2008年06月24日
実使用ジャージとジャージカードとの関係
Q:こんにちは、先日はバブルヘッドについて回答いただきましてありがとうございました。
今回は実使用ジャージとジャージカードとの関係についてご質問いたします。
数年前から日本でも実使用物を販売する店が増えてきたと思います。以前はカードBOXを購入してジャージカードを手にすると興奮していた記憶があるんですが、最近では容易に実使用アイテムが使用感そのままで手にすることができるのでジャージカードの貴重性が失われてきたような気がします。
カードのコレクション貴重性と実使用ジャージのコレクションとの貴重性がよくわからなくなってきています。これはサイン物も同じような気がします。コレクションしていく上で切り離して考えていくほうがいいのでしょうか?
PRIORさんからの質問
A:PRIOR様、よろしくお願い致します。
さて「カードのコレクション貴重性と実使用ジャージ、サイン物のコレクションとの貴重性が良くわからなくなってきています」というお悩みですが非常によく分かりますね。
私も何年前だったか忘れてしまいましたが、同じ事で悩んだ経験がございます。
最初にジャージカードが出たのが1997年のUpper Deckだったと記憶しておりますが、当時ケン・グリフィーJr.、トニー・グウィン、レイ・オルドニェスの3選手だけでオッズも1:800と、自力でパックから引き当てるのは難しく、シングル買いも高くて手が出ないというまさに「高嶺の花」で、私も憧れたものでした。
しかし1996年にLeaf Signatureが、2001年にはPacific Private Stock、SP Game Bat Editionが発売されて、1パック辺りの単価は高額でしたが、必ずメモラビリア系のカードが1枚入ったシリーズが登場した辺りから段々とエスカレートしていって、今ではすっかり入っているのが当たり前みたいな状況になってしまいました。
もちろんそれが悪いという意味ではございませんので誤解のないようにお願い致します。
シングルカードの価格をプライスガイドで見ても、当時のことを考えれば安価で、余程枚数が少ないとか一部のレアなカードくらいしか高い値段もついていません。
私も野茂選手のカードを集めておりまして、最初に野茂選手のジャージカードやオートグラフカードを手に入れた時はやはり興奮致しました。
が、その後カード会社各社から発売されるシリーズが増えて、メモラビリア系のカードが乱発されるようになるにつれ、今回のPRIOR様のご質問のように貴重性という意味で「それってちょっとどうなのかな?」と疑問を持つようになってしまいました。
結局悩んだ挙句、全部集めだしたらキリがないので、カードのデザインが余程気に入ったものだけ集めようという結論になりました。
結論が出て以降ほぼメモラビリア系のカードには手を出しておりません。
今になってみればこの時の切り替え……転換期は、私にとって必要であったと思っております。
ご質問の文中に「コレクションしていく上で切り離して考えていくほうがいいのでしょうか?」とありましたが、私はまさにその時、同じ事を考えたのです。
異論のある方もいらっしゃることと思いますが、私はカードと実使用アイテムは、同じコレクションであっても違うものだという結論を出しました。その考えは今も変わりません。
ただPRIOR様のおっしゃる「貴重性」という意味が、対外的なものなのか(マーケットにおいての価格)、個人的なものなのか、私にはどちらか分かりかねます。
もし対外的なものであれば、価格が高い物は市場で評価されていて需要もしくは希少性が高い物だといえます。
そういう意味であればメモラビリア系のカードも、実使用アイテムもどちらも貴重ですので、そういった物をお持ちになると良いのではないでしょうか。
しかし、もし「個人的に貴重」と感じる「貴重性」という意味であれば、個人的には切り離してお考えになられた方が良いのではないかと思います。
まずはご自身の心のなかでコレクションに順番をつけることからはじめてみられてはいかがでしょうか?
今PRIOR様にとって貴重と思えるのはカードなのか、又は実使用アイテムなのか、直筆サインアイテムなのか?
