいは何の興味もないものかも知れません。ですからここでは有名な絵や特に印象に残った絵を何点か紹介するにとどめておきます。
一般的な評価については、今日購入した「プラド美術館名画百選」を参考にさせていただきました。
ラファエロ 「枢機卿の肖像」 肖像画は私の好きな絵画のひとつです。写真でこれだけのポートレートが撮れるのかといつも自問自答します。私には撮れません。撮れませんがいつかは撮りたいと思います。ラファエロの肖像画のなかでも傑作に数えられる作品。
ヴェラスケス 「ラス・メニーナス」正式な題名は「フェリペ4世の家族」 世界絵画史上に名を残す1枚、バロック絵画の代表作、スペイン絵画の最高傑作、プラドの至宝、など様々に賞賛される有名な作品。さすがにこの絵には常に人だかりがしていました。解説を見ないと一目見ただけでは理解できない作品です。
ゴヤ 「着衣のマハ」と「裸のマハ」 これは美術の教科書にも載っている有名な作品ですね。数ある作品のなかで何故これが教科書の載っていたんでしょうか。宗教画以外の裸、ましてやヘアヌードなんて、発表当時はとんでもないスキャンダルだったらしく、ゴヤは異端審問所に召還されました。その記録からモデルとなった女性の名前が切り取られた、「裸のマハ」は「着衣のマハ」の下に隠してあった、実は首が挿げ替えられている、など逸話や謎の多い作品。
ムリーリョ 「聖ベルナルドゥスに顕現する聖母」(部分) ムリーリョの描く聖母マリアは人間的で若々しくて可愛らしいです。「無原罪の御宿り」は2パターンあるのでしょうか?展示されていたのはガイドブックに載っている絵とは違うものでした。ガイドブックに載っているほうのマリアは実に魅力的で素敵なんです。そっちの実物を見たかったなあ。私の鑑賞の視点は、だいだいこんなところにあるんです。
さて、ひと通り見終わったらカフェでひと休みしましょう。ここは美術館のカフェらしくなく、気取っていないごくごく普通のカフェです。
カフェはムリーリョ門側の地下、かなり奥まったところにあります。立ち飲みのカウンターの他にテーブル席もあります。館内で喫煙できるのはこのコーヒーショップのカウンターだけです。
ひと休みしたら最後はお土産ですね。ギフトショップもちゃんとありましたよ。
こちらはブックショップの一角。絵葉書は美術館のおみやげの定番ですね。お気に入りの絵があったら思い出として買って帰りましょう。本当は複製画がほしかったんですけどちょっと大きすぎますからね。
こちらはギフトショップ。ブックショップと同じフロアで、ベラスケス門を挟んで反対側にあります。ここにはプラド美術館オリジナルグッズが置かれています。ちょっと洒落たものを探している方はこちらものぞいてみたらいかがでしょうか。
最後にひとつ、余計なお世話かも知れませんが忠告させていただきます。
入館してすぐのところにインフォメーションデスクがあって、「ミュージアム・プラン」という館内の地図が置いてあります。この地図を持って、見学したところにチェックをつけてから次の部屋に進まれるのがよい方法かと思います。私はそうしなかったために何度か迷いました。
プラド美術館の展示室は4フロアで94室。保有する作品は絵画だけでも8000点以上と言われています。美術館として建てられたものではないため少々歩きづらいことも確かですが、それは決してプラド美術館の素晴らしさを損なうものではありません。ですが迷いたくはないですよね。
ルーブル、ウフィッツィ、バチカン、ロンドンのナショナルギャラリーなど、行く先々で時間を見つけては美術館を訪ねてきました。
私にとって美術館はかなり疲れる場所なんです。変ですかね。これは決して立ちっぱなしだからというだけではないような気がするんです。思うに絵の持っているエネルギーと言うかオーラと言うか、そんなものにやられてしまうような気がするんです。私は「絵にあたる」って言っているんですけど。湯あたりみたいなもんですかね。
今日も結構ぐったりしましたよ。なにしろ今日は館内滞在6時間の自己最長記録を作ってしまいましたから。
投稿者 wsdnet : 09:29
2005年11月08日
今日はメトロに乗って出かけましょう
スペインでは地下鉄はメトロと呼ばれています。
マドリッドのメトロは全部で12路線あってほとんどの観光名所に行く事ができますから、これを利用しない手はないです。サッカー観戦にも地下鉄を利用するのが一番便利です。
サンチャゴ・ベルナベウは10号線のSantiago Bernabeuで降りてすぐ目の前。アトレティコのビセンテ・カルデロンは5号線のPiramidesで降ります。駅から徒歩10分ほどですが、試合当日だったら人の流れに乗っていけばスタジアムに着けると思います。
試合後はとても混んでいるので、切符は前もって買っておいたほうがいいですよ。
これが目印。地下鉄の入り口には必ずこれがあります。メトロのマークの下に駅名も表示されていてわかりやすいです。
切符は自動券売機と有人の窓口の両方で買うことができます。有人の窓口には行列ができていましたが、自動券売機には誰も並んでいませんでした。券売機はみな新しくてイタリアよりもずっと安心して使えました。何回やっても札を受け付けてくれない、なんてことは一度もないです。それなのに、みな券売機を信用していないみたいですね。
階段を下りると、改札の手前に切符売り場があります。券売機は空いているのに有人の窓口に並ぶのはなぜでしょうね?理由はちょっとわかりません。もちろん自動券売機で切符を買っている人もいましたけど。
これが自動券売機。イタリアの自動券売機はもっと古い物が多くて、お札を入れても受け付けてくれなかったり反対に食われちゃったりすることがあります。マドリッドのはみな新しくて、今まできちんと買えなかったことは一度もありません。
自動券売機はタッチパネル式で、英語表示にも切り替えられます。1tripが1ユーロ、10tripの10回券(メトロブス)が5.8ユーロですから、何度も乗るならメトロブスがお得です。1枚で10回使える切符で、改札を通ると残り回数が表示されます。
これが券売機の画面。最初に切符の種類を選びます。一番上が1回券、2番目がマドリッド市内とMetroSurの共通券、3番目が回数券のメトロブスです。買いたい切符のボタンを押すと金額が表示されるので、投入口にお金を入れます。コイン、お札、クレジットカードが使えます。左上のボタンで英語表示に切り替える事もできます。
出口では切符は必要ないので、ひとりが改札を通ったら次の人に切符を渡してまたその人が改札を通る、という使い方をすれば、メトロブスを数人で使うこともできますね。実際にそうやっている人たちを何度も見ましたから、これは多分正しい使い方だと思います。
手前に切符を入れると奥から切符が出てくるので、それを取ってから改札を通ります。日本と同じですね。出る時に切符は必要ありませんが、検札があるかも知れませんから切符は持っていたほうがいいと思います。
メトロの車両のドアは、レバーを押し上げたりボタンを押したりしなければ開かない半自動式が多いです。乗車、下車とも同じ方式。先頭に並んだ時はレバーを操作するのを忘れないでくださいね。
これは外側のドア。電車が止まったらこのレバーを上に回して乗り込みます。そうしないと地下鉄には乗れません。
これは車両の中のドアです。最新型の車両では、レバーを回すのではなくボタンを押す方式になっています。
最後にもうひとつ。駅構内のエスカレーターでは片側を空けておくのがエチケット。これは日本と一緒ですが、マドリッドでは右側に立って左側を空けるのが正解です。
投稿者 wsdnet : 22:19
2005年11月06日
バライドスにカモメが飛び、勝利はセルタに
もう数年前になりますか。
「牡蠣を食べてワインを飲んで、のんびりしています。ビーゴはいいところですよ」
というメールがあるカメラマンから届きました。その時私は決めたんです。
「いつかビーゴに行って牡蠣を食う!」と。
あれから何年たったでしょうか。その日がついにやってきたんです。念願かなってビーゴに来ることになりました。
昼頃ホテルに着き、キックオフは17時。今日はかなり時間があります。スペインだとお昼にはまだちょっと早いですが、そんなことは言っていられません。牡蠣目指してそそくさと街中に出かけて行きました。ホテルはセルタの「エスタディオ・バライドス」のすぐそば。ここは街から少し離れているんです。
バライドスまではビーゴ駅からタクシーで10分ほど。バスも通っているそうです。スタジアムの写真を撮っていたら「俺達も撮ってくれよ」と言って近寄ってきたおじさんたち。近づいて来る人には気をつけようと言いますが、こういう人たちはあまり危なくないです。気のいいおじさんを装った泥棒もいるかもしれませんから気をつけましょうね。でも悪い奴はやっぱりどこか怪しいです。後ろに見えるのがエスタディオ・バライドスです。
ファンショップはスタジアムの正面にあります。
ホテルで聞いたとおりポルタ・ド・ソルでタクシーを降りました。ここから海までの坂道に広がるのが、バリオ・ペスケーロというかつて漁師が暮らしていた地域です。日曜日のせいか人影は少なく、はたして人が住んでいるのかいないのか…。ところどころにオステルやカフェの看板も見えますが、相変わらず人の姿はなし。ちょっとミステリアスな空間でした。
バリオ・ペスケーロの入り口は、カフェと古い建物がとてもいい雰囲気。でも中に入ってみると…。
こんな感じで人の姿がありません。日曜日だからでしょうか。細い道が続いているし、かなり心細くなりました。
さて坂を下ると、目の前には海が!ここはフェリー乗り場です。ヨットもいっぱい並んでいました。このあたりは観光客の姿がいっぱい。さっきの静けさはいったい何だったんでしょう?
