FUTSAL Study Hall



Lesson1 足裏のテクニック/1
x足裏でボールを止めるフットサルでは絶対に覚えなければいけないテクニック

 フットサルの試合ではコートがサッカーに比べて小さいので、相手選手は常に間近にいるものと考えて間違いありません。それだけに、少しでも足もとからボールが離れてしまうと相手選手が間合いを詰めてきます。最悪の場合、ボールを奪い取られるということもあり得ます。
 そう考えれば、サッカーでよく使われるインサイドのトラップは、よほどの上級者でない限り止めた時に足もとからボールが離れてしまうため、フットサルでは使いにくいテクニックといえるでしょう。そのため、足もとからボールが離れない止め方を絶対にマスターする必要があるのです。
 いわば、ボールが足もとから離れない足裏で止めるテクニックは、フットサルで求められる基本中の基本ということになります。

正面からのボールを足裏で止める

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 ボールのコースを確認しながら身体をボールの方向に向ける。軸足となっている左足で身体のバランスを取りながら止め足である右足を持ち上げていく。つま先はボールの方向に向ける。
 ボールが近づくにつれてて止め足の足裏を徐々にボールに向けていく。この時にボールから目を離してはいけない。そして、足裏でボールを止める。ボールを止める時の足裏はコートに対して45度くらいの角度にする。足裏とピッチでボールを挟み込んでしまう感覚でボールを止めるようにするといいだろう。
 足裏でボールを確実に止めたら、すぐにルックアップして周囲の状況を確認しよう。

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斜めからのボールを足裏で止める

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 基本的な足の動きは「正面からのボールを足裏で止める」と同じです。異なっているところは、軸足と止め足の間隔が広くなっているところ。止め足のつま先をボールの方向に向けるための態勢を考えれば、間隔が広くなる方が自然です。確実に足もとでボールをキープすることができたら、ルックアップして周囲の状況を確認しすばやく次のプレーに移るようにします。

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Lesson1 足裏のテクニック/2
x足裏のボールキープマーカーのプレッシャーをはね返しながらボールをキープする

 相手選手(マーカー)が背後についた状態でパスされたボールを足裏で止め、そのまま軸足でバックステップを踏みながらマーカーを押し戻していく。フットサルの試合ではよく見るシーンだ。特にピヴォがこのテクニックを使い、タイミング良く反転してシュートまで持っていくというのは一種定番のようになっている。
 このテクニックは、ボールを確実に足裏でコントロールする、背後にいるマーカーのプレッシャーに耐えるための上体の動き、軸足で行なうバックステップ、ルックアップなど、こなさなければいけない要素がいくつもある。しかもそれらをうまく連動させていかなければいけないので、テクニックのレベルとしては結構難しい部類に入るだろう。
 まずは、確実に足裏でボールをコントロールしながらバックステップできるようになるところから始めよう。それができるようになってから、バックステップ、上体の動かし方などを身体で覚え込むようにするのだ。

ボールキープしながらバックステップ

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 味方に対して「パスを出せ!」という意思を見せるために、右手を前に差し出し手のひらを広げる。もちろんこの時に味方とアイコンコンタクトを交わしていることは必須の条件だ。
 味方から出されたボールを足裏でキープする。パスのコース、球質を確認しながら止め足のつま先をボールに向け足裏で止める。この時、背後のマーカーの動きをけん制するために左腕を後ろに回している。これによってマーカーの動きをけん制することができると同時に、(マーカーとの)距離感、位置を計ることができるからだ。
 左腕でマーカーをけん制しながら上体を寄せていく。そして足裏でボールを引く。ボールを引いた瞬間に軸足でバックステップを踏む。バックステップを踏むタイミングは、ボールを引いた直後だ。これを繰り返してマーカーを後ろに戻しながら相手ゴールに近づいていくのだ。マーカーも身体を寄せてプレッシャーをかけてきているので、身体のバランスを崩さないようにしよう。
 時折ルックアップして周囲の状況を確認すること。ルックアップのタイミングは、8の写真のように足もとで確実にボールをキープしている時だ。なおかつ、マーカーの足が届かない位置にボールを置いていることが条件となる。

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Lesson1 足裏のテクニック/3
x足裏でボールを真横に移動させるマーカーにボールを取られることなくパス&リターンを行なう

