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2008年08月06日
サイン等について
Q:こんにちは、山本さま。
先日はご質問に答えていただきましてありがとうございました。
私はコレクション歴7年程になるのですがどうしてもわからないことがあります。
基本的なことかもしれませんが、サインアイテムの証明書等でプライベートサインと表示される物もあるのですが、「プライベートサイン」とはいったいどういった物なのでしょうか?
もう一点ですが、UD社等と独占契約を結んでいる選手がなぜ他のメモラビリア会社のサイン会や、サインアイテム等、販売しているのかがわかりません。独占というのはその会社のみが取扱いができるものだと理解しておりましたが……。詳しく教えていただけますでしょうか? よろしくお願い致します。
PRIORさんからの質問
A:PRIOR様、よろしくお願い致します。
さて、まず「サインアイテムの証明書等でプライベートサインと表示される物もあるのですが、『プライベートサイン』とはいったいどういった物なのでしょうか?」というご質問ですが、プライベートサインとは読んでそのまま「私的なサイン」ということですので、個人的に球場や、サイン会、宿泊ホテル等で入手した物ということになります。
が、この場合「プライベートサイン」ではなく「プライベートサインニング」で書かれたサイン、という意味ではないのでしょうか?
それであれば、例えばアメリカの中小のディーラーやカードショップ等が、独自に選手と契約して、ボール何個にサインすればいくらみたいな契約を交わして書かせた物になります。
証明書に「プライベートサイン」と書かれている物のなかにも、こちらの「プライベートサインニング」の物である場合もあるのではないか? と思います。
その証明書がどういう物なのか、私は見ていないので結論は何ともいえませんが。
次に「UD社等と独占契約を結んでいる選手がなぜ他のメモラビリア会社のサイン会や、サインアイテム等、販売しているのかがわかりません。独占というのはその会社のみが取扱いができるものだと理解しておりましたが……」というご質問についてですが、色々と可能性は考えられます。
まずご存知のようにアメリカは契約社会ですので、本当に「独占契約」が結ばれているのであれば、基本的にはその会社以外から物が出てくるのは契約違反ということになります。
しかしここで問題になってくるのはその契約形態の内容です。
それは「部分的に」独占なのか、「完全に」独占なのかということです。
UDA社なら以前は選手を完全に独占していた時代もございましたが、今は特定の選手以外は部分的な契約を取っている場合もございます。それは先程上記に挙げたサインの個数であったり、契約期間であったりとさまざまです。
ですので、部分的な物であれば他社でサイン会を行なっていても別段問題はないという事になります。
あと最近ではサイン会社同士で直筆サインアイテムを融通しあって販売している場合もございます。
例えばサイン会社大手のスタイナー社がUDA社の独占契約選手である、マイケル・ジョーダンやタイガー・ウッズの物を販売していたりすることも実際あります。
ただしその場合は必ずHPの商品詳細を記載した文章のなかに、「証明書はUDA社の物が付属します」等と但し書きが書かれております。
アメリカのマーケット自体も選手の契約金が高騰したりして、この様に会社同士、ディーラー同士が独自に契約している選手の物を融通していかないと成り立たなくなってきているという現状がございます。
あと直筆サインアイテムに鑑定書が付いて販売されている場合もございます。これも在籍球団のファンフェスタで、地元ファンにサービスでサインを書いたもの等が、鑑定会社に持ち込まれて市場で販売されている、という場合もございます。
例えば昨年、松坂大輔投手はUDA社と独占契約を結びましたが、レッドソックスのボランティアプログラムできっちりとしたサインを書いておりました。おそらくこういった球団行事は含まない契約だったのでしょう。
もちろん先に「プライベートサイン」で回答させていただきましたとおり、個人的にもらった物に証明書を付けて販売している場合もございます。
ですので、結論と致しましては独占契約を結んでいるからといって、「絶対にそこの会社の物しか市場に流通することはない」と完全に言い切ることはできない、ということです。
もっとも独占契約をしていないのにも関わらず、独占契約を謳っている会社があったり、偽物に証明書が付いていたりすることがあれば、コレクターとしては判断が難しいところですよね。
このコーナーで何度も繰り返して書いておりますが、アメリカ、日本に関わらず、しっかりした証明書の物でも、よく分からない会社の物でも、ご自身でお分かりにならないことがある場合は、よくお店の方にご相談されて、納得の上でお買い上げになられることをお薦めいたします。
投稿者 yamamoto : 19:23