坂を下りてバリオ・ペスケーロを抜けると、目の前には海が広がります。海沿いの遊歩道は観光客でにぎわっていましたよ。
さあ牡蠣だ!と思っていたのに、日曜日だからかまだ時間が早すぎるのか、閉まっているレストランが多いです。店先にドンっと牡蠣が並んだレストランが軒を連ねて並んでいる様子を想像していたのに。何か違うなあ。
きっとどこかにそんな場所もあるんでしょうが、残念ながら探している時間がありません。仕方がないのでまあ海のものなら何でも良しと方針変更。
レストランは閉まっていましたが、たくさんのカフェが店先にテーブルを出していました。
近くに「プルペリア(タコの店?)」と看板にうたっているレストランがありました。タコが有名なお店らしくお客さんはみんなタコを食べています。すごくうまそうだし、スペインに来てまだタコ食べてないなーと思ったらもう頭は牡蠣からタコになりました。単純な頭はこういう時便利ですね。タコなんてマドリッドでも食べられそうですけどね。でも海のそばで食べたら獲れたてって感じがするじゃないですか。
おじさんは店先でタコを茹でまくり。ほとんどのお客さんがタコを食べてましたから、いくら茹でても足りませんね。写真を頼むと快く撮らせてくれて、「こっちに茹でたタコがあるよ」と教えてくれました。ビーゴの人はポルトガルに似ておだやかな人が多いそうです。いいところにはいい人たちが住んでいるんですね。
これが茹で上がったタコ。注文に応じておじさんが木の皿の上でタコを切り、そのままテーブルに出されます。ずいぶん立派なタコですね。このあたりで獲れたんでしょうか。昔伊豆でタコを釣った事があるんですけど、堤防にピッタリくっ付かれて結局ばらしました。あれは残念だったなあ。
タコを前菜にメインはムール貝を注文。
このタコが、柔らかくてうまい!茹でたタコに塩味をつけてオリーブオイルをかけただけなんですけど、さすがはタコの店です。みんなが食べるはずです。ほんとにうまいです。続いて食べたムール貝もおいしかったですが、やっぱりタコです。スペインの人たちがタコを食べる人たちで良かった。
おじさんが茹でていた、茹でたての茹でダコです。これわさび醤油で食べたらきっとおいしいだろうなあ。オリーブオイルもいいですけど、ちょっと飽きちゃいますね。やっぱり日本人には少しくどいんじゃないでしょうかね。
これがメインのムール貝マリネラ風。マリネラ風とはどんな風だか、調べてもわからないんですが、海のなんとかみたいな感じでしょうか。軽い塩味であっさり風味でした。これが今日のメインディッシュなんですけど、実は前菜のタコのほうが高かったんですよ。
腹ごなしに丘の上にのぼり、ビーゴ湾を眺めて観光は終了。ポルタ・ド・ソルに戻ってタクシーに乗り、ホテルに帰りました。
丘の上にのぼるとビーゴ湾が一望できます。海が見える高いところはいいです。
さあタコも食った事だし次はサッカーに集中するぞ、と。頭はすぐサッカーに切り替わりましたよ。本当ですって。
スタジアムにはこんなにいっぱいカモメが飛んでいました。海が近いんだと改めて思いました。時々実弾を降らせるので要注意。
投稿者 wsdnet : 17:18
2005年11月04日
セビージャに生まれてサッカーに熱狂する。いい人生だなあ
皆さんもご存知のように、セビージャにはベティスとセビージャという2つのクラブがあります。何日か前に「サンタ・フスタ駅のまわりには何もない」って書きましたけど、きのう初めてセビージャFCに行ってみてそれが間違いだったことがわかりました。訂正させていただきます。ごめんなさい。
セビージャのホームスアジアム、ラモン・サンチェス・ピスファンは、サンタ・フスタ駅から歩いて行けるところにありました。駅の正面を出て左に行くと、あとはもう間違えようがないくらいの一本道です。私が荷物を持ってよたよたと歩いても20分くらいでたどり着きましたから、歩いてもまったく問題ない距離だと思いますよ。
サンタ・フスタから続く一本道は写真のように大きな通りで、両側にはお店もたくさんありました。エル・コルテ・イングレスもありましたよ。
スタジアムに着くまでの道の両側にはお店もたくさん並んでいます。ベティスとは方向が少し違っているので、セビージャFC側には今まで行ったことがなかったんです。地図で見るとこのあたりは市の中心から離れているのですが、こんなににぎやかだとはまったくわかりませんでした。嘘言ってすみません。
これは本文とはあんまり関係ないんですけど、街でこんなポスターを見かけました。これマドリッドにはありません。マドリッドのポスターは、ロナウヂーニョ抜きで商品だけです。なぜマドリッドのポスターがロナウヂーニョ抜きなのかは想像つきますよね。サッカーが社会に与える影響って大きいんですね。
ラモン・サンチェス・ピスファンの目の前には大きなショッピングセンターがあって、人通りも多い場所です。ショッピングセンターには、カフェやセルベッセリア(日本語にするとビアホール?でも食事もできます)やレストランもあります。洋服の店、アクセサリーの店、ゲーセン、スーパーマーケットなんかもありました。
ちょっとわかりにくいですが、手前がNervionショッピングセンターで奥に見えるのがラモン・サンチェス・ピスファンの正面。本当にくっつくくらい近くに建っているんです。ショッピングセンターの中の飲食店は翌朝3時まで、買い物は10時までできるそうです。さすがスペインの人たちは夜遅くまで遊んでるみたいですね。
スタジアムのオフィシャルショップはショッピングセンターに面している側にあって、スタジアムに向かって右側のコーナー近くにあります。
さて、きのうも一睡もできないままトリノのホテルを出てセビージャに着いたのですが、3度目にしてやっとセビージャの街を歩く事ができました。行ってみて本当に良かった。セビージャに行ったらサッカーだけ観て帰っちゃ駄目ですよ。絶対に街を歩いてみてください。
手前の建物がカテドラル、奥がセビージャの街の象徴といわれるヒラルダの塔です。残念ながらこの日はカテドラルの中に入ることはできませんでした。カテドラルの屋根は一見無秩序に見えるのですが、実に良くバランスが取れています。こういうデザインって日本人は苦手ですよね。2002年の日韓ワールドカップのトレードマークを思い出してもそう思います。素人考えなんで、間違ってたらすみません。
私はヨーロッパの古い街が好きです。イタリアにはフィレンツェ、ペルージャ、シエナといった古くて素敵な街がいっぱいありますけど、セビージャもそんな街に負けないくらい、とてもいい街でした。
ここはかつてユダヤ人が住んでいたというサンタ・クルス街。こんな迷路のような細い道にもホテルやみやげもの屋が並んでいます。途中のちょっとした広場には、カフェやレストランもありました。時間があったら迷子になってみるのも楽しそうですが、キックオフに遅れたら困るので途中で引き返しました。
