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2005年10月28日

さようならミラノ。これからはマドリッドで生きていきます

ミラノとも今日でお別れです。今回の滞在中ミラノに来るのは、これが最初で最後になりそうです。

ドゥオモの正面にはまだカバーが掛かったままです。改修工事が始まってからもう何年になるでしょう。工事が終わったらさぞかしピッカピカのドゥオモが見られるんでしょうね。

m1.jpgドゥオモは相変わらずこんな姿です。正面が見られなのは残念ですが、ミラノに来てドゥオモを見ないわけにはいきませんよね。作るのに500年かかったんだから、直すのに何年もかかるのは仕方ないです。改修中のドゥオモを見たことも、後になればいい思い出になるかも知れません。

残念ながら今は正面を見ることはできませんが、横や後ろから見るだけでもドゥオモのすごさはよくわかります。これはもう狂気ですね。こんな物を作るのは正気の沙汰ではないですよ。その大きさにも圧倒されますが、2,000体以上あるという聖者の像や尖塔の繊細さにも驚かされます。これじゃ出来上がるまでに500年もかかって当然です。

m2.jpgこれはドゥオモを斜め後ろから見た図。今はここが記念撮影ポイントになっています。写真を撮ることばかりに夢中になっていないで、しっかりと目に焼き付けましょうね。

中はステンドグラスで囲まれていて、外の喧騒からは想像もできないほどの厳かな雰囲気。何の信仰もない私でも厳粛な気持ちになります。祭壇に向かってお祈りをして、これからはいい人になります、と思いながら外に出るとそこはいつものにぎやかなミラノの街でした。

m3.jpg中はこんなに広い空間です。完成当時はミラノ市民全員がこの中に入れたそうですよ。日本のお寺もそうですが、こういった神聖な場所には人を厳粛な気持ちにさせる何かがありますね。

このあたりには、楽器を演奏したりパントマイムを演じたりといったパフォーマーがいつも何組かいるのですが、今日は初めて見る楽器とアコーディオンのユニットを見かけました。弦を叩いて演奏する楽器で、チターの音色を柔らかくしたような優しくていい音でした。マトリョーシカが置いてあるという事はロシアの楽器なんでしょうかね。女子十二楽坊にも確かこんな楽器がありました。
それにしてもこのカップルは一体どういう関係?ってお前今ドゥオモから出てきたばっかりでもうそんな下世話なこと考えて、一生いい人になんかなれっこないわ!と自分で激しく突っ込みを入れました。

m4.jpg名前もわからない楽器とアコーディオンのユニット。結構な早弾き(早叩き?)で、かつ叩いた瞬間に指先でミュートするという細かいテクも織り交ぜ、ツィゴイネルワイゼンなどを演奏していました。良い演奏には人も一杯集まります。でもお金を入れていく人は少なかったです。私は1ユーロ入れました。楽しませてもらったお礼です。
m5.jpgこれはデパート、リナシェンテのショーウィンドウ。中に本物の人がいて、本を読みながら手を振り回して何か言ってます。なかなか面白いディスプレイですが本当にこんな人が近くにいたら怖いですよ。
m6.jpgガレリアのバルコニーでは何かの収録をしていました。きっと有名人なんでしょう。時々こっちを向いて手を振ると下にいる若い子たちはキャーキャー大騒ぎ。男女を問わず人気がある人みたいです。

ミラノはやっぱり平和です。イタリアの人たちはみんなおしゃれで街の雰囲気もすごく華やかだし。でもここより田舎だけどマドリッドもいいところですよ。今日までに出会った人たちは、タクシーの運転手も、ホテルのボーイも、バルのマスターも、カメラマンも、みんな親切でいい人たちでした。早くマドリッドの生活に慣れて、こんなおだやかな気持ちで街を歩けるようになれればいいのになあと思います。

投稿者 wsdnet : 2005年10月28日 04:55