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2008年07月07日

コレクションの醍醐味

Q:いつも楽しみに拝見させて頂いております。
私はコレクターと呼べるほど収集をしているわけではありませんが、コレクションの最大の醍醐味は『選手から直接いただく』だと思っております。もちろんそれが容易でないために購入するという手段を選ばざるをえないですが、山本さんの場合『選手から直接頂いたもの』と『購入して手に入れたもの』の価値観(金銭的価値は除く)をどのようにとらえていらっしゃいますか?
私は野茂投手がアメリカに渡って、不可能と言われたメジャーリーグへの挑戦で見事結果を残し、以来野茂投手の大ファンになりメジャーリーグに目を向けるようになりました。実際試合を何度か観に行ったのですが近づく事すらできずにアメリカのお店でサインボール買って帰ってきました。もちろんうれしかったのですが別の機会に他の選手からサインをもらった事があったのですが、それは今思い出してもアドレナリンがでます。笑
たいして活躍してる選手ではなかったのですがものすごく興奮しました。去年はレッドソックスの試合を観に行ったらLUIS TIANTという選手が始球式にきていて、その後サインを頂くことができました。始球式に来るくらいだから相当活躍した選手なんだと思い、その時はかなり興奮したのを覚えています。
私の最大の夢は、球場で野茂投手から直接ユニフォームをもらうことです。不可能と思うかもしれませんが山本さんの『あきらめたら終わり』と言うコメントがありましたので野茂投手が現役でありつづける限りアメリカに足を運ぼうと思っています。
話が少しそれましたが、例えば購入した野茂投手のユニフォームと球場で直接野茂投手から入手したサインボールを比べるとしたら私は後者のほうを好みます。
価値観の違いといえばそれまでですが山本さんはどう思いますか?

NOMOMANIAさんからの質問


A:NOMOMANIA様、はじめまして。
よろしくお願い致します。

さて「『選手から直接頂いたもの』と『購入して手に入れたもの』の価値観(金銭的価値は除く)をどのようにとらえてらっしゃいますか?」というご質問ですが、うーん……、非常に難しい質問ですね。

確かに選手から直接色んな物を頂けるのなら、それが一番幸福だと思います。
物もそうですが、選手にも直接会えますし。

ただメールの文中にもございましたが、やはり現実問題として誰もがスター選手や自分の欲しい選手から、直接サインやゲームで使用した物を頂ける訳ではありません。

当店のようなメモラビリアショップが存在している理由(又は意義)は、「××選手のサインが欲しい」、「実際に使用した物が欲しい」という、そういったコレクターの皆様のご要望にお答えできるようにそれらをお探しして販売し、コレクションのお手伝いをすることだと考えております。

当店のスタンスは「自力ゲットできるチャンスがあればチャレンジしてみて下さい」という感じです。

「自力ゲット」の為のご相談のお電話も過去に何人かのお客様から頂きましたし、知り得る限りの事はお答え致しております。

ですので回答といたしましては、「選手から直接頂いたもの」と「購入して手に入れたもの」の「価値観」という意味では、2つをまったく別物として分けて考えているという事になります。

私もアメリカの球場やコレクターショーでいろんな選手からサインを頂きました。

2001年頃の強かった頃のシアトル・マリナーズの選手は特に寄せ書きみたいにして集めましたし、コレクターショーではカル・リプケンJr.からサインを頂く時にちょっとだけお話しして、握手までしていただきました。その時は凄く感激したものです。

それから私は野茂投手のファンですので、野茂投手からサインを頂いた時は手が震えてましたね。

今でもアメリカの球場に行く時には、鞄の中に当たり前のようにボールとボールペンを入れて持ち歩いています。

ただここで勘違いしていただきたくないのは、メモラビリアショップをやっているからといって、選手から直接頂いた物を販売した事は一度もないという事です。

サインして頂いた物は、私が個人的にサインしてもらった物。
それは誰にもお譲りするつもりはございません。

当店が販売しているのは、あくまでもアメリカの市場に流通している物です。
それを輸入して価格をつけて販売する。
これが当店の仕事です。

「価値観」を一緒にはできない理由は、2つは似ているようであってもコレクションとしての意味が上記のようにまったく違うからです。

ただ2つに共通していることは、「どちらも貴重な物である」ということです。

ですので、メールの文中でNOMOMANIA様は「例えば購入した野茂投手のユニフォームと球場で直接野茂投手から入手したサインボールを比べるとしたら、私は後者のほうを好みます」と書かれておりましたが、私はそれは間違っていないと思います。

欲しい物を手に入れる。
それが一番だからです。

ただコレクターの方にはそれぞれの趣向がありますので、上記のような例え話の場合、「購入した野茂投手のユニフォーム」に価値観を置かれる方がいらっしゃるということもご理解いただければ幸いです。

最後に、NOMOMANIA様の最大の夢である「球場で野茂投手から直接ユニフォームをもらうこと」はずっと願い続けていて下さい。
難しくても願い続ける事が大切だと思います。
「夢をあきらめるな」です。頑張って下さい!!


追記
NOMOMANIA様がサインを貰われたルイス・ティアントの生涯成績は下記の通りです。
229勝172敗15セーブ 防御率3.30 奪三振2416
既にご存知かもしれませんが、ご参考まで。


投稿者 yamamoto : 2008年07月07日 20:12