時間があればレストランで食事もしたかったし、フラメンコも見てみたかった。グアダルキビル川で遊覧船にも乗りたかったし、迷路みたいな路地も全部歩いてみたかった。仕事でなければ訪れることもない場所でしょうけど、やっぱり仕事抜きで来るべきところですね。
試合当日に着いて試合を撮影して、翌朝はすぐに移動っていうのが基本ですから、どこに行っても街を歩く時間があまりないんです。
川のある街っていいですよね。これはグアダルキビル川といって、この川のおかげでセビージャは貿易港として栄えたそうです。川岸や川に張り出したところにも、いい雰囲気のレストランやカフェが並んでいましたよ。写真には遊覧船も写っていますね。
ヨーロッパにサッカーを観に行く機会があったら、キックオフ前や試合の翌日に時間を作って、ゆっくりその街を歩いてみてくださいね。駆け足サッカー観戦の旅もいいけど、せっかく縁があって訪れた街なんですから、サッカーだけなんてそんなのもったいないですよ。
これは街で見かけた床屋さんです。マスターはおじいさんでお客さんは小さな子供。こんな風に人々の生活が感じられるのも、ヨーロッパの古い街のいいところなんです。歴史のある古い街で、この街の人たちは普通に生活しているんですね。
投稿者 wsdnet : 08:42
2005年11月02日
撮影、完徹、10時間の移動、撮影。そして今日も…
夕べのベティス対チェルシーは本当に面白い試合でしたね。スタジアムの雰囲気も最高でした。
撮影が終わって屋台でハンバーガーを食べてホテルに帰り、電送などの仕事が終わったのは朝の4時でした。5時半にタクシーを予約してあったので、これはもう寝たら起きられません。寝ないまま空港に向かいました。
今日はトリノに行ってチャンピオンズ・リーグのユベントス対バイエルンの撮影。セビージャからは直行便がないので、マドリッドで乗り換えです。
セビージャを発ってマドリッドに着くまでは当然爆睡。着陸するまで寝てたとよく聞きますが、着陸で起きたあとまた寝ました。
乗り継ぎ便のトリノ行きの出発まで1時間30分。ちょうどいい時間ですね。眠気覚ましにカフェを飲んで次のフライトの出発ロビーに向かいました。
スペインの空港にはたくさん喫煙スペースがあります。このカフェも喫煙OKです。
むき出しの喫煙スペースも、他の空港ではあまり見かけません。今まで行った空港のうちで、一番タバコが吸える空港です。
ターミナル3のFはかなり小さい出発ロビーでした。搭乗のしかたもちょっと変わっています。出発の15分前になるとアナウンスがあり、その便の乗客は手荷物検査を受けてゲートに進み搭乗します。そのアナウンスがスペイン語とものすごい早口の巻き舌英語なんで、真剣に聞いていました。
これがマドリッド・バラハス空港T3のF搭乗口です。みなこんな感じで自分のフライトの案内を待っている訳です。
トリノ行きの搭乗案内が全然ないのでディスプレイを見てみると、出発が1時間遅れになっていました。
本当は少し寝たかったんです。夕べは全然寝てないですからね。でも荷物が心配だし、寝過ごしちゃったら困るし。東京駅で降りなきゃいけないのに寝過ごして錦糸町まで行っちゃうのとは訳が違いますからね。それは私のことですけど。
本を読んで待っていると、いつの間にかさらに30分遅れて1時間半の遅れになってしまいました。どうせなら一度に遅れてくれれば眠れたかもしれないのに。しかたがないのでまた読書です。
トリノ行きの人たちだけが取り残されました。あっとこれは駄洒落じゃないですよ。はっきり言っておきますが、駄洒落は嫌いです。
今トリノ行きのアナウンスがありました。なんと「コーヒーショップにお進みください」って言いましたよ。絶対「Proceed to coffee shop」って言いました。機械音声だったから、他に言い方がなかったんでしょうね。個人的にはかなり受けました。
これがサービスのサンドイッチとコーヒー。どうせなら向こうに見えるボカディージョの方が良かったんですけど、ただじゃ文句は言えないです。
コーヒーショップに行ってチケットを見せると、サンドイッチと飲み物のサービスがありました。コーヒーショップのおじさんが、搭乗の時そうするみたいに搭乗券を切って半券を持ってっちゃいました。これで飛行機に乗れるのかとちょっと心配になりましたが、みんなの搭乗券を切り取っているので大丈夫なんでしょう。
その頃には出発予定時刻はさらに1時間遅れて2時間半遅れになっていました。故障が見つかったのならちゃんと直してくださいね。
半券が切り取られた搭乗券。自分でやってみたりはしないほうが賢明だと思います。
やっと搭乗になりました。搭乗口を通る時、カメラバッグに「デリバリー・アット・エアクラフト」のタグを付けられました。タグが付けられた荷物は機内には持ち込めません。タラップの下で係員に渡し、荷物室に入れられます。小さい飛行機だとこういうことがよくあります。
これがそのタグ。係りの人は大きい荷物に景気よくこのタグを付けていきます。何のことかわからなくて、後でもめている人もいました。
チェックインの時に預けた荷物はベルトコンベアーで運ばれ、乱暴に扱われてターテーブルに乗って出てきます。普通のカメラバッグを預けたら、きっとカメラは壊れます。でも「デリバリー・アット・エアクラフト」の荷物は、到着時にまた係員がタラップの下で渡してくれるので、チェックインするよりは安心です。それに小さい飛行機だと、機内にカメラバッグを置くところがないですから、まあ仕方ないですね。見ていたらかなり丁寧に扱ってくれていました。
荷物にタグを付けられた人は、こんな風に荷物を置いて乗り込みます。機内には大きな荷物を置くスペースはありません。今日の飛行機は50人乗りです。
そして無事トリノに到着。カメラも無事でした。タクシーでホテルに向かい、チェックインしたのは3時半。ホテルを出発してからすでに10時間が経ちました。
最初の飛行機が遅れて乗り継げなくて試合に間に合わなかった、なんてのよりはずっといいですけどね。
今試合が終わってひと通り写真の整理をしてからこの原稿を書いてるんですけど、また今日も4時近くになってしまいました。明日(もう今日ですが)の出発も5時半です。やってしまいましたね。移動の連続はなかなか大変です。
投稿者 wsdnet : 10:49
2005年11月01日
セビージャの空は今日も青かった
今日もまたセビージャにやって来ました。今夜の試合はチャンピオンズ・リーグのベティス対チェルシー。アウェーでは完敗でしたが今夜はベティスがホームの意地を見せてくれるでしょうか。
アンダルシアに近づくに連れ、空はどんどん青くなっていきました。セビージャはマドリッドよりずっと暖かく、今日の気温は23度です。目の前に広がるのはオリーブ畑。のどかですねえ。ヨーロッパの田舎の風景はとても好きです。