 ここではボールを止めるのではなく、足裏を使ってボールを軸足側に移動させてから味方にパスを出し、すぐに反転してリターンパスを受けるまでの動きだ。
 ボールを止めてから移動させるのではなく、ダイレクトにボールの方向を変えてパスできる位置まで移動させるため、足裏の力の入れ加減とタイミングが重要になってくる。この力の入れ方とタイミングが狂うと空振りしたり、ボールを押さえすぎて身体のバランスを崩したりする。
 しかもマーカーが背後についている。マーカーのプレッシャーを受けている上体に力を入れながら、蹴り足を動かすのだ。極端にいえば、上体、蹴り足、そして軸足の全てが別々の力加減になりながら、なおかつ連動させる動きになっているといえるだろう。これは、繰り返し練習して微妙な力の感覚を身体で覚えるようにしかない。最初はマーカーのいない状態から、ゆっくりしたボールを味方に出してもらうところから始めよう。

マーカーを背にしながらインサイドでパス

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 味方とアイコンタクトを交わしてパスを要求する。蹴り足(右足)の足裏を、ボールの右端から左端に向って(ボールの)輪郭に沿ってこすっていく。ボールに足裏が接触した瞬間は押さえるようにして勢いを止め、すばやく輪郭に沿って動かしていく。また、ボールの移動に合わせて身体も移動させていく。感覚的には身体全体を使って、蹴り足をボールの動きに合わせて横に移動させるようなものだ。
 ボールの動きを見ながらパスの態勢に入っていく。ボールを取られないためにも、マーカーから見て遠い方の足でボールを蹴るようにしなければいけない。これでマーカーの足が届かない距離からパスが出せるのである。
 味方にパスを出したら、リターンパスを受けるためにすぐに身体を入れ替えて左斜め前方に走り込む。蹴り足(右足)がコートに着地したら、これを軸足として反時計回りにすばやく身体を反転させ、一気に前進して味方からのリータンパスを受けよう。

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Lesson1 足裏のテクニック/4
x足裏でボールを止めてアウトサイドでパスボールをキープしたら味方の走り込む様子を確認してパスを出す

 背後のマーカーのプレッシャーに耐えながらパスされたボールを足裏で止める。そしてすばやくパスを出してから相手ゴール前に走り込み、リターンされたボールをシュートする。この一連の味方と連動した攻撃パターンは、試合においてかなり有効な武器になってくれるだろう。
「足裏のテクニック/3」で解説したプレーの流れもこの攻撃パターンの一種といえる。異なっているのは、「足裏のテクニック/3」がボールを止めることなく軸足側に移動させてからパス&リターンを行なっているが、ここではいったんボールを足裏で止めてから、アウトサイドで蹴り足側にいる味方にパスを出してリターンパスを受けるというものだ。
 ボールをいったん止めてキープするので、背後のマーカーの動きと味方の動きを見ながらパスを出すことができる。しかも味方陣を向いた形なので、ルックアップして味方の動きを見ながらタイミングを計ってパスを出せるという利点があるのだ。

マーカーを背にしながらアウトサイドでパス

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 背後のマーカーをけん制しながら、味方とアイコンタクトを交わしてパスを要求する。身体の軸足(左足)側をマーカーに寄せて、蹴り足(右足)が(マーカーから)遠い方の足になるようにする。この態勢でパスされたボールを足裏でキープする。ボールをキープしたら、ルックアップして味方の走り込む様子を見てパス出しのタイミングを計る。この時もマーカーのプレッシャーはしっかり受止め、身体のバランスを崩されたり、ボールに足を伸ばされたりしないようにする。
 味方の走り込みにタイミングを合わせてアウトサイドでパスを出す。パスを出す時は、パス後に軸足(左足)側に身体を反転させることをイメージしていること。次のプレーをイメージすることで動き出しを速くすることができるからだ。
 身体を反転させてマーカーを振り切りリターンパスを受ける。この振り切る時に有効な方法としてフェイクを入れるというのがある。この場合でいえば、左足側に移動するのであるから、パスを出したあとで一瞬右足側に移動するかのように上体を右側に傾けるのだ。この動きからすばやく左足側に移動すると、マーカーを振り切りやすくなる。

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