その作業を行なう事によって、おのずと「個人的に貴重」な物の答えが見えてきます。
私は「コレクションとは整理と整頓」だと思っています。
順番をつける時はきっとまた悩まれる事と思いますが、それさえきっちり行なっておけば後であまり迷わなくなると思いますよ。
大変ですが頑張ってください!!
投稿者 yamamoto : 10:10
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2008年05月07日
ジャージの違いについて
Q:ラッセル社とマジェスティック社のプロカットジャージと実使用ジャージの違いを詳しく教えてください。よろしくお願いします。
ssssさんからの質問
A:SSSS様、よろしくお願い致します。
さて「ラッセル社とマジェスティック社のプロカットジャージと実使用ジャージの違い」についてですが、製造している会社の違いがどうこうよりも、「プロカット・ジャージ」という言葉に語弊があるのでは? と思います。
そもそも選手が使用する為に製造され、球団に納入されるジャージがイコール「プロカット・ジャージ」であり、実使用ジャージとの違いは本来なら「実際に試合で着用したかどうか?」ということになります。
ただしアメリカでは「プロカット・ジャージ」ではなく「ゲーム・イシュー・ジャージ」と呼ばれます。
実際アメリカのコレクターショーに行っても「プロカット・ジャージ」という言葉を耳にすることはほとんどございません。
市場では「プロカット・ジャージ」として、何らかのかたちで納品前のジャージが流出してしまった物や、意図的に作られた物、またサイズや素材が選手の物とはかけはなれたただのオーセンティックジャージが販売されていたりします。
NBA等では数年前まで「プロカット・ジャージ」が販売されておりましたので、現在市場に流通している「プロカット・ジャージ」を名乗っている物は、NBA等のそういった物と混同されているのでは? と個人的には捉えております。
やはり選手用に製造された物を入手されるのでしたら、きちんと出もとの分かる「ゲーム・イシュー・ジャージ」を入手されることをお薦めいたします。
投稿者 yamamoto : 15:10
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2008年03月31日
ジャージの価値
Q:松坂選手の実使用のホームジャージの鑑定をテレビで拝見しました。高額で驚いたのですが、ジャージには、その他にロード、オルタネイトがあります。それぞれのジャージの価値というものはホームと違ってくるのでしょうか。よろしくお願いいたします。
Koshunさんからの質問
A:Koshun様、よろしくお願い致します。
さて「ホームジャージとロード、オルタネイトジャージでは価値が違ってくるのか?」というご質問ですが、ジャージの種類によって価格に違いが出てくる場合がございます。
例えばヤンキースのユニフォームですとやはりホームジャージの方が好まれます。
欲しい人が多い物(需要が多い物)ほど市場に出回る数が少なくなってしまいますので、必然的に価格が高くなってしまいます。
また選手が何か記録を達成した時に着用していた種類のジャージも、人々の印象に残る分価格も上がってしまいます。
価値というより人気のある順番と致しましては、ホーム、オルタネイト、ロードかなという印象を個人的には持っています。
が、これもチームによってよりけりで、レッドソックスなんかはオルタネイトのイメージがあまりないのでは?と思います。そうなるとホーム、ロードの順番でしょうか。
しかしあまり評判が良くないからと直ぐに廃止されたジャージが、後々希少価値が出て価格が上がることもありますので、マーケットというのはやっかいなものです。
最終的にはどこに「価値」を求めるのか―人気のある物なのか、その物に対する思い入れなのか、後から高くなりそうな物に投資するのか―、はコレクターの方それぞれの集め方やこだわりによる、と私は考えております。
余談ですが、ご質問の中にあった松坂大輔投手のホームジャージ上下ですが、あれはアメリカでの卸売価格に加えて、日本に輸入し販売した場合にかかる4種類の税金(輸入関税、地方消費税、消費税、販売した場合にかかる消費税)、卸売価格に販売利益を乗せたトータルで計算した金額です。
高額商品を日本に輸入すると税金だけでも相当かかりますので、アメリカでの小売価格がそのまま日本での販売価格になるわけではないという良い例かと思います。
投稿者 yamamoto : 17:14
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