セビージャ・サンタ・フスタ駅。街の中心部から離れているので、まわりにはほとんど何もありません。マドリッドからはアベで2時間半です。
3日前にここに来た時の話なんですが、実はセビージャの駅からホテルに向かうタクシーにぼったくられてしまいました。
その日のホテルはベティスのスタジアムから歩いてすぐのところだったので、駅や街の中心部からはちょっと遠いんです。数年前に一度来た事があるだけなので、道順はほとんど覚えていませんでした。
タクシーの兄ちゃんは爆音でジプシーキングスを聞いていて、まあ私も結構好きだからそれを聞きながら、天気もいいしアンダルシアっぽいぜーなんてお気楽でいたんですが、途中からこんなに遠かったっけと思い始めました。その時は高速を走ってましたからね。
さすがにそれはないと思ったんで、「道あってるのか?」と聞いたんですが、まあ向こうはあってるとしか言わないですよ。ごちゃごちゃ言われてもスペイン語はわからないし。
ベティスのホームスタジアム、マヌエル・ルイス・デ・ロペラ。スペインのスタジアムには珍しく、試合当日はハンバーガーやサンドイッチの屋台が出ています。それにしてもいい天気です。さすがはアンダルシア。日本ではこんな青空はめったにお目にかかれないし、写真にとってもこんなに真っ青には写りません。
ホテルに着いて、メーターは16ユーロだったんで20ユーロ札を渡したところ、お釣りを寄こさない。「チップ」「駄目、4ユーロ」。兄ちゃんは黙って領収書を20ユーロに書き換えて結局お釣りは寄こさず。
まったくでたらめな道だったことは、翌朝ホテルから駅に行った時にわかりました。料金は7ユーロでした。
北側スタンドの前の通りを歩くと、バルがたくさんあります。試合前はサポーターで一杯。このあたりで腹ごしらえするのもよさそうです。アウェーチームのユニフォームを着て行くのはやめましょうね。特にセビージャのユニフォームは危険です。
ぼったくりといっても可愛いもんですが、気分は悪いです。
バスターミナルなんかは結構危ない奴が多いらしくて、ぼられても安全を考えたらタクシーの利用を薦めます、とガイドブックにも書いてありますし、泊まりで撮影の時は両手に荷物を持っているので、駅や空港に着いたらできれば危険をさけてまっすぐホテルに行きたいんですよね。パスポートやプレスカードやチケットなんていう貴重品も一杯持ってるし。
こればっかりは気をつけようがないとは思うのですが、しかしあの野郎ほんと頭にきた。彼は若いからまだわかっていませんね。そういうことをしていると、いつか痛いしっぺ返しに会うことを…。神様はちゃんと見てるぞ!
南スタンド側には、ハンバーガーやホットドッグを売る屋台がたくさん出ています。スペインでは珍しいらしいですよ。ハンバーガーは3~5ユーロくらい。今日の夕食は試合が終わった後ここでハンバーガーを食べました。スペインではハンブルゲッサと言います。
今日のタクシーもまたジプシーキングスがかかっていて3日前のことをちょっと思い浮かべましたが、ちゃんとした道順でホテルに連れて行ってくれました。
試合はベティスが1対0で勝ちました。今日の応援とブーイングはすごかったです。最後はブーイングと一緒に床を踏み鳴らしてましたからね。それはすごい迫力でした。それに引き換えチェルシーのサポーターは静かでしたね。声がまったく聞こえませんでした。


街ではゴミ箱をたくさん見かけますけど、ふたのギザギザのところでタバコを消して、ゴミ箱に捨てようということになってます。ここに吸殻を捨てている人はあまり見たことないですけど。
日本の喫煙所でもよく見かけますね。煙を吸ってくれる例のやつです。よく見たらやっぱり日本製でした。日本語の注意書きがそのまま貼ってありましたよ。
ショッピングセンターってお店を出ても建物の中なんですが、それでも一歩店を出ればだいたい喫煙OKです。禁煙のレストランやバルなんて見たことないですね。
ヨーロッパでタバコを買うと、パッケージの注意書きがでかくてびっくりします。こんな注意はまだ序の口。「喫煙は痛くてゆっくりした死をもたらす」とか「喫煙は殺す!」なんてのまであります。
夕べかなり遅くまで、というか朝方まで仕事をしていましたが、空港に着いたのはこんな時刻。うーん眠い。
マジョルカからア・コルーニャまでは直行便がないので、マドリッドで乗り換えです。今日の待ち時間は2時間半。カメラがなければこんな風に寝たいところなんですけど。
手前がオルサン海岸で奥がリアソル海岸。右上に小さくリアソルが見えます。海岸通りを歩いていけばリアソルに着くという訳。市街からでも海岸通りに出たほうがわかりやすいと思います。写真で見るとすごく遠くに見えますが、ゆっくり歩いても写真を撮った場所から30分くらいで着きます。
こんな風にリアソルは海のすぐ近くにあるんです。今回は海のある街に行く事が多かったですがここまで海に近いスタジアムは初めてですね。そういえば斉州島のスタジアムは海に突き出してましたけど。台風で屋根が吹き飛んだと聞きましたが、今はどうなっているんでしょうか。
これがリアソルです。オフィシャルショップは正面の左側の角にあります。写真で正面に写っているのがそうです。
オフィシャルショップのショーウィンドーもすっかりクリスマス仕様になってました。
海岸通りにはトラムも走ってます。スタジアム付近まで行くらしいです。ちなみに単線。同じ線路を両方向にトラムが走ってました。
夜の海岸通り。ご覧のようにちょっと熱海っぽい。
サッカーと全然関係ないんですけど、スタジアムの前にF-1が飾ってありました。アロンソがモナコでドライブした本物らしいです。それにしてはラフな置き方ですね。柵もなんにもなし。みんな平気で触ってましたよ。私ももちろん撫で回しました。モナコでは確か表彰台にも登ってないですからね。扱いが悪いのはそのせいかも。
南国を思わせるパルマ・デ・マジョルカ空港。マドリッドから飛行機で1時間15分。バルセロナからはフェリーや高速船も出ています。
市内にある1601年に完成したというカテドラル。奥行き121メートル、幅55メートル、高さ44メートルというでっかい大聖堂です。このところどこに行っても改修中のカテドラルが多いです。
「地中海の楽園」マジョルカに浮かぶクルーザー。今まで見たマリーナに比べるとケタ違いに豪華。こんなに立派なリゾートだったとは知りませんでした。
こちらは明らかに地元の兄ちゃんたち。親しみがわくなあ。やっぱり海とくれば釣りでしょう。でもあんまり釣れてないみたいでした。まあ釣りというものはそういうものですね。
マジョルカのホーム、ソン・モイシュ。市内からはちょっと離れていて、バスやタクシーで10分くらいのところにあります。今日までに見たリーガの試合はどこもほぼ満員でしたが、今日は空席が目立ちました。リゾート地だから?
試合が終わってホテルに帰ると、海岸通りはこんな風にライトアップされていました。他の街ではまだまだなのに気が早い。これもリゾート地だからでしょうか?と何でもかんでもリゾート地のせいにしてしまいますが、それくらいリゾートなんですよ。
チョコラーテとチュロスのセット。チュロスはお店によっていろんな形があって、このお店ではくるっと丸くしてありますが、長いものを切って出すお店もあります。暖かくて外はサクっとして香ばしく、中はしっとりしています。灰皿もおしゃれです。
チョコラーテはこんな感じです。ドロドロ感がお分かりいただけるでしょうか?最初はカップに口をつけて飲んでみましたが、そういう風に飲むものではないという事がすぐにわかります。濃厚ですがチョコレート好きには最高。
「RINCON DE MADRID」の外観。入り口に掛けてあるメニューに「チョコラーテとチュロス」があったのですが、値段が書いてなかったのでちょっと不安になりました。よく見ると結構おしゃれな店ではないですか。
アベはバルセロナまで全線開通していないので、途中で乗換えが必要。今回乗ったのはこのアルタリアという列車。ついこの前まではバルセロナまで9時間近くかかっていたのですから、所要時間は大幅に短縮されました。鉄ちゃんではないので何故かはわかりません。
バルセロナのタクシーは黒いボディーに黄色いドアのツートンカラー。マドリッドとは違います。タクシーのデザインが統一されているのは、外国人旅行者にとってはわかりやすくてありがたいことですね。日本のタクシーは外国人にはもしかしたらわかりにくいのかも。
やはり食の話題も入れなくてはということで、これはパン・コン・トマテ。直訳するとパンとトマト。軽くトーストしたパンにトマトをこすりつけ、オリーブオイルをかけたもので、カタルーニャの名物です。おいしいです。渋谷に「パン・コン・トマテ」という名前のイタリアンレストランがありますが、完全にスペインとイタリアがごっちゃになってますね。間違いです。
マドリッドはもうかなり寒いですが、撮影中なんだか頭がぽかぽかと暖かい…。上を見てみたら、観客席の屋根にヒーターが入っていました。このオレンジ色がスタジアムの屋根をぐるっと一周。ピッチで感じるくらいだから、観客席はかなり暖かいはず。アイントフォーフェンでは客席の足元にスチーム暖房が付いていると聞いたことがあります。ヨーロッパを見てしまうと日本のスタジアムの観客サービスは非常に遅れてますよね。
現在駅舎を改修中のため、ここが駅の臨時の出口。周りには何も無く駅を出た瞬間途方に暮れる。
本来は駅を出るとこのセビージャ広場に出るはず。この広場が出口からまったく見えなかったのがつまづきの始まり。
このサン・ファン・デ・ディオス広場を出発点にすると、旧市街の道もわかりやすいです。ただし地図を持っていれば。駅からセビージャ広場に出て、左斜め奥に入っていくとこの広場に出ます。探していたホテルもこの広場から1本道。ただし通りの名前は3回変わっていました。そんなの地図には載ってなかったし…。試合後に撮影したため夜景です。
これはサンフランシスコ広場にあるサンフランシスコ教会。この時はまだホテルが見つからずかなり心細い状態。それでもとりあえず写真を撮る健気なカメラマン。地図を見ると旧市街だけでカテドラル含め14の教会があります。
ホテルの看板はこんな可愛いのが一つ出てるだけ。大きさは30センチ×20センチくらいののちっちゃいものです。着いてみてわかりましたが一度通り過ぎてました。これは見逃しても仕方ないです。ちょっとおしゃれ過ぎ。
そして私の部屋は「ディエゴ・ムニョス・トレノ」。部屋番号じゃなくて部屋名。ディエゴ・ムニョスって誰?
夕べ泊まったホテルのフロントマン、アルベルト。今回会ったスペイン人の中で一番流暢な英語を話す人。いい奴でした。
街の通りは全部このくらいの広さ。日曜日でお店が閉まっているにもかかわらず、人が大勢歩いていますね。迷路みたいな道じゃなくて、地図さえあればとても歩きやすい街です。
細い通りにもカフェが何軒もありますが、広場に出るとこんなオープンカフェやレストランが。カディスは魚介類がおいしいらしいですよー。
かなり大きくて立派なカテドラル。残念ながら時間が無くまたもや中には入れず。駅から徒歩10分ほどです。大西洋に面した海岸通り沿いに建っています。
トペテ広場にある郵便局。新しそうな建物ですがすっかり街に溶け込んでいます。カテドラルからトペテ広場に出る通りが、一番にぎやかな通りのようです。通りの両側にはいろいろなお店が並んでいます。ここはとても古い街のはずなのに、街の雰囲気はとてもおしゃれです。
ラモン・デ・カランサのすぐ前に止まる1番のバス。スペイン広場(Plaza de Espana)が始発で駅前を通り、新市街にあるスタジアムまで行きます。スタジアムまでの所要時間は約15分。料金は85セント。
カディスのホームスタジアム、エスタディオ・ラモン・デ・カランサ。スタジアムをチームカラーに塗っちゃったんですね。なんか可愛らしい感じです。新市街にあるので旧市街の地図には載っていません。駅からは旧市街と反対方向になります。
近郊電車の駅はバス停と反対側、スタジアムの裏にあります。電車は地下を走っていて、地上に出るとスタジアムは目の前。ただし本数は少ないので、時刻表を確認したほうが良いと思います。1時間以上待たされる時間帯もあります。
カディス駅構内の列車乗り場。近郊電車のホームだけ改札口があります。画面の右端にある券売機で切符が買えます。
イエス様が乗ったみこしを先導する少年少女たち。
今夜の主役イエス様。四隅の男性が担いでいるように見えますが、実は見越しの下から足が見えてます。中にはおそらく20人以上の人がいるはず。細い路地しかないので、道を曲がるのがもう大変。
カディスの旧市街はこんな風。ランドマークが無いので地図無しでは自分がどこにいるのかわからなくなります。すべての通りに名前が付いているので、地図さえあればすごく歩きやすい街です。
アトーチャ駅近辺は首絞め強盗が多発している場所のひとつ。こういった危険な場所で、大荷物を持ってガイドブックを片手に歩きまわるなどというのは、強盗に私を襲ってくださいと言っているようなものです。
マドリッドでも地下鉄車内のスリが多発しています。スリだけではなく、停車している間に手荷物を引ったくって逃げるという手口もあるらしいので、ドア付近には立たないほうが良いようです。こんな風に空いている時は座っていたほうが安全です。空いているのに近くに寄ってくる奴がいたら、要注意ですよ。すぐに別の場所に移動しましょう。
エスカレーターに乗るときも注意してくださいね。前の奴が不自然な動きをしたら、とりあえず貴重品やお金の入ったポケットに自分の手を入れておきましょう。その心構えが大事です。そのようにしていたら、そこにスリの手が入ってきたというカメラマンの話を聞いたこともあります。
ここはベルナベウの正面にある地下鉄の入り口ですが、ここでは強盗の被害が多発しているようです。試合後地下鉄に乗ろうとして横のしげみに引きずりこまれた日本人を私は知っています。地下鉄に乗る場合は、もう一つの南側の入り口を利用しましょう。また試合終了後はあっという間に人がいなくなるので、早めに別の場所に移動したほうが安全です。
ホテルのロビーやホテル前の路上は置き引きや引ったくりの多い場所。チェックインやチェックアウトの際に床に荷物を置く場合は、両足の間に挟むなど注意を怠らないようにしましょう。タクシーに乗る時には、トランクに荷物を積む間道路に他の荷物を置かないようにしましょう。もしあなたが狙われていたら、目を離した瞬間にその荷物はなくなります。周りにおかしな奴がいないか注意することも必要です。
ここはセルベッセリア。セルベッサはスペイン語でビールのことなので、ビール屋さんですか。タパスはもちろんですがカフェもちゃんとあります。おいしいタパスを出すお店はいつも混んでます。
コーヒー用の砂糖の空き袋、使用済み紙ナプキン、吸殻などは床に捨てるのが基本。床が汚れているほうが繁盛している証拠になるので、お店の人にも喜ばれます。どうもそういうことらしいです。
私の朝飯トルティーリャ・エスパニョーラ。玉ねぎとジャガイモの入ったスペイン風オムレツです。でかくて丸いホールを指差すと、切り分けて出してくれます。万が一でかいのが丸ごと出てきたら…そんなことはまずないです。どのお店で頼んでもちゃんとパンが付いてきます。パンはスペインでもパンと言います。
こんな風にガラスケースの中に材料が並んでいるお店もあります。これを指差せば料理して出してくれるはずです。ただし調理法はおまかせ。まだやったことはありませんがきっとそうです。
チャンピニョン・プランチャ。焼きマッシュルームです。マッシュルームがでかい!チョリソがのっていてニンニクも効いているので、けっこうしっかりした味がします。おいしいです。
これはカジョス。豚の臓物の煮込みです。日本のモツ煮込みと比べると、かなりエグい味です。スペイン人もこんなもの食べるんですねー。モツ煮込みは好きですが、残念ながらこれは食べられませんでした。だから言ったでしょ、これも経験です。
カラマレス・フリートス。見ての通りイカの天ぷら、のようなもの。私はイタリアでもよく食べます。イカ大好き!
ハモン・セラーノ。生ハムです。スペインの生ハムは最高です。ビールやワインによく合います。と言われていますが、私は飲まないので本当は知りません。飲まない人が食べても最高です。生ハムについての詳しい話はまた後日。
これはチュロスです。砂糖がかかっていないので、甘くはありません。砂糖やシナモンをかければ日本でもおなじみのチュロスになりますね。本当は3本あったのですが、1本は写真を撮る前に食べてしまいました。食いしん坊万歳!
チョピート。揚げ物好きにはたまらないホタルイカのフライ。衣はさっくり中はジューシー。ホタルイカの微妙な苦味が後を引きます。私のおすすめのひと品。ただし揚げたて以外は絶対に駄目です。
スタジアム内のオフィシャルショップの入り口はここ。12番ゲートの横です。セキュリティーのお兄ちゃんがひとり立っているだけで何の案内もないので、知らずに行くと中にショップがあるとは気が付かないと思います。なにやら胡散臭そうなおじさんがいたりしてちょっと近づきにくいですが、何をするでもなくただたむろしているだけでした。
Real Cafe Bernabeuの入り口。試合がない今日も営業中。お姉さんがメニューを見て考えこんでいますが、やはり高いのでしょうか。ちなみにお値段はハンバーガー1000円、レアルカフェ・ベルナベウサラダ1100円、マグロTATAKI1500円といったところ。ドリームチームコンボ1700円なんていうメニューもありました。ビールサーバーがビッグイヤーの形をしているという噂も…。
AREA Realmadrid は吹き抜けになったショッピングセンター3階の回廊部分にあります。お店はコの字型で、細長くて狭いです。この狭さだと試合当日はかなり混雑しそうです。売っている商品はどちらのお店もまったく同じ。スタジアム店のほうが少し広いでしょうか。
哺乳瓶とガラガラとおしゃぶり。こんな赤ちゃん用品もあるんですねえ。ばりばりのマドリディスタが出来上がりそうです。
落ち着いた感じのビジネス用グッズもありました。マドリッドのビジネスマンがレアルのロゴが入ったこのバッグを持ってバルセロナに出張に行ったらかなりまずいことになりそうですが、余計なお世話ですね。
文字盤に小さくRealMadridと入っているだけなので、この時計は普通に使えそうです。隠れファンに最適。
ここが1階のカフェ。吹き抜けで天井が高くて明るいので、開放的な気分が味わえる気持ちのいいカフェです。スタジアムの周りには食事をするところが少ないので、ここも試合前には一杯になりそうですね。試合当日に来る時はかなり早めに来たほうがよさそうです。
ショッピングセンターの入り口付近。奥に見えるのはベルナベウのらせん階段です。
私を道案内してくれたサポのおばちゃんたち。最初に話しかける時にはちょっと勇気が必要でしたが実はとっても気のいい人たちでした。全然怖くありません。トラムを降りたら「あなたのホテルはあそこ、スタジアムはこっち」と親切に教えてくれました。私が話したドイツ語は「ダンケシェーン」のみ。でも見事にコミュニケーション成立。
ベルン駅からスタジアムに行くトラムは9番。終点のGuisanplatz(ギィサンプラッツと聞こえましたが…)下車。所要時間は約10分。ベルンの駅からEXPOの案内表示に従って地下街を歩いていくと、乗り場にたどり着けます。切符は乗り場にある自動券売機で乗車前に買ってください。値段は3.2スイスフランでした。この車両は広告のためにオレンジ色になっていますが普通のトラムは赤い色です。
スイス対トルコ戦が行なわれたスタッド・ド・スイス。古いスタジアムを取り壊して今年の1月に完成したばかりの新しいスタジアムです(ドイツ語のホームページしか参考資料がなかったので、正しいかどうか自信はありません)。
街の高台にあるバラ公園から眺めた旧市街とアーレ川。日本から送られた桜もあるというバラ公園ですが、冬ですから当然花は咲いていません。まだ朝早い時間だったので街全体がちょっと霞んで見えます。
旧市街の道の真ん中には、凝った彫刻のついた噴水が50メートルおきくらいにいくつも並んでいます。トラムや車は噴水をよけて走っています。
これは街の中心に立つ時計塔。1530年に作られたものだそうです。大きな時計の下には、天文時計と熊の兵士や王様の仕掛け人形があります。仕掛け人形はまだ現役で、ちゃんと動いていましたよ。塔の内部の見学もできるそうですが、朝早すぎたためまだ閉まっていました。残念。
天文時計と仕掛け人形がこれ。動いているところを見ましたが、期待していたよりはかなり地味でした。でもこれ1530年当時のまま今も動き続けているんだそうですよ。そう考えると驚異的なメカじゃありませんか?
下から見上げた大聖堂。塔の高さは100メートルだそうです。完成までに約470年を要し、1893年に完成しました。ヨーロッパの人は気が長い…。中には立派なパイプオルガンやステンドグラスがあるそうですが、ここでも内部の見学はできず。中から塔に登ることもできて、旧市街や天気が良ければアルプスも見えるらしいです。
大聖堂の入り口には見事なレリーフがありました。塗り替えられているんでしょうが、色彩がとても鮮やか。描かれているのは「最後の審判」だそうです。
通りの両側はアーケードの商店街になっています。ヨーロッパ最長のアーケードだそうですよ。お店は全部閉まっていましたが、どの店もガラス張りの大きなショーケースにおしゃれなディスプレイなので、見ているだけでも楽しいです。写真に写っているのはクラム通り49番地のアイン・シュタインハウス。アイン・シュタインが2年ほど住んでいたところで、今は博物館になっています。もしかしたら相対性理論はここで完成されたのかも。
小銭があまったため空港で買った、今回唯一のスイス土産がこれ。Limdt社製カカオ99%のチョコレートです。どんな味なのか試してみたくて買ってみました。全然甘くないです。フランス語、オランダ語、イタリア語の表示しかないので、カカオ99%以外の成分は不明。不明といってもたかだか1%ですからね。カカオ以外の味はしないはずです。まったく甘くないチョコレートってどんな味だか想像できますか?あんまりおいしくはないです。
丸い建物の下がアトーチャ・セルカニア駅、時計のある塔の下がプエルタ・デ・アトーチャ駅。別々の建物ですが、地下鉄のアトーチャ・レンフェ駅も含め、3つの駅は通路でつながっています。
ここはプエルタ・デ・アトーチャ駅のコンコース。カフェやブティックもあって、かなりにぎやか。
プエルタ・デ・アトーチャ駅には植物園があります。どうして駅の中にこんなものが?と思ってしまいますが、これはこれで悪くないです。植物園の手前にはレストランやカフェもあり、駅の構内とは思えないいい雰囲気です。
駅構内にあるホテル予約案内所と両替所。両替所のレートはあまりよくないみたいですよ。
この青い看板が切符売り場の目印。Venta de billetes と書かれています。植物園に向かって右横にあります。
整理券を発行する機械の画面。上から翌日以降の切符、国際列車の切符、オンライン予約した切符で、購入する切符の種類よって整理券が違いますのでご注意。これはスペイン語ですが、英語表示にも切り替えられます。
今日切符を予約した窓口の駅員さん。てきぱきと仕事をこなしてくれました。近くの仲間とおしゃべりしたり、いきなり窓口が閉まったりといったイタリアのような事はないみたいです。ちゃんと希望通りの切符を予約してくれました。
当日券売り場には長い列ができていました。当日券を売っているのは、VENTA PARA HOY と書かれたカウンターです。当日券用の整理券はないので、並んでひたすら順番を待つのみ。
セルカニア駅の改札横にある切符売り場。アベの切符も売っていますがちょっと小さい売り場です。
プエルタ・デ・アトーチャ駅のタクシー乗り場。今まで白タクの姿を見たことはありませんが、もし声をかけられてもきちんとこの乗り場から乗りましょう。白いボディーに斜めの赤いラインと屋根の上のTAXIの文字が目印。
プラド美術館は、地下鉄5号線バンコ・デ・エスパーニャ駅からプラド通りを通って徒歩10分弱。地下鉄1号線アトーチャ駅との中間あたりにあります。改札を出るとすぐに案内表示があるのでわかりやすいです。
プラド美術館、国立ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館はマドリッド三大美術館と言われ、特にプラド美術館は世界三大美術館のひとつに数えられています。ここが建物の正面のベラスケス門。一般の入り口は左右の2か所にあります。フラッシュを使わなければ、館内の絵画の写真撮影はOKです。
ブックショップは1階、ベラスケス門の横にあります。
私はここで日本語のガイドブックを買いました。ガイドブックを参考にしながら館内を回るのもいいのではと思います。プラド美術館には日本語の音声ガイドはありません。
ラファエロ 「枢機卿の肖像」 肖像画は私の好きな絵画のひとつです。写真でこれだけのポートレートが撮れるのかといつも自問自答します。私には撮れません。撮れませんがいつかは撮りたいと思います。ラファエロの肖像画のなかでも傑作に数えられる作品。
ヴェラスケス 「ラス・メニーナス」正式な題名は「フェリペ4世の家族」 世界絵画史上に名を残す1枚、バロック絵画の代表作、スペイン絵画の最高傑作、プラドの至宝、など様々に賞賛される有名な作品。さすがにこの絵には常に人だかりがしていました。解説を見ないと一目見ただけでは理解できない作品です。
ゴヤ 「着衣のマハ」と「裸のマハ」 これは美術の教科書にも載っている有名な作品ですね。数ある作品のなかで何故これが教科書の載っていたんでしょうか。宗教画以外の裸、ましてやヘアヌードなんて、発表当時はとんでもないスキャンダルだったらしく、ゴヤは異端審問所に召還されました。その記録からモデルとなった女性の名前が切り取られた、「裸のマハ」は「着衣のマハ」の下に隠してあった、実は首が挿げ替えられている、など逸話や謎の多い作品。
ムリーリョ 「聖ベルナルドゥスに顕現する聖母」(部分) ムリーリョの描く聖母マリアは人間的で若々しくて可愛らしいです。「無原罪の御宿り」は2パターンあるのでしょうか?展示されていたのはガイドブックに載っている絵とは違うものでした。ガイドブックに載っているほうのマリアは実に魅力的で素敵なんです。そっちの実物を見たかったなあ。私の鑑賞の視点は、だいだいこんなところにあるんです。
カフェはムリーリョ門側の地下、かなり奥まったところにあります。立ち飲みのカウンターの他にテーブル席もあります。館内で喫煙できるのはこのコーヒーショップのカウンターだけです。
こちらはブックショップの一角。絵葉書は美術館のおみやげの定番ですね。お気に入りの絵があったら思い出として買って帰りましょう。本当は複製画がほしかったんですけどちょっと大きすぎますからね。
こちらはギフトショップ。ブックショップと同じフロアで、ベラスケス門を挟んで反対側にあります。ここにはプラド美術館オリジナルグッズが置かれています。ちょっと洒落たものを探している方はこちらものぞいてみたらいかがでしょうか。
プラド美術館の展示室は4フロアで94室。保有する作品は絵画だけでも8000点以上と言われています。美術館として建てられたものではないため少々歩きづらいことも確かですが、それは決してプラド美術館の素晴らしさを損なうものではありません。ですが迷いたくはないですよね。
これが目印。地下鉄の入り口には必ずこれがあります。メトロのマークの下に駅名も表示されていてわかりやすいです。
階段を下りると、改札の手前に切符売り場があります。券売機は空いているのに有人の窓口に並ぶのはなぜでしょうね?理由はちょっとわかりません。もちろん自動券売機で切符を買っている人もいましたけど。
これが自動券売機。イタリアの自動券売機はもっと古い物が多くて、お札を入れても受け付けてくれなかったり反対に食われちゃったりすることがあります。マドリッドのはみな新しくて、今まできちんと買えなかったことは一度もありません。
これが券売機の画面。最初に切符の種類を選びます。一番上が1回券、2番目がマドリッド市内とMetroSurの共通券、3番目が回数券のメトロブスです。買いたい切符のボタンを押すと金額が表示されるので、投入口にお金を入れます。コイン、お札、クレジットカードが使えます。左上のボタンで英語表示に切り替える事もできます。
手前に切符を入れると奥から切符が出てくるので、それを取ってから改札を通ります。日本と同じですね。出る時に切符は必要ありませんが、検札があるかも知れませんから切符は持っていたほうがいいと思います。
これは外側のドア。電車が止まったらこのレバーを上に回して乗り込みます。そうしないと地下鉄には乗れません。
これは車両の中のドアです。最新型の車両では、レバーを回すのではなくボタンを押す方式になっています。
バライドスまではビーゴ駅からタクシーで10分ほど。バスも通っているそうです。スタジアムの写真を撮っていたら「俺達も撮ってくれよ」と言って近寄ってきたおじさんたち。近づいて来る人には気をつけようと言いますが、こういう人たちはあまり危なくないです。気のいいおじさんを装った泥棒もいるかもしれませんから気をつけましょうね。でも悪い奴はやっぱりどこか怪しいです。後ろに見えるのがエスタディオ・バライドスです。
ファンショップはスタジアムの正面にあります。
バリオ・ペスケーロの入り口は、カフェと古い建物がとてもいい雰囲気。でも中に入ってみると…。
こんな感じで人の姿がありません。日曜日だからでしょうか。細い道が続いているし、かなり心細くなりました。
坂を下りてバリオ・ペスケーロを抜けると、目の前には海が広がります。海沿いの遊歩道は観光客でにぎわっていましたよ。
レストランは閉まっていましたが、たくさんのカフェが店先にテーブルを出していました。
おじさんは店先でタコを茹でまくり。ほとんどのお客さんがタコを食べてましたから、いくら茹でても足りませんね。写真を頼むと快く撮らせてくれて、「こっちに茹でたタコがあるよ」と教えてくれました。ビーゴの人はポルトガルに似ておだやかな人が多いそうです。いいところにはいい人たちが住んでいるんですね。
これが茹で上がったタコ。注文に応じておじさんが木の皿の上でタコを切り、そのままテーブルに出されます。ずいぶん立派なタコですね。このあたりで獲れたんでしょうか。昔伊豆でタコを釣った事があるんですけど、堤防にピッタリくっ付かれて結局ばらしました。あれは残念だったなあ。
おじさんが茹でていた、茹でたての茹でダコです。これわさび醤油で食べたらきっとおいしいだろうなあ。オリーブオイルもいいですけど、ちょっと飽きちゃいますね。やっぱり日本人には少しくどいんじゃないでしょうかね。
これがメインのムール貝マリネラ風。マリネラ風とはどんな風だか、調べてもわからないんですが、海のなんとかみたいな感じでしょうか。軽い塩味であっさり風味でした。これが今日のメインディッシュなんですけど、実は前菜のタコのほうが高かったんですよ。
丘の上にのぼるとビーゴ湾が一望できます。海が見える高いところはいいです。
スタジアムにはこんなにいっぱいカモメが飛んでいました。海が近いんだと改めて思いました。時々実弾を降らせるので要注意。
サンタ・フスタから続く一本道は写真のように大きな通りで、両側にはお店もたくさんありました。エル・コルテ・イングレスもありましたよ。
これは本文とはあんまり関係ないんですけど、街でこんなポスターを見かけました。これマドリッドにはありません。マドリッドのポスターは、ロナウヂーニョ抜きで商品だけです。なぜマドリッドのポスターがロナウヂーニョ抜きなのかは想像つきますよね。サッカーが社会に与える影響って大きいんですね。
ちょっとわかりにくいですが、手前がNervionショッピングセンターで奥に見えるのがラモン・サンチェス・ピスファンの正面。本当にくっつくくらい近くに建っているんです。ショッピングセンターの中の飲食店は翌朝3時まで、買い物は10時までできるそうです。さすがスペインの人たちは夜遅くまで遊んでるみたいですね。
スタジアムのオフィシャルショップはショッピングセンターに面している側にあって、スタジアムに向かって右側のコーナー近くにあります。
手前の建物がカテドラル、奥がセビージャの街の象徴といわれるヒラルダの塔です。残念ながらこの日はカテドラルの中に入ることはできませんでした。カテドラルの屋根は一見無秩序に見えるのですが、実に良くバランスが取れています。こういうデザインって日本人は苦手ですよね。2002年の日韓ワールドカップのトレードマークを思い出してもそう思います。素人考えなんで、間違ってたらすみません。
ここはかつてユダヤ人が住んでいたというサンタ・クルス街。こんな迷路のような細い道にもホテルやみやげもの屋が並んでいます。途中のちょっとした広場には、カフェやレストランもありました。時間があったら迷子になってみるのも楽しそうですが、キックオフに遅れたら困るので途中で引き返しました。
川のある街っていいですよね。これはグアダルキビル川といって、この川のおかげでセビージャは貿易港として栄えたそうです。川岸や川に張り出したところにも、いい雰囲気のレストランやカフェが並んでいましたよ。写真には遊覧船も写っていますね。
これは街で見かけた床屋さんです。マスターはおじいさんでお客さんは小さな子供。こんな風に人々の生活が感じられるのも、ヨーロッパの古い街のいいところなんです。歴史のある古い街で、この街の人たちは普通に生活しているんですね。
スペインの空港にはたくさん喫煙スペースがあります。このカフェも喫煙OKです。
むき出しの喫煙スペースも、他の空港ではあまり見かけません。今まで行った空港のうちで、一番タバコが吸える空港です。
これがマドリッド・バラハス空港T3のF搭乗口です。みなこんな感じで自分のフライトの案内を待っている訳です。
トリノ行きの人たちだけが取り残されました。あっとこれは駄洒落じゃないですよ。はっきり言っておきますが、駄洒落は嫌いです。
これがサービスのサンドイッチとコーヒー。どうせなら向こうに見えるボカディージョの方が良かったんですけど、ただじゃ文句は言えないです。
半券が切り取られた搭乗券。自分でやってみたりはしないほうが賢明だと思います。
これがそのタグ。係りの人は大きい荷物に景気よくこのタグを付けていきます。何のことかわからなくて、後でもめている人もいました。
荷物にタグを付けられた人は、こんな風に荷物を置いて乗り込みます。機内には大きな荷物を置くスペースはありません。今日の飛行機は50人乗りです。
アンダルシアに近づくに連れ、空はどんどん青くなっていきました。セビージャはマドリッドよりずっと暖かく、今日の気温は23度です。目の前に広がるのはオリーブ畑。のどかですねえ。ヨーロッパの田舎の風景はとても好きです。
セビージャ・サンタ・フスタ駅。街の中心部から離れているので、まわりにはほとんど何もありません。マドリッドからはアベで2時間半です。
ベティスのホームスタジアム、マヌエル・ルイス・デ・ロペラ。スペインのスタジアムには珍しく、試合当日はハンバーガーやサンドイッチの屋台が出ています。それにしてもいい天気です。さすがはアンダルシア。日本ではこんな青空はめったにお目にかかれないし、写真にとってもこんなに真っ青には写りません。
北側スタンドの前の通りを歩くと、バルがたくさんあります。試合前はサポーターで一杯。このあたりで腹ごしらえするのもよさそうです。アウェーチームのユニフォームを着て行くのはやめましょうね。特にセビージャのユニフォームは危険です。
南スタンド側には、ハンバーガーやホットドッグを売る屋台がたくさん出ています。スペインでは珍しいらしいですよ。ハンバーガーは3~5ユーロくらい。今日の夕食は試合が終わった後ここでハンバーガーを食べました。スペインではハンブルゲッサと言います。